水芭蕉の咲く清らかな水で育てた「北海道水芭蕉米」と
安全安心な北海道産のエサで育てた「日本一しあわせなにわとりの玉子」を生産している
北海道栗山町のThe北海道ファーム、栗原です。
稲作と養鶏で循環型農業に真面目に取り組んでいます。
The北海道ファームのある栗山町を 車で走っていると畑に花が咲いているのを見かけます。
さて、何の花でしょうか?
白くて、小さい花が咲いています。
そう、ジャガイモ畑でじゃがいもの花が満開を むかえています。
きれいな景色になりますが、畑には立入厳禁です。
安易な気持ちで立ち入ると、靴の裏に付いた土や車のタイヤに付いた土から
病害虫が畑に侵入して、作物に大打撃を与えたり、
2度と作物が作れない畑になる可能性すらあります。
とくに、観光客の皆さんは、記念写真の為に畑に入りがちなので要注意です。
道端の畑に、入り込むと農家から「キツイお説教」を受けます。
もし病害虫でも持ち込もうものなら「地域の農業を壊滅させた犯人として追われる」くらいの感じです。
ということで、畑に入るのは、本当にやめておいた方がいいですよ。
さておき、The北海道ファームの畑でも林さんがじゃがいもに挑戦中。
ご近所の大先輩からいただい種イモを植え付けて、今のところ順調に生育中。
この品種は、薄い紫色の花が咲いていますね。
ジャガイモも品種によって花の色が何種類かあるんですね。
林さんは、大先輩に教えを受けつつ畑の防除をしています。
「とりあえず、試験的に栽培を」と言う話で家庭菜園に植え付けましたが、
大量に植え付けすぎかと思われます。食欲に突き動かされて、植えてしまったんだろな~。
これだけ大量に植えてしまうと、収穫作業自体が大変なことになりそうです。
さらに、多分収穫量自体もトン単位の予感がします。
「こんなに作ってどうする」の状態になりそうです。
まぁグループ会社全体のスタッフに冬のボーナス現物支給で配布するという手もありそうですが、
「年末に向けてイモを配給します」って、どこぞの食糧難の国みたいですね。
なんとか、このイモを商品化して売り上げをあげる方法を考えないと・・・・。
保存がきいて、加工賃が安価で、人気がでそうなじゃがいも商品・・・・。
「そんなのあれば、もう自分が作っているわ」農家のツッコミが聞こえてきます。
と言うより、商品化の道筋も考えずに大量に植え付けては、いけないですね。
自分で食べきれる分だけ植えるか、商品にして利益を出すまで計画して植えるか。
収支の合わない生産活動は、疲れるだけなので禁止です。
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