水芭蕉の咲く清らかな水で育てた「北海道水芭蕉米」と
安全安心な北海道産のエサで育てた「日本一しあわせなにわとりの玉子」を生産している
北海道栗山町のThe北海道ファーム、栗原です。
稲作と養鶏で循環型農業に真面目に取り組んでいます。
前回、The北海道ファームのにわとりたちの主食である
北海道産100%の原料から作るエサを紹介しましたが、
実は、もう一つニワトリたちにとって大事な食べ物があります。
それは、緑餌つまり緑色のエサです。
The北海道ファームでは単純に、草などの植物類を生であげています。
畑にクローバーの種をまき育てたり、あるいは空地の雑草であったり
時には、規格外の廃棄野菜など、にわとりたちは、喜んで食べます。
どちらかと言うと根菜類より葉菜類の方が好きなようです。
そこで登場するのがこの機械。うまいこと中古で見つけてきました。
草を刈り取りながら、グラスバックという付属の袋に
刈り取った草を集めてくれる優れものです。
庭の芝刈りなどに使う機械です。
通称多田さんのポルシェ。7年以上経っているかは微妙なところです。
このように、草が伸びたところを刈り取っていきます。
トランプ支持の労働者の休日の写真のようですが、林さんです。
刈り取ったら、機械からグラスバックをとりはずして、
鶏舎の中などに撒いてあげます。
はい、このとおり。
「よこせ!よこせ!」争奪戦が始まります。
一人当たり100gは、あるのに数時間で完食します。
もちろん通常のエサとは別に与えています。
ニワトリ本来の性質として、緑の葉っぱ類は大好きな食べ物のひとつです。
The北海道ファームの場合は、広大な放牧場を有してにわとりたちを放していますが、
放牧場内の地面に生える草は、にわとりたちが食べつくすので、
このような作業で、緑の葉っぱをたくさん与えています。
もちろん自家配合エサだけでも、にわとりたちには充分ですが、
やはり緑のエサを与えると ますます健康で元気になるようです。
林さんいわく「あいつら、お米を食べて満腹なはずなのに、
葉っぱは別腹なのか、がつがつ食べるんだよ~」だそうです。
緑のエサは、手間さえかければ沢山あげられるので、
沢山あげてにわとりたちを喜ばせたいと思います。
~お知らせ~
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動画でも、養鶏と稲作の様子をお伝えしていくのでチェックしてくださいね。