2014年05月06日
本日もトラクターでロータリー作業をした田の修正作業を、人力で行いました。
画面中心より、右側=ロータリーがきちんとかかった場所、左側=残ってしまった場所。
というわけで、左側を三本鍬で耕します。
トラクター操作が未熟なわけで、そこかしこに、この耕し残しがある状態。
トラクター(ロータリー)の技術不足で角が山になっているのも、崩して修正します。
高いところ(特に田の角)には、水が回らないので田に水を張った際に「島」の様になり、
代掻き作業に支障が出たり、そのまま「島」状態だと、雑草の発生源になったり、
後々、悪影響が出るそうで、「今のうちに、直しておかないと」とは指導役。
この作業、完全にトラクターでロータリーを引く際のスキル不足に原因があり、
他の方の田では、手作業する必要がないくらい見事にフラットです。
もちろん指導役がお手本を見せてくれた所もです。
さすがベテラン農家という感じで、感心しきりです。
田を見るだけでThe北海道ファームの技術不足は一目瞭然。
という事は、自分が原因のこの大変な作業。自業自得とはいえ、まさに「艱難辛苦」という感じ。
「開拓時代に手作業で原野や山林を畑にしてきたなんて、とてもまねできないな」
「元士族の開拓民が、刀を鍬に持ち替えて北海道で開拓にあたるなんて、想像を絶する大変さ」
とか、気を紛らわしつつ、少しずつ作業を進めていきます。
手作業のあまりの大変さに、「トラクター技術の向上」を固く誓いました。
と、大変な作業の毎日ですが、ブログが暗くなるので明るい話題もご紹介。
北海道栗山町も季節が進み桜が咲いています。
農場から隣の山にもこの1本。きれいですね。花見日和。
思えば、4月初めに桜が咲く千葉県を出発して、桜前線の北上を追い抜いてきましたが
いま、北海道栗山町まで桜前線が追い付いてきました。「日本列島、意外に広いなぁ」と、思います。
ちなみに、桜も種類が違います。花見の基本は「ジンギスカンパーティー」らしいです。
ちなみにジンギスカン用お肉がスーパーで一押しで、たくさんの種類が売られています。
各自、お気に入りのジンギスカンのメーカー?があるみたいです。いろいろ試してみたいものです。
水芭蕉は、もう終わりになってきました。
こうやって、季節が確実に進んでいきながら、農業作業も進んでいくんですね。
2014年05月05日
昨日は、トラクターのロータリーをぶつけてしまいました。
あーぁ壊れてしまった。ロータリーのアオリというかカバーの部分に右側に破損が。
えーそうです。写真を見てもよほどのロータリーマニアでないと気が付きません。
というわけで、正常な写真はこちら。左側。
そう、緑色の矢印で示した黒いパーツが飛んでいきました。発見不能です。
無ければ無いなりに作業は出来る部分でしたが、正直へこんでいました。
指導役にも慰めていただきましたが、かなりショック。
なにせ、十全社グループでベスト3には入る高級車をぶつけてしまったわけですから。
多分、キャディラックの霊柩車と争う新車時1000万クラス・・・。社長車よりも高級車。
まぁ金額の問題ではなく、無事故で安全第一の誓いを立てているのに・・・。
怪我等でなく物損ですが。やっぱり注意力が落ちていたんでしょうな。
今日は多少は立ち直り、こうしてブログで報告もできますが。昨日は落ち込みました。
ちなみにこの作業中。
ロータリーの構造上、黄色は耕せる部分。青色はロータリーが入らなく耕せない部分。
そして、青い部分はそう、ご想像の様にクワで人力で耕すわけです。
これが、軟弱サラリーマン農家には、超が付くほど重労働。全身筋肉痛なわけです。
