2017年12月05日
水芭蕉の咲く清らかな水で育てた「北海道水芭蕉米」と
安全安心な北海道産のエサで育てた「日本一しあわせなにわとりの玉子」を生産している
北海道栗山町のThe北海道ファーム、栗原です。
稲作と養鶏で循環型農業に真面目に取り組んでいます。
さて、12月2日は、山形県庄内町にて行われた
「あなたが選ぶ 日本一おいしいお米コンテスト 決勝大会」へ出場する
The北海道ファームのおぼろづきを 応援しに行ってきました。
長くなるので、今回の記事は、前 中 後編の3部構成です
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いよいよ開会のコンテスト会場、審査員の方々は壇上で試食、
参加者は、その様子を見守るという状況でした。
決勝大会の審査は、メジャー部門、プレミアム部門に分かれて行われます。
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The北海道ファーム、栗原は、全国の応募から12名が予選を突破した
プレミアム部門で決勝大会に挑みます。
この時点で、全国ベスト12!それだけでも、うれしいかぎりですが、
ここまで来ると、「あわよくば!」と、欲が出ます。頑張れおぼろづき!
という事で、決勝大会準決勝が始まります。
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炊飯は、審査の公平を期すため同じ炊飯器、同じ炊き方で行われますが、
水加減などのは、炊飯係の方に指示することが出来ました。
栗原も、おぼろづきのセオリー 水をやや少なめにお願いし、確認しています。
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さぁ、それぞれのお米が炊き上がって盛り付けられています。
The北海道ファームのお米も、この中にありますが、
品種や出品者が判らない様に 無記名での審査なので、どれが自分のお米か判りません。
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プレミアム部門 準決勝 6名分の実食審査が、行われています。
「がんばれ、The北海道ファームのおぼろづき!」
相変わらずの、稲まかせ、米まかせ 自分は応援するだけですね。
という事で 中編 後編に続きます。
~お知らせ~
The北海道ファーム製品の通信販売サイトはこちら。
http://shop.thehokkaido-farm.co.jp/
どうぞ、ご覧ください。
※コンテスト出品米が、商品に含まれているか、
順次切り替え中なので、注文時お問い合わせください
2017年11月30日
水芭蕉の咲く清らかな水で育てた「北海道水芭蕉米」と
安全安心な北海道産のエサで育てた「日本一しあわせなにわとりの玉子」を生産している
北海道栗山町のThe北海道ファーム、栗原です。
稲作と養鶏で循環型農業に真面目に取り組んでいます。
さて、今週末12月2日は、いよいよ!
第11回あなたが選ぶ日本一おいしいお米コンテスト 決勝大会です!
全国の米農家から、おいしいお米を作る米職人が集うこの大会。
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我がThe北海道ファームは、おぼろづきで決勝大会に
挑むことが出来ました。それだけでも、すごい事ですが、
The北海道ファームのおぼろづきは、決勝大会でどこまで善戦できるのか。
と言っても、今からできることは特にありません。
決勝大会用のお米も すでに送付済みです。
結局は「神様、仏様、お米様」のお米だのみ、お米まかせです。
沢山の皆様に助けていただきながら、
The北海道ファームと十全社のスタッフで、
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こうやって、種をまいて
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植付をして
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秋に刈り取ったお米ですが、
最後は、いつもお米だのみ、お米まかせでした。
さてさて今度は、どんな結果になるのでしょうか。
頑張れ The北海道ファームのお米。
後は、会場でそっと見守るだけです。
2017年11月30日
水芭蕉の咲く清らかな水で育てた「北海道水芭蕉米」と
安全安心な北海道産のエサで育てた「日本一しあわせなにわとりの玉子」を生産している
北海道栗山町のThe北海道ファーム、栗原です。
稲作と養鶏で循環型農業に真面目に取り組んでいます。
ここ数日、気温の変化が激しく、寒暖差で風邪を引きました。
最高気温が10℃位の暖かい日と、マイナスな寒い日が
交互に来るので、体調を崩しやすい時期ですが、
精米工場の故障の関係で、米ぬかの粉じんを吸い込んだのも
喉鼻に悪さをした気がします。
こちらは、順調に稼働しだした精米工場の様子です。
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次々と、2合に袋詰めされたお米が機械から出てきます。
2017年産のお米の袋詰め作業です。
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お米の2合詰パックを、順に出荷袋に詰めています。
写真は、1年ぶりに防寒つなぎを着用したら、つなぎの横が裂けたH氏です。
制服のつなぎ 3Lサイズが着られない強靭な体型に肉体改造してきたようです。
この場合、サイズUPを支給するべきか、自己責任で無視するか、迷うところです。
いくら、The北海道ファームのお米や北海道の食べ物がおいしいからと言って
去年着れた3Lサイズの制服が着れなくなるのは、・・・・。
だいたい3Lより大きいサイズは、値段も上がるしな~。
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約1週間の工場作業で5トンコンテナ1基分の出荷準備が出来ました。
同時に送る、紙袋のお米など別注文の品物もあります。
