水芭蕉の咲く清らかな水で育てた「北海道水芭蕉米」と
安全安心な北海道産のエサで育てた「日本一しあわせなにわとりの玉子」を生産している
北海道栗山町のThe北海道ファーム、栗原です。
稲作と養鶏で循環型農業に真面目に取り組んでいます。
消費者サイドから生産者に野菜やコメなどの農産物の特徴を聞くと
「自分が作る野菜は、土づくりからこだわっているから おいしいよ」と、
生産者から答えが返ってくる事は、ままありがちな事です。
で、それを聞いて消費者側が
「土づくりに こだわっているからおいしんだ~」と
なんとなく、納得しているのは、さらにありがちな事ですね。
しかし、こんな会話では、何の具体的な共通認識はできていないと思います。
ある意味、上っ面で説明した気、された気になっているだけ・・・。
まぁ、お互いに面倒という事もあると思いますが。
とまぁ、長い前振りですが、今日の話題はその「土づくり」の一部のお話をします。
The北海道ファームでは、他の生産者の方と同じく「土づくりにこだわって」います。
※さぁ、ここから話は長くなります。
今回は、畑地の土づくり方法の一部 「緑肥の活用」をご紹介します。
緑肥とは、「収穫を目的とする作物でなく、土壌を肥沃化し、地力を向上させる目的で
作物を栽培し、土中にすき込む作物を栽培すること」をいいます。
なんだかテストの回答みたいな文章になりましたね。
まぁ簡単に言うと、クローバーや麦の一種を植えて、種がつく前に草ごと全部
畑の土に混ぜ込んで、土中で堆肥化させて土に栄養を持たせたり、
生育中の作物の根で土をフカフカにする効果を狙うという事ですね。
う~ん。説明にチャレンジしてみたましたが、これはなかなか難しい。
自分のプレゼン能力がついていかない・・・。
「土づくりにこだわっています」で済ませる方が、確かに楽ですね。
具体的には、こういう事です。
The北海道ファームの畑です。
写真が緑肥の作付け中です。なんだか草が生えています。
基本的に種がついて地面に落ちると、翌年芽が出て困るので
種がつく前に、すき込んでいきます。
こんな感じで、土が見えているのが、緑肥をすき込み終わった状態。
上の写真で見えていた、草が全部土中に混ぜ込まれています。
きれいにすき込まれて、土中に緑肥の草が混ざりました
このすき込まれた草が土中で分解して、堆肥のようになり土を豊かにします。
ずいぶん省略して説明しましたが、これが「土づくりにこだわっています」の一部の方法です。
このほかにも、色々と方法があって、いい土を作るには工夫をしながら
何十年にもわたって土に手をかけているわけです。
The北海道ファームの畑や田んぼも、もともとは農業歴半世紀以上の大先輩が
ずっーと手をかけてきた土を引き継いでいるわけで。
そう考えると、「土が農家の一番の財産」という言い方も、判ってくると思います。
「いい土さえあれば、どんな作物でもうまくいくから」と言う人もいるくらいです。
The北海道ファームの田畑でいえば、開拓依頼ここで耕作をしてきた人は、
何人も変わってきていますが、その誰もがいい土を求めてさまざま工夫をし、
努力の積み重ねが今の田畑の土になっています。
だから引き継いだThe北海道ファームとしても、土づくりに手を抜かないわけです。
という事で、「The北海道ファームは土づくりにこだわって」います・・・・。
長文を費やして、結局、そういう事になってしまいました。残念!
プレゼン能力を磨いて、もう少し判りやすく説明できるように頑張ります。
~お知らせ~
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