そこで、なるべくロータリーで耕そうと、トラクターをバックさせたら、
何やら響き渡る金属音、畦にロータリーがぶつかっていました。
おかげで、ロータリー操作が弱気になり、ますます手で耕す部分が増えました。
手でなんていいますが、10町17枚の田。広すぎる・・・。
全身、筋肉痛。腰も痛い。腕も痛い。背中も痛い。農家大変です。いや自分のせいで大変なんですが。
こうやって、失敗して苦労して、汗と涙と筋肉痛でできたお米。
ぜひ直接に顔が見える皆さんに食べていただきたいと思いました。
何なら、食べてもらうお客様もこちらが選別したい気分。この苦労を共感していただける方限定とか・・。
しかし、そうなるとサラリーマンから新規就農した人限定という、全くマーケットに広がりがない状態ですね。
すいません。冗談です。少々落ち込みを引きずっています。
色々、問題が起きますが何とか今秋の収穫までこぎつけたいものです。
2014年05月03日
いくつかの苗がこの状態。1枚のうちの半分くらい苗が出てきません。
ショック。ショック。大ショック。
原因は、種をまいて土をかぶせて(ここまで機械)という作業中に
機械の種もみ入れがカラになっていて種蒔きがうまくいかないという事が推測されます。
あるいは、種蒔き後の苗のトレーを運んでいる最中、ぶつけたりして種もみが飛んで行ったとか。
なんにせよ、苗が生えてきたときに、発覚するので今更打つ手なし。
このまま田植え機に入れると、苗がない部分が空白の田になるという事で。
もうこの苗トレーは使えないという事です。ごめんよ半分の生えてきた苗たち。
いや、育てて手で田んぼに植えれば使えますが・・・・。
今日も、トラクターで作業です。
荒起こし~肥料散布~栄養剤散布。その後改めてロータリーをかけていきます。
二回目のロータリーなので、速度は速くなりますが、その分運転能力が問われるわけで。
トラクターの操作が追い付かない状態で乗っています。これは難しい。
そんな中、お隣さんが隣の田で作業をしていました。
て、どこでしょうというようなこの距離感。
せっかく隣で作業をされているので、色々お話しさせていただきたいと思いますが・・・。
先方様も忙しく作業中です。お邪魔になってもいけません。
しかし、北海道。広い広広すぎる。千葉の感覚ではとらえきれません。
さて、腰も痛いし湿布を張ってみますか。農業は体が資本ですね。
2014年05月02日
昨日、今日の愛車はこの1台。
クボタのLシリーズ。自動車雑誌風に紹介すると。
コンパクトでスクエアなフォルムのフロントノーズに粘り強くトルクフルなディーゼル3・2Lのエンジンをおさめ、
そのパワーを余すところなく強靭な駆動系を介して前後異形タイヤに伝え抜群の走破性を誇るクボタの名車。
車体中央に、まるでF1マシンのようなオープンコクピットを備え、4×4の16速ギアで走る楽しみを味わえます。
と、いうところでしょう。
ちなみに写真は、車体後方に肥料散布用のオプション装置を付けています。
今日の作業で、後方の装置に少々粒状薬剤を積み過ぎて、フロントタイヤが浮きそうになり危ないところでした。
確かに20kgの袋を20袋分収納したら400KGなので、ウイリー状態に近くなりますよね。安全第一。無理は禁物。
愛車で肥料や、薬剤をまいていきます。
今日もいい天気で、作業時間が十分取れます。何かと時間がかかる米農家1年生には晴天続きもありがたいです。
一方、近隣の玉ねぎ農家さんでは、玉ねぎの苗の植え付け後に雨が降らなくて困っているなんてお話も。
天気は、晴れても雨でも悲喜こもごも。「いい天気」ってなんでしょうね?
