水芭蕉の咲く清らかな水で育てた「北海道水芭蕉米」と
安全安心な北海道産のエサで育てた「日本一しあわせなにわとりの玉子」を生産している
北海道栗山町のThe北海道ファーム、栗原です。
水稲用のハウスの融雪作業を始めました。
この冬は、雪が少なく気温が高い日が多かったので
融雪作業を いつもより1週間から10日早く始めました。
![](https://thehokkaido-farm.co.jp/main/wp-content/uploads/2020/02/IMG_7817.jpg)
まずは、除雪機でハウス周辺の雪をどかして 通路 兼 融雪水の逃げ場を 作ります。
![](https://thehokkaido-farm.co.jp/main/wp-content/uploads/2020/02/IMG_7819.jpg)
今の時点で ハウス付近の雪の深さは、約30cmというところです。
除雪機で 雪をどかした部分に すこし地面が見えています。
![](https://thehokkaido-farm.co.jp/main/wp-content/uploads/2020/02/IMG_7820.jpg)
続いて、花咲爺さんのごとく、融雪剤をまきました。
黒くなっている部分が 融雪剤を散布したところです。
この黒色がポイントで 太陽光、太陽熱を 効率的に集めて
雪が融けるスピードを 加速させます。
一見、ムラが目立つ雑な散布に見えますが、実は、これがコツです。
ムラにまくことで、「色が濃い部分=早く溶ける」、
「色が薄い部分=遅く溶ける」と 場所によって融雪速度に差が付きます。
色ムラによって、雪の表面が波打った状態で 融雪が進んでいきます。
そのため、雪の表面積が増え、日中暖かい空気に触れる面積が増えます。
すると、融雪が促進されるという考え方だそうです。
かっこよく述べていますが 実は、最初に散布したときに教えていただきました。
僕が最初に融雪剤を 撒いた時には、それこそムラなく、色濃くを 目指して
ハウス周辺 一面真っ黒な状態にして 喜んでいました。
が、親切な近所の皆さんが 教えてくれました。
初心者が やりがちな 作業だそうです。案の定、やってしまったわけですね。
The北海道ファームとしては、水稲用のハウスの融雪から
春の作業を始めましたが、近隣農家さんでも
玉ねぎや長ネギの育苗作業も始まっています。
畑に 融雪剤を撒き始めたところも 出てきました。
![](https://thehokkaido-farm.co.jp/main/wp-content/uploads/2020/02/IMG_7824.jpg)
北海道でも場所によっていろいろでしょうけど、
The北海道ファームのある道央、栗山町では、徐々に春の気配になってきました。
新型コロナの件など いろいろ厳しい部分も出てきていますが、
今年も、農作業に全力で取り組んでいきます。
さぁ 春の農繁期に向けて 徐々に作業を はじめていきます。
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