田植えについていろいろご紹介してきました。
今回は、The北海道ファームの田植え機についている施肥機の紹介です。
田植え機の車体真ん中にあるこのタンク。
中には、粒上の肥料が入っています。
田植えをしながら、このタンクから白いホースを伝わって肥料が地面に入ります。
植え付けられた苗の根元に粒状の肥料がこのように散布されます。
※写真はイメージ 実際には土が被り見えません。
側条施肥装置という装置です。
写真のように田んぼ全体には、春作業で肥料を散布しました。
それだけではなく、植え付けた苗一株一株に肥料をあげるということです。
当然一株ごとに根の近くに肥料をあげるので、肥料の吸収が早く、効率的というメリットがあります。
そのことで、植え付け後すぐに苗が肥料を吸収して成長の糧にできるんです。
側条施肥は植え付け後の初期生育に効く!という事です。
田んぼ全体への施肥と、側条施肥の組み合わせで施肥の量とタイミングをコントロールして
良い稲を作るというこの技術。素晴らしい技術です。すごいぞ田植え機!すごいぞ稲作!
田んぼで植え付け途中での肥料の補給は、大変ですが
使える技術は、フル活用でよいお米づくりをしていきます。