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農場ブログ

台風並みの大風で

2017年12月27日

水芭蕉の咲く清らかな水で育てた「北海道水芭蕉米」と

安全安心な北海道産のエサで育てた「日本一しあわせなにわとりの玉子」を生産している

北海道栗山町のThe北海道ファーム、栗原です。

稲作と養鶏で循環型農業に真面目に取り組んでいます。

 

The北海道ファームのある栗山町では、ここ数日強風が吹き荒れました。

雪はたいした量ではないのですが、普段あまり吹かない方向の西風だったので、

The北海道ファームでも、一部で被害が出ました。

 

作業場の屋根のプラトタンが、飛んでいきました。

見ている目の前でとんでいったのでトタンはすぐに回収して、

応急処置をして、何とか被害はこれだけで済みました。

もし夜間だったら、気が付くのが遅れて朝見てみたら、屋根がない!という事に

なっていたかもしれないので、気が付くのが早くて良かったです。

 

応急処置は、してあるものの このまま一冬過ごすのはリスクが大きいので

風が弱まってきたのをみはからい、少々無理して修理をします。

 

赤い矢印で指したところ、応急処置で木を当ててトタンを押さえつけて

風であおられても、抑えが効くようにしてあります。

実は、強風でトタンが飛び始めている中で、この応急処置をするのも

非常に大変でした。結構身の危険を感じましたよ。

 

作業自体は、単純で飛んでいったトタンを定位置にあてて、

釘を打って、再度取り付けるだけですが、雪の中での作業なので色々と大変です。

写真のように、屋根の上に道具を置くと、作業の振動で滑って下まで落ちていく・・・・。

ちょっと置いたハンマーが、屋根から落ちて地面にある、そんな感じです。

 

油断すると自分も屋根の傾斜と積雪で、なだれのように落ちて行きかねない・・・。

作業中は、危なすぎて写真を撮る余裕は、ほぼない状態ですね。

安全第一で、危険回避が優先です。

 

釘を取ろうと手で探ると・・・・・・

雪まみれで冷たい。と言うより素手で触ると痛い。

釘を打つために左手で釘を保持していると、特に冷たい。

手袋を外すと数分でかじかんで、作業が困難になります。

やりにくいけど、手袋は外せないです。

 

インパクトドライバーでネジを緩めようとすると・・・・

ネジのプラスの溝に氷がついて、ドライバーで回せない・・・。

 

インパクトドライバーを その辺に置くと・・・・・

あっという間に 雪まみれ。

色々問題があるような。当然バッテリーも消耗が早い気がします。

 

それでも何とか、修理完了。

雪の中での作業なので、時間は倍以上かかって仕上がりは、最低限という感じ。

強風に備えて、上からトタンを押さえる木は、取り付けて置くことにしました。

 

めったに吹いてこない西方向からの強風だったので、

多少被害が出ましたが、大事にならずに良かったです。

 

なお、なぜ屋根修理の話題が唐突にブログに登場するかと言うと、

あまりにも寒風吹きすさぶ中の作業がつらすぎて、

「ブログのネタにする」というモチベーションが無いと、

やる気が出なかったからです・・・。すいません。

二度と、雪の中で屋根の修理はしたくないですね。

 

 

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