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お世話になっている運送屋さんがコンテナを持ってきます。
フォークリフトと人力!で積込作業をしています。
0℃前後の作業ですが、やや汗ばんできますね。
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さて、準備完了です。
2017年産の新米が千葉県の本社に向かって出発します。
今年のお米は「ここ十年で最高の出来」かつ、
日本一おいしいお米コンテストで、決勝に残りったお米。
自信を持って、送り出せます。
皆様の所にお米が届いて、食べていただけることを
The北海道ファームも楽しみにしています。
~お知らせ~
The北海道ファーム製品の通信販売サイトはこちら。
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どうぞ、ご覧ください。
※製品が新米かについては、注文時お問い合わせください。
2017年11月24日
水芭蕉の咲く清らかな水で育てた「北海道水芭蕉米」と
安全安心な北海道産のエサで育てた「日本一しあわせなにわとりの玉子」を生産している
北海道栗山町のThe北海道ファーム、栗原です。
稲作と養鶏で循環型農業に真面目に取り組んでいます。
昨日の雨で積雪は、溶けましたが今朝は冷え込みました。
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田んぼの、水たまりも凍り付いています。
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事務所前の、水たまりも凍り付いています。
うっかり踏んでしまうと、人間なら転んだり、車ならタイヤが滑ったり、
何かとトラブルのもとになるので、気をつけないといけません。
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まぁ、車については、冬の間使用する車は、スタッドレスタイヤに交換済ですが、
それでも、凍った水たまりには、注意が必要です。
とくに、この時期は凍結路面と 雪が解けて濡れた路面、
乾いた路面が、場所によって混じりあった状況になるので、結構危険です。
乾いた路面で調子よく走っていると、建物の陰で急に凍結していたり・・・。
いっそ、全面凍結、アイスバーンの方が覚悟して運転するのでいいかもしれません。
そんな、寒い冬になってきたThe北海道ファームですが、
寒さを感じさせない、元気に動き回るスタッフたちが・・・・・・。
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そう、The北海道ファームの鶏卵部門、にわとりたちです。
羽毛を 身にまとっているせいか、全然寒くなさそうです。
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エサを 準備中の林さんに 柵越しに鳴き声でプレッシャーをかけています。
「早く、ご飯をよこせ!」 「腹が へったぞ!」
「そんな量じゃ、足りないぞ!」 口々に勝手な事を 言っているようです。
350の部下を束ねる林場長、主張が激しい部下で苦労が絶えません。
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食後には、冷たい水をガンガン飲みます。
人間なら、「食後は、暖かいお茶にして~」と言いたくなると思いますが、
冷たい飲み物でも、全く問題ないようです。
昨年の冬の状況を 見ていると、にわとりたちは、
マイナス10℃位では、全然平気な顔で通常の生活をしてるような感じです。
マイナス15℃以下になってくると、集団でまとまって暖を取ろうとする時もありますが、
北海道栗山町の真冬位なら、寒くて過ごせないという事は、なさそうです。
やっぱり、天然の羽毛を 身にまとっている効果は絶大なようです。
沢山空気を含んで、体温を逃がさない効果が 発揮されています。
にわとりの元気さを見習って、寒い冬を元気に過ごしたいものです。
もちろん、人間には羽毛が無いので、防寒着と暖房は欠かせませんが・・・。
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まったく寒さに動じない、国産飼料100%で育てた
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2017年11月22日
水芭蕉の咲く清らかな水で育てた「北海道水芭蕉米」と
安全安心な北海道産のエサで育てた「日本一しあわせなにわとりの玉子」を生産している
北海道栗山町のThe北海道ファーム、栗原です。
稲作と養鶏で循環型農業に真面目に取り組んでいます。
The北海道ファームのある、北海道栗山町旭台。
今冬最初の積雪です。気温はマイナス2度くらいです。
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この雪は、まだ根雪にはならないと思いますが、いよいよ冬が来ますね。
雪前に何とか終えておきたい仕事におわれて、師走なみの忙しさです。
と、待ちわびていたぶどうの苗が届きました。
急遽の注文に、在庫を都合して出荷してくださった貴重なぶどうの苗。
ありがたいことです。
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実は、箱を見た瞬間、見慣れた6.25のアレに見えてしまった・・・・。
という事で、積雪を承知でぶどうの苗を仮植えしました。
ぶどうの苗には、秋植えがいいようですが、あいにく当地は寒地なので
秋植えすると、冬の間に苗木が凍害でダメになる可能性が非常に高いという事で
仮植えをすることにしました。
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農場のある栗山町付近では、土の凍結する深さは、約30㎝位という事で、
地面に40cmの穴を掘っていきます。
と言ってもまずは積雪をどけて、地面を出して、そこから穴掘り。
畑地な上に、土が湿っていてユンボも入れないので、人力!