稲君たちは、今日も元気。
と、言いながら実は近所の農家さんの苗と比較すると、生育が遅れているような感じです。
「原因は、ハウス内の苗に高温障害が発生するのを恐れるあまり、少々低温気味に調整しすぎたかもしれない」と指導役。
今後は、ハウス内をやや高温に水をたっぷりやりながら見守る方針になりました。ベテランの経験が頼りです。
田植えの予定は5月25日前後。それまでに生育が進むように。稲君がんばれ。
ここの所1週間ほどトラクターに乗り続け、田を走り回る仕事が中心で、
腰と背中に疲労が蓄積。腰に痛みを感じます。腰痛が持病になると困ります。
そこで、仕事が終わってそのあとで、栗山町が誇る名湯、
栗山温泉ホテルパラダイスヒルズに温泉に入りに行きました。
農業は健康が大前提。体も大事にしないと長続きしませんね。
2014年05月01日
田起こしが終わった田んぼに肥料を散布していきます。
まずは、指導役のお手本から。
と、散布していく前に準備が必要です。
この田は、何反何施の広さがあるから反当り○○kg散布の肥料は○○kg必要で、
肥料が1袋20kgだから、○○袋と○kgを散布する。
という計算を、田1枚ごとにしていきます。しかも稲の品種で反当り必要量も違いますし、
今までの経験上の田の特徴(この田は、粘土が多めだから肥料も多めetc)もふまえていきます。
散布する量を間違えて散布すると秋の収穫に影響大なので、計算の責任は重大です。
さて、先日紹介した農場近くの水芭蕉。
お見事、ますます咲いてまいりました。
農場の建物付近では水仙が咲いています。
千葉では1月から咲いている水仙ですが、栗山では今が満開です。
と、思いながら写真の左下の緑の葉っぱ。
もしかして、水芭蕉ですか?私には葉を見比べてもいまいち確証が持てません。
花が咲かないと断定できない、見る目のなさ。
と、注目している水芭蕉ですが、良い写真が取れそうな位置を発見。
水芭蕉と農場を1枚の写真に収められそうです。
農場の建物は、写真左後方に小さく入っています。
アングルを見つけたのが夕方だったので、全体に暗すぎて写真が成立していませんが・・・。
手前の花にピントを合わせつつ、後方の農場建物もそれなりにとらえるなんて高度な撮影。
はたして、どうなるか。明日の日中に、再挑戦をしてみます。
2014年04月30日
ここの所毎日励んでいた田起こし作業が終わりました。
約10町で5日間かかりました。天気が良く田起こし作業に支障がなくて5日間。
「例年たいてい雨が降る。雨が降ると田が乾くまで田起こし作業は止まるから、今年は順調に進んだ」と指導役。
もし、雨でも降れば1週間以上この作業にかかってしまうとは・・・。田が広いので、天気も大きく影響してきます。
10町程度の田は北海道基準では狭い方なので、もっと広い田の農家はさらに作業が大変という事ですね。
北海道推奨の農家の広さは20町から30町という事なので、
もし20町でも田起こし作業に10日以上の計算になります。
将来的にはThe北海道ファームも農地を広げたいと思っていますが、農機具の増強など何かと大変そうです。
さらに、大変なのがこの作業。苦手な書類の整理です・・・。事務作業の時間が取れればいいんですが。
毎日8時から暗くなるまで農場に出ているもので。
どうしても、夜に処理する事になるんですが、これがなかなか大変で。
サラリーマン上がりの軟弱農家は、毎日の農作業で疲れてしまい、
早い時間から眠くて眠くて・・・寝てしまう。(言い訳のコーナー)
すいません。なるべく早く処置します。
いま、最も欲しい人材は「迅速な事務処理と各種申請手続きをしてくれる事務スタッフ」です。
とくに、各種申請は関係機関の窓口が開いている時間=農作業がはかどる時間なので、
窓口に行く時間を調整するのもままならず。
何とかしなくては・・・。この際、十全社グループの生活サポートセンターに頼みたい気分。
さて稲君たちは、今日も順調に過ごしています。
しっかり育ってきたので、ハウスの温度を少し下げ30度前半をねらっていきます。
徐々に温度を下げ、稲を慣らしていき田植え時には外気温に同化させるようにという意図だそうです。
今日は、本来育つべき育苗トレーから外れた所で育つ稲を取ってみました。
作業の途中でこぼれた種もみが、レールの間で育っています。
ここで、育っても田植え機に入らないので田に出ることはないはずです。
