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農場ブログ

台風&地震の状況です

2018年09月09日

皆さまにご心配をいただきありがとうございます。

 

The北海道ファームのある栗山町は、今回地震で大きな被害が出ている

北海道厚真町から約35km、車で1時間弱の距離です。

幸い、The北海道ファームにおいては人命にかかわるような被害はなく、

主に台風による多少の建物や設備の被害があった程度です。

 

お米については、台風で極一部が倒伏しましたが、気にするような被害はありません。

あれだけの大風で倒れないという事は、「ついているモミが少なくて軽いから」という

見立てもあり、収穫量が少なくなる不作の気配は、より濃厚です。

あとは、地震の影響で土中の排水管やパイプラインがずれているかもしれませんが

今のところ、田んぼに水がない時期なので判りません。

どこかに地割れや液状化もあるかもしれませんね。

 

にわとりにおいては、放牧場の天井にしている網が、大風で破れました。

幸い事前に、にわとりたちは鶏舎の中に誘導して外に出していなかったので、

にわとりの大脱走や、野生動物の進入はありませんでした。事前避難が功を奏しました。

修復用に網を手配しましたが、復旧までにわとりを外に出すのは、控える状況です。

鶏舎の中も にわとりが自由に動き回れるスペースを確保していますが、

外での放牧ができないと、にわとりにストレスがかかりそうで心配です。

 

建物関連では、作業小屋の壁が飛ばされました。

幸い、敷地内に部材がとどまっていたので回収して修理をしています。

 

精米工場では、倉庫部分のシャッターが強風にあおられて、内側に外れました。

これ以上被害が拡大しない様に内側から押さえる応急処置をしてありますが、

自力復旧は、難しそうなので業者さんの対応待ちですね。

 

農場や自宅では、木が倒れたり枝が折れる被害が続出です。

建物や、車に倒れ掛からないで良かったですが、

このままにしておくと危ないので、チェンソーで切り倒して片づけています。

今までにない強風だった事が分かります。

 

農場の簡易トイレも危機一髪の状況、場所がずれています。

アンカーボルトで固定していたため、ずれた程度で済みましたが、

もし倒れて転がって行ったらと思うと・・・・・。ちなみに使用しているトイレです。

やっぱり万が一への備えは大事でしたね。

 

そして、最大の被害は、THFの社員寮。屋根が半分めくれています。

まさに台風被害の家屋そのものです。

数キロ先から畑が続く風当りのよい家なので、強風が直撃しましたね。

「台風の夜中に大きな音がして怖かった。朝見たら屋根がめくれていた」とは、

ハヤシ監督のコメントです。普通のコメントです。

 

当然、雨漏りがあったので畳をあげて乾燥させたり、

片づけ作業を進めています。

屋根の方は、大工さんがきて応急処置でブルーシートを張っていきました。

 

 

The北海道ファームの関係では、地震の被害と言うよりもほぼ台風の被害でした。

倉庫の中には、天井近くまで積んである備品や、お米もありましたが

倒れる事もなく、助かりました。立てかけてあった脚立が倒れた位です。

トヨタL&Fのラックを使用していますが、今回の地震に耐えたことで信頼感が増しました。

 

今のところ、徐々に復旧が進んで、電気水道等は通常通りになりました。

まだ、スタンドの給油制限でガソリンの安定的な確保が難しい状況は続いています。

また、物流関係が乱れているので、お米の出荷や玉子の出荷に影響が出ていますが、

ある程度時間がたてば、改善してくると思います。

 

 

~お知らせ~

The北海道ファーム製品の購入は、こちらから。

http://shop.thehokkaido-farm.co.jp/

どうぞ、ご覧ください。

※玉子は品質保持と物州の関係で、新規の受け付けを 中断しています。

他は、千葉の物流センターから出荷できます。

 

 

 

 

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