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農場ブログ

研修3班 ~過酷な研修~

2015年10月03日

さて、稲刈りも終わりいよいよ秋の深まってきた感のあるThe北海道ファーム。

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遠く夕張岳には、山頂に積雪が見える日も。冬が近づいていますね。

 

そんな寒くなり始めた時期に千葉県の十全社からの農業研修第3班が来ました。

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作業開始前に記念写真。この時は元気・・・・。

 

で、稲刈りが終了してから来たので農作業内容は、田んぼからワラの搬出作業。

去年から取り組んでいる、おいしい米作り、土づくりには欠かせない大事な作業です。

※この解説は、また後日。

 

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広大な田んぼで水にぬれた重たいワラを拾って、

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車が入れる畔まで タンカ状の運搬具で人力で運びます。搬送。

片道 数十M いや100Mオーバーの距離も

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トラックに積んで、1作業終了。

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次のワラを拾いに行きます。

この作業を朝から1日、数十回、延々と繰り返します。

ええそうです。過酷な作業です。まさに十全社研修。

 

こんなに過酷になってしまったのには、わけがありまして。

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・豪雨で田んぼが水浸し。機械や車両を田んぼに入れられない。

・ワラも湿って重量UP。乾燥ワラの数十倍の重さです

・ワラを出すための機械の故障 (代替手段の手配が来週に)

などなど・・・・。

 

来秋には機械のほうも手配がついて順調に進んでいく予定ですが

せっかく研修に来ているのに何も作業しないのもNGですし、

機械が来るまでに、少しでもワラだしを進めておく方がよいわけで。

 

諸事情をかんがみての過酷な作業を行う研修3班。

実質1日半の人力ワラ出し作業でしたが、肉体的にも精神的にも超過酷。

研修1班2班と全く違う重労働。本当に大変だったと思います。

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昼食後の事務所内でも、全員ダウンの昼寝中。

ファームの専属スタッフH氏(緑矢印)だけは、元気にメール中ですが、、、。

 

人力でのワラだしの限界は1日1人で約1反。そんなデータも取れました。

つまりThe北海道ファームの田を人力でワラだしすると75人で1日作業。

現実的には、5人で毎日作業して1か月かかるという感じですか。うーん。

 

やっぱり機械は偉大だ!機械カムバック!機械早く来い!

 

なにはともあれ、研修3班お疲れ様でした。

農業の過酷さの一端に触れたことは、よい経験となることでしょう。

The北海道ファームに人事異動だけは嫌だとトラウマにならないと良いのですが。

 

 

 

 

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