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農場ブログ

ワラだし最終章

2015年10月24日

先日、ワラだし作業で酷使した小型運搬車が再起不能になりました。

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もともと本社の墓石工事で使用していた機械に写真のような

結構無茶な作業をさせたのが原因で、クラッチが全損・・・・。

さようなら運搬車。Dさんの愛車だったので、悲しそう・・・・。

 

で、前から検討していた運搬車を買いに行きました。

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中古フェア開催中のアルーダ士別。片道約170kmの買い付け旅。

 

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おっ!いいのがありますね。インターの古いトラクター。

手入れもきちんとされていますね~。

 

ではなくて、買い付けてきたのはこれ。

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クボタのコンバイン改造運搬車!お値段なんと6万円!

The北海道ファームの古いコンバインを改造して運搬車を作る案もありましたが

6万円で売っているなら、改造する手間を考えればおとくです。

もちろんノンクレームノンリターンですが、6万円なら1年で壊れても元が取れるかと。

 

で、さっそくワラだし作業に投入。

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おぉ!すばらしい!運搬能力!さすが機械!人力とはちがう。

一家に一台、運搬車。

 

十全社のスタッフから「最初から買って使えばよかったのに」という声が聞こえてきます。

いやいや、そうもいかないんです。はい。

最近、晴れが三日くらいつづいて田んぼが乾いてきたからこの機械を使えるんです。

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それでも、写真のようにキャタピラで田んぼに跡が残ります。

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カーブを切ると、こんな感じで田んぼの面を掘ったり、練ったりしてしまいます。

これが、田んぼの透排水性を落として米作りの障害になるんです。

 

そう、ですから皆さんが雨の合間を縫って作業した

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こんな作業や、

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こんな作業は、田んぼにとってはベストなんです。

そう、皆さんの苦労は必要な苦労です。

 

ただ、今に至ってようやく運搬車を入れたのは、明日から雪の予報が出ているから。

そう雪の中に春までワラロールを置いておくのは、よくない!との判断です。

ある意味、雪でゲームオーバーを前にしての苦肉の策。

 

まぁ、なんというか天気に振り回されつつ、試行錯誤の日々。

今年のワラだしは、本当にドラマチック。急展開が多すぎた・・・。

 

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