2017年08月04日
水芭蕉の咲く清らかな水で育てた「北海道水芭蕉米」と
安全安心な北海道産のエサで育てた「日本一しあわせなにわとりの玉子」を生産している
北海道栗山町のThe北海道ファーム、栗原です。
稲作と養鶏で循環型農業に真面目に取り組んでいます。
まだまだ日中は暑い日が続いています。皆さんいかがお過ごしでしょうか。
そんな暑い時期に 鶏の食べ物 飼料作りをしました。
「なぜ 暑い時期にわざわざ鶏のエサを作るのか?」
「涼しいときに 作りだめしておけばいいのでは?」
そういう疑問が湧いてきますが、ダメなんですね。
The北海道ファームの鶏の飼料は、自家配合飼料で
自家製の米やヌカ、北海道産のカキ殻や魚粉でできています。
安全安心な食べ物を鶏たちに与えたいので、この鶏の飼料には
食品添加物や、食品保存料などを加えていません。
そのため、特に高温多湿の夏の時期には、
飼料の痛みや保管中の害虫の被害などを防ぐためにも
あまり大量に作り置きが出来ないんですね。
という事で、手間はかかりますが、まめに飼料を配合しています。
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資料配合に使う機械を準備して・・・・
軽トラの荷台で運ぶと、謎の装置がついた怪しいトラックに見えますね。
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玄米を準備して
収穫後、2年目の古米です。商品の売れ残りのお米を使いますが、
古いとはいえ、人間が食べるものとまったく同じ。
今回の品種は、ななつぼし・・・・・・いいもの食べてます。
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ほかには、米ぬか、オホーツクのカキ殻、小樽の魚粉を少々準備して
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均一に混ざる様に機械で混ぜながら、紙袋に飼料を詰めていきます。
上の写真の材料で、ざっと200kg分の飼料が出来上がります。
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紙袋に詰めて出来上がった飼料は、鶏舎に運んで
保管コンテナに入れておきます。
写真の感じでだいたい1か月分弱、800kg位でしょうか。
こんなに大量なのに、あっという間に食べてしまうんだな~と思います。
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まぁ300羽以上いるから、当たり前なんですが。
それにしてもよく食べる。
養鶏の経営は、飼料の価格に左右されまくるというのもうなづけます。
しかも、その重要な飼料の大半が海外産の輸入に頼っているのが現状です。
ある日、円ドル相場が大きく円安ドル高に振れると、飼料価格が急上昇。
玉子の値段が急上昇という事も ありえるかもしれませんね。
※飼料価格安定基金というのもあります。
The北海道ファームは、約80%の原料が自社農場の余剰米、規格外米、
残りの部分も北海道産原料で、海外飼料に頼らない玉子の生産に取り組んでいます。
つまり「鶏のエサから完全国産の玉子」でもあります。
実は、かなり貴重な玉子、国内でもなかなか例がない玉子です。
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色が変わっているだけでは、ないんです。
2017年08月01日
水芭蕉の咲く清らかな水で育てた「北海道水芭蕉米」と
安全安心な北海道産のエサで育てた「日本一しあわせなにわとりの玉子」を生産している
北海道栗山町のThe北海道ファーム、栗原です。
稲作と養鶏で循環型農業に真面目に取り組んでいます。
6月半ばにThe北海道ファームに来た黒ひすい鶏のヒナたち
50日ほど育成してきた現在の様子です。
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もう、あまりヒナ感はないですね。
体格もだいぶ大人に近づいてきました。
鳴き声も、ピヨピヨ言わなくなって大人びてきましたよ。
先日、ある程度体が出来てきたので、市販のヒナ用飼料から
The北海道ファーム特製ブレンドの北海道産原料100%使用の