それでも育つけなげな姿に、救い上げて手で田に植えたい気分です。
いや、多分実際の田植え作業時にはそんな悠長な事は、
考える余裕もなくなると思いますが。
とりあえず、規格外の稲君たちも頑張れ。
2014年04月29日
Q さて、何の写真でしょうか。
A、水芭蕉です。
GWらしく、観光に行ったわけではなく、The北海道ファーム農場から道を1本はさんだ湿地には
水芭蕉の群落が咲き始めていました。関東圏なら観光地化して、熟年が押し寄せるほどの規模。
The北海道ファームに、駐車場と売店を完備して水芭蕉の里として観光地化したいくらいです。
そんなGWに関係なく今日も、引き続き田の荒起こし作業。
1時間ごとにハウスに戻り、散水作業の機械の移動もしないといけないので、
1時間トラクターに乗り、急いでハウスに戻り(と言っても徒歩3分)機械の移動、また1時間トラクターと
このセットを5セット。時間に追われまくりです。忙しい。
作業自体は、全体の半分は終わって後半戦に突入です。
一日中(8時から暗くなるまで)トラクターに乗り続けるのは、意外にハード。
まぁ、一日中重機を操作しているのと同じです。くたびれます。
鍬をふるい、鎌で刈るというような、都会でイメージしがちな農的生活とは大違い。
広大な北海道農業には、牧歌的な感覚はみじんもありませんよ。土日もないし工事関係よりも、よっぽどハード。
もちろん、畔沿いをきれいに直線でロータリーでなぞれたときには、気分最高。といった、楽しみもありますが。
そういえば、農業関係者から聞いたお話では、忙しいと作業が間に合わないから
「朝5時から夜中までずっと作業をしつづけた」。とか「3時に起きて作業開始、終わりはもちろん暗くなるまで」
なんていう話が、苦労話として語られますが。すいません「いわゆるブラック企業」に見える労働時間なんですけど。
いいのかこれ。まぁ農家はみなさん経営者なので、勤務時間は無いのでしょうが。それにしても。
この辺りを、改善していかないと農業分野での労働人口拡大は厳しいと思いますが。
いわゆる週40時間労働で、十分に利益がでて、収入が確保できる農業を目指すのも農業改革の方向としていいと思います。
そういえば労働問題に詳しい有識者も、農業労働に関してはノータッチですね。不思議です。
いろいろ、考えてみてThe北海道ファームが今後会社としてどのような形を目指すのか考えてみたいと思います。
それはさておき稲君たち。
今日もあたたかく30度台後半までに調整するハウスで気持ち良さげです。
散水もきっと良いシャワーなんでしょう。すくすく育っています。
2014年04月28日
昨日27日は、慣れないトラクターに乗り続け疲れ切ってブログを休みました。
昨日は朝仕事前に、地区の用水掃除に参加しました。
旭台第5農事組合の皆様との農業用水の清掃作業でございます。
実は、当組合で清掃する用水に沈殿する泥の大部分は、The北海道ファームの敷地内の湧水からの水路に
原因になっている事がわかってしまいました・・・。皆様すいません。
「昔からそうだから」とは、言っていただいたものの、当社のモットー「近所に迷惑をかけない」からすると
大変申し訳なく、何か手を打たないといけませんね。
さて、その後は昨日、今日とひたすらトラクターで田を起こしていきます。
ロータリーが約10CMの深さで入る様に調整して、おこし忘れの場所がないように気を付けて。
もちろん、トラクター自体をぶつけたりしないよう安全運転で。
無意識に、緊張が続いているようで、一日が終わるとかなりくたびれました。
ひたすら、作業を進めていきます。全部で約9町近くになりますか。
「1日2町をめどに四日程度で終わらせることがいつものペースかな」と指導役。
かなりのハイペースな目標にプレッシャーを感じつつ、一日中乗り続けです。
稲君たちはこの様子。
全体的にかなり緑になってきました。
本日は、天気予報で夜間にマイナスの気温が予想されるので、シルバーのかけなおしも行いました。
4月下旬で、昨日は20度オーバーの気温が一転してマイナスの予報。
過去には5月に雪が降ることもあったそうで、北海道の天気恐るべし。
何かと微妙な稲君たちのお世話にも手がかかります。
もちろん1ハウス1・5時間、計約6時間の散水作業も欠かせません。
この辺りは、経験豊かな指導役の独壇場。私はひたすら感心するばかり。
田んぼに補充する黒土が入荷したり。
