The北海道ファームの田んぼのうち3割程度の面積は、
農業用水の流れる位置から比較して、高さが上の所に位置しています。
そうなると、田んぼに入水するのに欠かせないのがポンプです。
通常は、2台のポンプを駆使して7枚の田んぼに水を持ち上げていれています。
The北海道ファームの田んぼは、ポンプが故障すると水の管理ができなくなり
大変なことになるという状況です。そうポンプは生命線。まさにライフライン。
という事で、ポンプの手入れは欠かせません。
ポンプのトラブルの原因のほとんどは、この吸水口から始まります。
大きなごみを吸い込んで、ポンプ内部の部品を破損させたり、
吸水口にビニールが張り付いて吸水しなくなったり、
ここを気を付けて確認しておくのが大切です。
この吸水口、フィルターの役目をする網やカゴでカバーするの基本ですが、
なかなか、いい物がないので試行錯誤中です。
ポンプをいたわるあまり、細かい網目にすると
目詰まりして吸水しにくくなるし、大きな網目では意味がない。
やわらかい材質だと、それ自体が吸水口に吸い込まれるし。
いまのところ、写真のように10mmの金網を縛って袋状にしています。
この上から、もう少し目の細かい網袋をかけてみようかなとも思います。
実は春にポンプの故障に泣かされたので同じことを繰り返さないよう、いろいろ試しています。
トラブルが起きる前に 手を打つ。どんな仕事でも同じですね。
ちなみに、こういう状況であれこれと吸水口を細工しているので
そのうち自分が仮設橋から、下の用水に落ちそうな気がします。