自家配合飼料に切り替えました。
昨年より、市販飼料から自家配合飼料への切り替えの時期を早めましたが、
とくに支障なくよく食べて元気に育っています。
それどころか毎日毎日食べる量が増えていくので、飼料消費量が増え続けています。
今のところで、昨年からいる2年目の鶏と1年目の鶏合わせて1日30kg位の
自家製飼料を 食べています。月に直すと約1トン!結構な消費量です。
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高い止まり木に上って くつろぐ鶏も出始めて、
だいぶ大人になってきたことを感じます。
成長して飼育スペースが手狭になってきたので
(※当社比、養鶏業界一般比では広すぎるくらいですが)
そろそろ外の放牧場にも出していこうかと考えています。
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2年目の鶏と体格がほぼ同じ大きさになれば、
群れを合流させて、放牧場に出す予定です。
後2週から4週くらいで外に出せるくらいに成長しそうです。
早く外に出して、のびのびさせてやりたいと思っています。
なお、まだ玉子は、当分産みません。
~おまけ~
暑中見舞い
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ひと時の涼しさを画像よりお感じください。
2017年07月28日
水芭蕉の咲く清らかな水で育てた「北海道水芭蕉米」と
安全安心な北海道産のエサで育てた「日本一しあわせなにわとりの玉子」を生産している
北海道栗山町のThe北海道ファーム、栗原です。
稲作と養鶏で循環型農業に真面目に取り組んでいます。
ここ北海道の学校も夏休みに入り、いよいよ夏本番という時期になりました。
そんな暑い夏、実はお米にとっては非常に厳しい時期です。
そもそも、お米は植物の実、種の部分なので、分類的には果物と同じです。
つまり生鮮食料品なんですね。
しかも、モミを外して白米に精米している状態は、
リンゴでいえば、皮をむいてそのまま置いてあるのに等しいわけです。
皆さん皮をむいたリンゴは、冷蔵庫に入れますよね。お米も、同じです。
とくに夏場は、お米も冷蔵庫に入れないと、お米本来の味が時間とともに失われます。
「おいしいお米は、冷蔵庫。」 お米業界をあげてPRすべきでしょう。
ということで、The北海道ファームのお米が皆様のお手元に届くまでの
低温保管の様子をご紹介したいと思います。
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千葉県、君津市にあるThe北海道ファームの商品倉庫です
窓ひとつない謎の外観は、室内を低温に保つため。
壁や天井、床まで分厚い断熱材が入っています。
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建物内は、こうなっています。フォークリフトがあったり、まさに倉庫というイメージ。
1歩足を踏み入れると、建物外とは別世界!
非常に涼しい!いや寒いと言ってもいいでしょう。
外気温からの差は、20度以上になるでしょうか。
空調設備で、お米に適した温度になっています。
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北海道から、はるばる出荷されてきたThe北海道ファームのお米も
沢山、保管されています。
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窒素充填され酸素を遮断、低温管理で窓のない暗い倉庫に
保管されているのは、お米にとっては、非常にいい環境です。
この後、低温倉庫内で箱詰めをされて、ギフト商品として完成していきます。
箱詰めをするスタッフは、涼しくて快適な環境かもしれませんね。
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実際に、お客様の手元に届く形で 保管されているものもありました。
いつ注文があってもいい様に、準備されています。
このように、The北海道ファームのお米は、皆様のお手元に届く直前まで
出来る限り低温の下で管理され、保管されています。
お客様に、おいしいお米を食べていただきたい!