湿った土の 重い事。乾いた土で作業をしたかったですが、天候がそれを許さない。
久しぶりの、完全人力穴掘り作業に、極寒でも汗をかきます。
休むと汗が冷えて風邪を引くので、休まず作業・・・・。う~ん。つらい。
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掘った穴、というか溝状の所に 大事な苗木を並べていきます。
※写真でいうと、奥の方です。
そのあと、土を40cmの厚みになる様にかけていきます。
土中に隙間なく、苗木を埋め込むのがコツという事で、意識しながら埋め戻します。
雪が混じると、土中に空間ができるので雪の埋め込みもNGです。
結構 気を使います。
※写真でいうと手前の方です。
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さらに、霜よけや保温のための ムシロを上にかけます。
飛ばない様に、杭で押さえてあります。
すぐ過保護にしたがるThe北海道ファームは、
「上に断熱剤を引いたらよさそう」と思いましたが、どこにもそんな方法はないようです。
断熱材で蒸れて(断熱材は通気性が悪いものがほとんど)でカビが出たりしても良くないし、
素人の浅知恵よりも、苗木農家さんのアドバイス、テキストの方法に素直に従います。
まずは、基本の手法でやってみます。
ほんとうは、濡れた地面で作業をしたのも気になりますが・・・。
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こんな感じで、ブドウの苗の仮植えが完了。
一部、ムシロが足りないところは、稲わらをかぶせました。
稲わらかぶせの方法も実際にあるので比較実験にもなりそうです。
後は、この上に雪が積もって保温されれば、OKなはずです。
The北海道ファームのある栗山町は、厳寒期でマイナス15℃くらいになりますが、
ぶどうの苗木には、頑張って冬を超えてほしいです。いや超えてくれないと、困るな。
これで、来年の雪解け後、ある程度気温が上がり
ぶどうの苗木が 休眠から覚め芽吹くタイミングで本植付をする予定です。
The北海道ファームのワイン計画 最初の1歩と相成りました。
さて、まずはぶどうの収穫までを目標に、数年がかりで取り組んでみます。
はたしてワインまでたどり着くのは、いつになるのか?