何かと準備があわただしく進んでいる毎日です。
2014年04月26日
今日はこのトラクターが相棒です。
田をロータリーで起こしていきます。
昨年の稲刈りで出た稲わらを土中に入れ込んで、堆肥化させるための一助という役割もあるそうです。
この、稲わらが土中で数年後堆肥化してまた美味しい米づくりの肥料になる。循環ですね。
稲わらを家畜用に使うなどの理由で、田から出し過ぎるのもよくないという事もあるらしいです。
なかなかに、理系。うーん勉強しないと。
耕起前後の田が見分けられるでしょうか?まだまだ不慣れでペースが遅いです。
燃料も使いますし、効率の良い線を見出していかないと経営的には厳しいでしょう。
こうやって田にいるとお隣さんに声をかけていただいたり、何かとありがたいと思います。
まずはThe北海道ファームとしては、近所の皆様にご迷惑をおかけしないようにしなくては。
特に「雑草、害虫、病気」は大変なので、それだけは出ないようにしなければ。
今日は指導役は別の作業。麦畑にローラーで転圧をかけて、その後除草剤の散布。
同行しなかったので、作業の様子は写真なし。というわけで除草剤使用のトラクター。
長い竿上のノズル着きのバーを横方向に開いて散布します。
この写真だと、クルーザーのアウトリガーのような感じです。それにしてもトラクター万能ですね。
稲君たちには、おなじみの換気と散水作業。こちらも時間を見ながら並行作業。時間に追われまくりです。
なぜなら、明日は朝から用水路掃除のため午前中散水作業ができません。
そのため通常日課の午前の散水と、臨時に夕方の散水をしました。稲には水がもちろん大切。
ちなみにハウス内は30度台キープ。地温は30度以下キープを心掛けています。
夜の低温による「しばれ」は、あまり心配なくなりました。季節が進んでいますね。
ちなみに、「フキノトウ」ですが今日のクール便で発送してみました。
さてどのように届くのか。うまくいけば「フキノトウ」事業の可能性も見えてきます。
The 北海道ファーム フキノトウ 事業部なんてどうでしょうか・・・。
2014年04月25日
今日は、プラウ→肥料散布→ロータリーと準備を進めてきた麦畑にいよいよ種蒔きです。
今日はドリルという道具をトラクターに装着しての作業です。
この装置に、麦の種子を入れて走ると、土を掘り、麦の種子をその中に落とし、土をかけ、整地するというすごい装置。
使う時期が一日だけなので、旭台地区で共同で所有しているそうです。合理的。
なお、今日の先生は写真で運転している指導役夫人。当たり前のようにトラクターを駆使します。
まくのが難しい狭いところは、作業していただき、簡単にできるところを自分が担当しますが、
なかなかうまくトラクターが動きません。「機械を使うというよりは、機械に使われているようだ」と先生より。
まさに、そのとおり。機械に機嫌よく動いてもらうだけで精一杯な状況です。
と、いうわけで麦畑。
十全社の松っあんが、カラオケで歌っていた「愛の花~咲く~麦畑~」を思い出しました。
何か歌のイメージと、この広大な麦畑がしっくりきませんが・・・。
稲君はハウスの中で続々と発芽中。高温注意で朝10時には窓を全開、シルバーもかけません。
営農情報では「高温でハウス内の稲を発芽前に焼く(高温で死なすこと)ので注意」ときました。
もちろん、ベテランの指導役、きちんと手を打っています。今朝も朝5時からい1ハウス1時間で水をあげていました。
さすが、50年のベテランのわざ。「ベテランでも油断して全滅する例も実際にあるよ」と怖い一言。
麦畑の種まきの後は、田の作業、10CM程度の深さ耕すようにトラクターでロータリーをかけています。
Qこの田にロータリーをかける作業は、非常に緊張しました。何故でしょう?
A 赤い矢印を境界に、青い方はThe北海道ファームの田です。緑の方はお隣さんの田。
そうです。不慣れなトラクター操作でミスをして赤矢印の畔に乗り上げたり、
後ろの機械をぶつけると、境界の畔を壊します。すなわちお隣さんにお叱りを受けてしまいます。
自分のミスで自分の田をダメにする分にはまだしも、お隣さんに迷惑をかけるわけにはいきません。
ここが、一番のプレッシャーでした。
※ フキノトウについては、食べごろのツボミ状態のものが少ないので(満開状態の大きいものが多いです)
明日の朝に、もなるべく状態の良いものを採取してみようと思っています。