The北海道ファーム
menu

The北海道ファーム

農場ブログ

十全社グループ忘年会で農家の未来を考えた

2019年12月24日

水芭蕉の咲く清らかな水で育てた「北海道水芭蕉米」と

安全安心な北海道産のエサで育てた「日本一しあわせなにわとりの玉子」を生産している

北海道栗山町のThe北海道ファーム、栗原です。

 

12月も後半になると、各種団体の年末総会や忘年会など会合ごともだいたい終わりになってきました。

今年は、というか今年も、12月の雪が少ない栗山町。

まだ本格的な除雪を始めないで何とかなっています。

 

先日は、The北海道ファーム株式会社のグループ会社各社から

ほぼ全スタッフがそろう十全社グループ 忘年会が行われました。

グループ各社総勢100名オーバーだと思います。

普段、会う事がないグループ各社のスタッフと顔を合わせる年に1度の機会です。

特に、The北海道ファームのスタッフは、北海道で仕事をしているので、

なかなか、グループ他社のスタッフと会う機会がないんですよね。

1年ぶりに会う方もいれば、新入社員で始めましての方もたくさんいるという会合でした。

沢山の人と会い、お話しするのは、やっぱり良いですね。

電話やメールでは、換えられない事ってありますよね。

 

さて北海道からの参加なので、当然飛行機で移動するわけですが、

往復3時間 機中の時間を有効活用するべく、勉強です。

農業の将来的な所の本を この機会にまとめて読みましたが、

「農家の未来。あんまり楽しくなさそうだな」と言うのが率直な感想です。

この本に書いてあるように 技術的進歩が進んでいくと

AI農業の普及、RPAの導入、自立型ロボット農機の導入などが進んでいくと、

農業に人手が要らなくなりますね。人間が出ていくところがなくなりそうです。

という事は、The北海道ファームの農業こんな感じに。

 

朝 自動運転の自動車で ひとり事務所に行き、PC上で進捗状況を一応チェック。

(実は RPAで作業計画から進捗管理までしているので、見ても意味なし)

自動で動いているトラクターの様子を見る。

(実は、異常があれば、トラクターの自己診断と通報装置でメーカーが見に来るので見る必要なし)

田畑の様子を 一回り見回り。

(実は、ドローンと画像解析、各種センサーで作物を監視しているので 必要なし)

最後に、近所の農家さんと立ち話をしようかなと思うも 大規模化しすぎて隣の農家がいない

結局、人間がやることがなくて、帰宅。

今日も会社で誰にも合わない。一人農業。最近運動不足で太ったな。

 

なんて、状況になりそうです。いや確かに効率化して利益も出るんだろうけど、つまらないですよ。

やっぱり、田んぼの見回りの途中で先輩農家とお話したり、

近所の会合で、作物について情報交換したり、そういうのが楽しみでもあるわけですよ。

時間かかるねと言いながら、田んぼを見て回るのが、いいわけですよ。

そう言うの全部無駄。画面上で見て、ロボット任せが一番効率的。

広大な農場で事務所に一人。良い農業という感じしないんですよね。

 

まぁ、そこまで行くのに10年くらいはかかるだろうから、まだ今は、いいですけど。

生きてるうちに、そんなレベルまで農業も進歩しそうですね。

爺になったら「昔は、田植え機をまっすぐ走らせて一人前だった」とか、

「アゼを歩いて田んぼを見回ったんだ」と言って、

令和生まれの農家に「そんなの江戸時代ですか。信じられない」って言われたりするんでしょうね。

 

技術の進歩は、当然利用しますが、気持ちがついていかないような気がします。

といいつつスマホもネットも 自然と利用しているので 慣れるんでしょうね。

 

お知らせ1**********************************************************************

The北海道ファーム インスタやっています。

ブログより画像がgood!のぞいてくださいね。

https://www.instagram.com/thehokkaidofarm/

↑ アカウント名が少し変わりました。ご注意ください。

水芭蕉 米(みずばしょう まい)が更新中?

 

お知らせ2***********************************************************************

The北海道ファーム製品の購入は、こちらから。

http://shop.thehokkaido-farm.co.jp/

米―1グランプリで決勝に進出したお米も販売しています。

ぜひご利用ください。

 

 

 

トップページ → 農場ブログ → 十全社グループ忘年会で農家の未来を考えた