栗の木を育成中の、「栗山町で栗原がつくった栗ごはん計画」と並ぶ
長期計画になりそうな「The北海道ファーム 農家の自家製ワイン計画」です。
とりあえず6年後のThe北海道ファーム株式会社の開業10周年記念パーティーは、
「自家製ワインで乾杯!」というのを目指します。楽しそうだ。
なお「ぶどうとワインをなめんなよ」と、言われそうな目標ですが、お許しを。
2017年11月20日
水芭蕉の咲く清らかな水で育てた「北海道水芭蕉米」と
安全安心な北海道産のエサで育てた「日本一しあわせなにわとりの玉子」を生産している
北海道栗山町のThe北海道ファーム、栗原です。
稲作と養鶏で循環型農業に真面目に取り組んでいます。
第11回あなたが選ぶ日本一おいしいお米コンテストの
決勝大会進出のお知らせを いただいて驚くと同時に喜んでいます。
この驚きと喜びを 上手に表現する文章が書けないですが、喜んでいます。
さて、The北海道ファーム株式会社が決勝大会に進出した
第11回あなたが選ぶ日本一おいしいお米コンテストとは、
そもそもどんな大会なのかと言うことから紹介します。
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山形県の庄内町が主催するお米のおいしさを競うコンテストで
今回は、全国から465点のお米の出品がありました。
このコンテストの特徴は、「予選会から実食審査」にあります。
The北海道ファームのような出品者から送られてきたお米を
審査員の方が、実際にご家庭で炊飯し、実食して点数をつけます。
各出品米について5名の審査員が点数をつけ、その合計点数が高い
出品米が、決勝大会に進出するという予選会審査です。
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他の全国から出品を受け付けるお米のコンテストの多くが、
予選会は、食味計と言う機械で成分分析を基にして測定される
食味の数値で予選を行う中、この大会だけは、「実食審査」です。
そう、「人が、実際に食べて、おいしさを審査する」という方式をとる
貴重な、人間の味覚で決める予選を行う大会なんです。
そんな、「人が食べて審査する」という予選会でご評価をいただき
The北海道ファームは、プレミアム部門で決勝大会進出となりました。
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第11回あなたが選ぶ日本一おいしいお米コンテストのHP上にも
このように、名前が掲載されています。
実は、うれしくて何度も見かえしては、ニコニコしています。
なお、今回ノミネートされたプレミアム部門というのは、全国の主食用米作付け面積で
面積が大きい品種の上位20を メジャー部門、それに対して面積が上位20に
入らない品種を プレミアム部門としています。
全国的に見て 栽培面積が少ない希少な品種がノミネートされる部門と言う事です。
という事で、The北海道ファーム株式会社のおぼろづきが
決勝大会進出を果たした 第11回あなたが選ぶ日本一おいしいお米コンテストが
どのような大会で、どのような審査が行われたのかという解説でした。
決勝大会は 12月2日に 山形県の庄内町で行われます。
どんな結果になるか、いまから楽しみです。
まずは、The北海道ファームが決勝大会への進出を果たしたというご報告です。
合わせて、この高評価は、The北海道ファームにお力添えをいただいた地域の皆様、
関係者の皆様のおかげで、なしえたものです。
こころより御礼申し上げます。ありがとうございます。
~お知らせ~
The北海道ファーム製品の通信販売サイトはこちら。
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注 販売中のお米はコンテストに入賞した17年産米ではありません。
2017年11月17日
The北海道ファーム株式会社 大変な事が起きました!
先ほど、事務所にFAXが届きました。
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第11回 あなたが選ぶ日本一おいしい米コンテスト予選結果について
この度はご出品いただき誠にありがとうございました。
出品点数465点中、貴殿を含め別紙のメジャー部門18点 プレミアム部門12点
高校生部門6点が決勝進出となりました。
☆☆☆決勝大会進出です!おめでとうございます!☆☆☆
出品番号302 The北海道ファーム株式会社 栗原直樹
プレミアム部門 おぼろづき
という、まさかの、決勝進出の知らせです!
思わず、「本当なのか?」と疑ってしまい、主催の山形県庄内町農林課に
問合せをしてしまいました。もちろん本物。
正式には、郵送で案内が来るそうですが、速報でFAXで連絡が来たそうです。
あまりの事に、ブログを打つ手が震えます。
何が起きているのか、驚きすぎて言葉を失います。
↓ コンテストのHPでも 間違いなく掲載されているし
http://www.town.shonai.lg.jp/kanko/11th_komecon_kessyosinsyutu.html
すごい事が 起きた・・・・!
