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農場ブログ

収穫量調査は、不作傾向に

2018年09月17日

水芭蕉の咲く清らかな水で育てた「北海道水芭蕉米」と

安全安心な北海道産のエサで育てた「日本一しあわせなにわとりの玉子」を生産している

北海道栗山町のThe北海道ファーム、栗原です。

 

The北海道ファームの田んぼがある栗山町旭台地区で

お米を栽培している農家が集まって、地区の収穫量調査が行われました。

 

まずは、事前に調査に入る田んぼを決めて目印を立てておきます。

どこの田んぼをチョイスするかも、規定があり隣接した田んぼ数枚を一組にして、

栽培品種等も考慮しながら、だいたい4~5枚に1枚程度、調査する田んぼを決めます。

The北海道ファームでは 26枚に田んぼを耕作しているので、6枚の田んぼに調査に入りました。

 

目印を立てた調査に入る田んぼに 刈取りに入ります。

目印を見ながら、田んぼの大きさによって何列目、何列目、と入る位置が

決まっていて、3か所刈取りに入ります。

刈り取り方も、統一された通称コンパスという道具で、

決められた範囲を、正確に刈り取ります。

 

各家の田んぼを 数枚づつ刈り取ります。

どの家のどの田んぼと、判るようにして束ねた物を

作業場に回収、収量調査のサンプルが集まってきます。

 

集まってきたサンプルの稲の束を、脱穀します。

3台の小型脱穀機で、稲の束からモミを外していきます。

今は、コンバインが脱穀してくれるのが基本なので、

手で脱穀をするのは、この時だけですね。

モミが外れたら、そのモミを計量します。

すると、「モミ量が、2キロなので予想収穫量は448kg」と、

計算式をもとにした早見表で、今年の予想収穫量が出てきます。

 

これを各家のサンプル田んぼの数枚を それぞれ行い、

規定のパソコンソフトに数値を入力すれば、その家の今年の予想収穫量が出ます。

その数値を、過去の平均数量と比べると、「豊作だな」「不作だな」となります。

 

では、気になるThe北海道ファームの今年の収穫の予想は・・・・、不作。

収穫量的には、ここ5年平均よりも少ないという結果になりました。

地域のなかでも、毎年定位置の収穫量最下位です。

品種ごとや施肥条件や植え付け時期などで比較した

細かい内容の分析は、あとあとじっくり考えてみます。

 

まぁベテラン稲作農家がそろう旭台地区全体でも、不作傾向ですし、

北海道全体でも、不作の傾向なので、やむなしというところでしょうか。

18年産は、米の値段が上がるかもしれませんね。

 

2018年のThe北海道ファームのお米作りは、

残念ながら量的には、不作ということになりました。

後は、実際に刈り入れてみて、味の方がどうなっているか?

The北海道ファームでは、量よりも味の判定が重要事項です。

どんな味で仕上がってくるか、楽しみですね。

 

さぁ試し刈りが終わると、いよいよ稲刈りも目の前です。

準備に追われてバタバタしていますが、天候がよく助かっています。

もう今月は ずーっと晴れてほしい。そんな思いでいます。

 

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どうぞ、ご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

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