水芭蕉の咲く清らかな水で育てた「北海道水芭蕉米」と
安全安心な北海道産のエサで育てた「日本一しあわせなにわとりの玉子」を生産している
北海道栗山町のThe北海道ファーム、栗原です。
稲作と養鶏で循環型農業に真面目に取り組んでいます。
一日一日 雪解けが進み春に近づくここ栗山町。どうも気分がソワソワしますね。
という事で、早朝から田んぼの雪解けを助けるための作業です。
「炭太郎」 鶏糞を炭化させた粉末状の炭です。
化学合成ではないという意味で 天然の資材ですね。
にわとりの飼育で出る副産物を製品化したという所が、
とても気に入っていた資材ですが、生産中止で在庫限りで販売終了らしいです。
今年は、これで撒いてみました。
「サンプキング」=散布の王様?
農業機械のネーミングにありがちなダジャレ系、大げさ系の雰囲気がする名前です。
農道ぞいなど、雪が吹き溜まっている所を中心に散布します。
色が黒いので太陽熱を効率的に活用して 雪解けを促進します。
縞模様にムラがありますが、これはアドバイスの通りの撒き方です。
均一に真っ黒にするよりも、色ムラがある方が表面積が増えて融けるので
少ない融雪資材でも 効率的に融雪促進ができるそうです。
何の作業でも、ただ漫然と作業をするのと、
理屈や原理を考えて作業をするのでは、結果が変わってくるわけです。
農業は、体力勝負というイメージがありますが、
実は、コツや経験、知識等が大きなウエイトを占めています。
力自慢、体力自慢の若い農家よりも ベテランのおじいさん農家が
その知識の豊富さと経験から「いいもの」を作れたり、作業が早い事は、よくあることです。
農業も勉強は、大事ですね。
作業を していると近所の田んぼに白鳥の姿がありました。
渡り鳥も、越冬を終えてシベリア方面に帰り始めました。
いよいよ、春ですね。
~お知らせ~
The北海道ファーム製品の全商品は、こちらから。
http://shop.thehokkaido-farm.co.jp/
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