とりあえず、お世話になっている皆様 ありがとうございます。
皆様のおかげで、とてもいい米作りと認めてもらえました。
本当にありがとうございます。
詳しくは、あらためてご報告いたしますが、取り急ぎご報告です。
2017年11月17日
水芭蕉の咲く清らかな水で育てた「北海道水芭蕉米」と
安全安心な北海道産のエサで育てた「日本一しあわせなにわとりの玉子」を生産している
北海道栗山町のThe北海道ファーム、栗原です。
稲作と養鶏で循環型農業に真面目に取り組んでいます。
ここ数日、雪がちらついたり、気温も0℃近くまで下がったり
まさに、冬へのカウントダウン。まったなしの状況です。
The北海道ファームも冬準備を 慌ただしく進めています。
雪前のこの時期は、年末ぎりぎりの忙しさを想像していただくとイメージが湧くかもしれません。
という事で、雪前に絶対に終わらせないとマズイ、ニワトリたちのエサづくりをしました。
なぜ、この時期に絶対に作業をしないといけないかと言うと、
The北海道ファームのニワトリたちの鶏舎は、
雪が積もってしまうと基本的に、車ではたどり着けなくなるからです。
外は、雪交じりの強風なので倉庫内でエサづくり作業を始めました。
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見るからに 狭い所での作業ですが、天候上やむなしです。
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いつもの材料、100%北海道産の素材を準備して混ぜ合わせていきます。
The北海道ファームの玄米、オホーツクのカキ殻、小樽の魚粉です。
人間が食べても大丈夫な、安全な素材ですね。
(カキ殻を 好んで食べることは、ないですが)
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狭い中で、紙袋に20kgづつ詰めていきます。
総計250袋の予定・・・・う~ん、大変。むしろ、やりたくない・・・・。
なんか、いい方法、楽な方法は、ないものか???
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雪が、上がった!雨雲レーダーを見ても しばらく雲は無いぞ!
このチャンスに外での作業に 切り替えます。
さらに、紙袋に20kgづつ小分けする意味もないでしょうという事で
フレコン袋に、直接出来上がったエサを入れる方法にチェンジ。
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素材を混ぜ合わせる機械の容量の問題で、
1回に約200kgづつしか混ぜ合わせられませんが、
紙袋に小分けするのを やめたことでずいぶん作業が楽になり、
スピードも倍以上早くなりました。
こうなってくると、湧いてくる疑問が、ひとつ・・・・・
「なんで紙袋に小分けしてたんだったけ?」
「前から そうだったから。たしか・・・・・1日分が一袋という理由だったはず・・・・。」
ともあれ「前と同じやり方で」と 思考停止しないで色々考えるのは、大事ですね。
例え動機が、「面倒だ」「楽したい」でも、結果に悪影響がなく楽になれば、
効率化して、作業負担が減ったという事なわけで。
「真心の手作業はどうした」「紙袋に一つ一つ入れるのが愛だ」「師匠に、申し訳ないぞ」
「苦労は、買ってでもしろと言うぞ」くだらない冗談を言いながら、
効率的なフレコン詰め方式でスピーディに作業を進めていきます。
2日間予定の作業が、1日で終わりました。
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最後に、フォークリフトで鶏舎に運び込み、
薄い板などで、ネズミがエサを 悪戯しない様にして終了。
約5トンのエサを鶏舎に運び込んで、
これが冬の間のニワトリたちのメインの食事になります。
ちなみにだいたい月に1トン強の給餌量です。
The北海道ファームのにわとりたち 冬でも元気で良く食べますね。
~お知らせ~
一年中、元気で良く食べるにわとりたちの玉子が買える
The北海道ファーム製品の通信販売サイトはこちら。
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どうぞ、ご覧ください。
2017年11月13日
水芭蕉の咲く清らかな水で育てた「北海道水芭蕉米」と
安全安心な北海道産のエサで育てた「日本一しあわせなにわとりの玉子」を生産している
北海道栗山町のThe北海道ファーム、栗原です。
稲作と養鶏で循環型農業に真面目に取り組んでいます。
ここ数年、北海道では北海道産のワインを育てていこうという取り組みが
道内各地で盛り上がりを見せています。
という事で、The北海道ファームも声をかけていただき
「北海道ワインアカデミー拡大版」というセミナーに出席させていただきました。
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ぶどうの生産者や、醸造メーカー、行政関係の方々が集まり
ぶどうの生産事例や 苗木の情勢などの講義が行われました。
その中で、ワインの味について講師の方が
「この品種で、この土壌で、こんな気象条件で育てれば、
ワインの色も濃くなり、味は強めに出て、寝かせていくとよくなるワインができる!」と、
熱く語っているのを お聞きして俄然興味が湧いてきました。
というのも栗原は、ワイン好きの方は高級レストランでワインを飲んで、ラベルを読みながら、
味から産地にさかのぼって語るイメージしか無く、値段もむやみに高い気がして
なんだかちょっとね、と思っていました。(ほぼ、マンガ的な先入観で申し訳ありませんが・・・)
しかし、農産物としてのブドウから、あるいは生産地の土から始まってワインを語る人の
お話を初めて聞く事ができ、「ワインは、農産物だ」と、実感することが出来ました。
これは、自分としてはかなり衝撃的でした。
イメージ的には、テーブルの上からワインを語るのではなく、畑からワインを語るというイメージです。
それならば、The北海道ファームの土壌条件は~、気象条件は~、
じゃあ品種は〇〇で、栽培方法は~、施肥に~で、とぶどうを作り上げていく。
まさに農業生産物としての醸造用ぶどう生産、農家の仕事です。
さらに、醸造過程は、こうやって・・・・なんて、土づくりから最終製品のワインまで、
ずーと手がけて、飲んだ方に「おいしい」と言っていただければ、これは面白くて、はまりますね。
そう考えるとワインは最近出てきた「農業の6次産業化」を
もうずーと昔から取り組んできたという事になりますね。
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実際に 講義内容を聞いていても
「これから勉強することがたくさんあるな」と、思うしかないような奥が深いお話でした。
実は、The北海道ファームでぶどうの苗を植え付けるところから始めて
ワインの醸造までの計画が、持ち上がっています。
5年くらいを目安に ワイン用ブドウの生産を軌道に乗せ、
その後、オリジナルワインの醸造、販売と進んでいく計画です。
苗木の入手の関係や植付から収穫まで木の育成に時間が掛かるので、
5年10年かかるような計画ですが、面白いことが出来そうです。
ワインに限らず、農業って奥が深すぎ、幅が広すぎる産業ですね。
面白いと思う作物に、全部手を出していたら人生が時間切れになりそうだし。
実は農業は、時間との闘いかもしれませんね。
2017年11月09日
水芭蕉の咲く清らかな水で育てた「北海道水芭蕉米」と
安全安心な北海道産のエサで育てた「日本一しあわせなにわとりの玉子」を生産している
北海道栗山町のThe北海道ファーム、栗原です。
稲作と養鶏で循環型農業に真面目に取り組んでいます。
The北海道ファームのHPに 目を通していただいた方ならご存知かと思いますが
田んぼで稲刈りをしたら、すぐに白米として食べられるわけではありません。
稲刈りから皆様のお手元に届く白米の形になるまでに 色々と作業があります。
参照ページ http://thehokkaido-farm.co.jp/secret/delivery/
その色々な作業のうち、現在はもみすり作業が進んでいます。
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ご協力いただいている農場さんの、巨大施設。
画像に写り込む林さんと比較して、大きさが想像つくでしょうか。
これでも巨大施設の一部分です。
稲刈り後に モミがついたままの状態で保管していたお米を
再度乾燥させ、モミスリをして、玄米へ。
玄米をふるいにかけて、未熟米や割れ米を除去して、
色彩選別機で、着色粒や虫食い粒を除去、色々工程を経て
玄米にしていく工程を こちらの施設で行っています。
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こういう米粒が、製品にならない規格外の米粒です。
緑や、茶色それぞれ原因はありますが、食べるお米にはならない米粒です。
実際は、規格外の米粒の中でも何段階かグレードがあります。
グレードによって、安価な米を求める飲食店で使われたり、
せんべいや味噌の原料になったり、飼料や肥料になる事もあるみたいです。
規格外米も、農家にとっては売り上げの一部になりますが、
本来的には製品になるお米を作るのが目的なので、
規格外米の出てくる比率が少ないほど、「いい米作りをしたな~」と思います。
逆に、規格外米ばかり増えてくると「収量が多くても、こう規格外米ばかりでは・・・・」と
気分が落ち込んでくるわけです。
そんなわけで、規格外米の比率を減らしていくのも、農家の腕だと思います。
稲刈りした収量が、そのまま100%製品になるのが理想ですね。
話が脱線していきましたが、
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倉庫のなかで、モミスリ作業を待つモミがついた状態のお米たち。
まだまだたくさんありますが、あと1週間くらいでもみすり作業が
終わって玄米の状態になる予定です。
なお、今年のThe北海道ファームのお米は、
品種によらずいい出来具合で「ここ10年で最高の当たり年」になっています。
~お知らせ~
おいしいお米には、モミスリ作業も大事なポイント
The北海道ファーム製品の通信販売サイトはこちら。
http://shop.thehokkaido-farm.co.jp/
どうぞ、ご覧ください。