そんな熱い思いで、このように低温管理をしています。
皆様も、お手元にThe北海道ファームのお米が届きましたら
できるだけ低温で、理想は冷蔵庫の中で保管をしていただきたいのです。
おいしいお米 本来の味を 味わっていただくために、ぜひお願いします。
なお、The北海道ファームのお米に限らず、
買い物中に真夏の炎天下の自動車内に お米を置いたままなんてシチュエーションは、
お米を あっという間に劣化させるので 厳禁ですよ。
皆さん、おいしいお米を食べましょうね。
2017年07月26日
水芭蕉の咲く清らかな水で育てた「北海道水芭蕉米」と
安全安心な北海道産のエサで育てた「日本一しあわせなにわとりの玉子」を生産している
北海道栗山町のThe北海道ファーム、栗原です。
稲作と養鶏で循環型農業に真面目に取り組んでいます。
ここ数日、晴れが続いて稲が日に日に成長しています。
田んぼでの稲の生育には、日照は欠かせないので晴れが続くとイイですね。
ところが、The北海道ファームの田んぼの中には、日当たりが悪いところがあります。
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写真のようなところですね。
斜面に生えている木が大きくなって、稲が日陰になってしまいます。
写真のまるで囲んだ範囲が、午前中いっぱい日が当たらないという状態。
日当たりがいいところの半分の日照時間しかありません。
そうなると、稲の生育や地面のコンディションに微妙に影響が出てきます。
稲の生育が遅れたり、地面が乾きにくかったりします。
結果、収穫後にこの部分の稲から取れるお米が規格外になってしまったり、
地面が乾かない事でコンバインがここのぬかるみで汚れたり、
日当たりが悪いことで、全体の品質や作業性にも悪影響が出やすいです。
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という事で、思い切って伐採してしまいます。
田んぼの日当たりに影響するところを、切ってすっきりしました。
これで、稲への日当たりも改善するでしょう。
根元から切り倒せばいいようですが、斜面地なのでこの木の根が
斜面の土止め、崩れ防止に役立っているので、切り倒すまではできないです。
木を切った→がけ崩れ→田んぼが埋まる となるとマズイので・・。
米作りの基本として、田んぼ土壌や日照、水などの条件をなるべく揃えて
稲の生育が ばらつかない様に 均一に育てる事は、非常に大事です。
稲の場合、稲刈りは1枚の田んぼ全体を 一斉に刈り取るので、
生育が遅れている所は、まだ青い米の製品にならない状態で刈り取ってしまいます。
そうなると、お米の製品化をする過程で、規格外米がたくさん出てしまいます。
この規格外米をなるべく減らすことが、収益向上の基本でもあるので
米農家としては、均一に生育させてベストなタイミングで収穫を目指すわけです。
という事で The北海道ファームもお米を均一に育てることができるよう
田んぼの日当たりにも 気を使いながら稲のお世話を しています。
こういう、一つ一つの小さな積み重ねが いいお米に結び付いてくるわけです。
小さなことからコツコツと、手を抜かない米作りに真面目に取り組んでいます。
2017年07月25日
水芭蕉の咲く清らかな水で育てた「北海道水芭蕉米」と
安全安心な北海道産のエサで育てた「日本一しあわせなにわとりの玉子」を生産している
北海道栗山町のThe北海道ファーム、栗原です。
稲作と養鶏で循環型農業に真面目に取り組んでいます
ここ数日、晴れていい天気なThe北海道ファームです。
稲は、そもそも温帯系の植物なので日照と温度が上がってくると
喜んでいるように見えます。
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そんなThe北海道ファームの稲
いよいよ稲穂が出始めて花も咲きじめました。
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「稲の花?見たことない」「稲って花が咲くの?」
そんな疑問が出る位、一般的に 稲の花と言うイメージは、無いと思います。
しかし、稲も植物なので、開花→受粉→実をつけるという、手順は他の植物と一緒です。
例えば、いちごは、イメージしやすいと思います。
花が咲いて、ミツバチが花の蜜を吸いつつ花粉を運んで受粉して、いちごの実がなる。
そんなイメージを 小学校の理科の時間に習ったような気がしませんか。
稲も、基本的には同じです。
※稲の場合は、風による自家受粉です
じゃあ、稲の花はどんな感じなのかと言うと、上の写真にも写っています。
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田んぼにある稲穂に近づいて よーく見ると判ります。
さらに ぐっと近づいて
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この、まだ緑色の稲穂の周りについている白い小さなものが 稲の花です。
非常に小さいので、あまり意識されることがないんですね。
モミ一粒につき、ひとつ花が咲くようになっています。
稲穂に全体でいえば、数十の花が咲いてきます。
もっと花が大きければ デルフィニウムのような咲き方にみえるかもしれませんね。
全国的に稲の開花時期に入ってきていると思うので、
皆さんも、自分の近所の田んぼで稲の様子を見てみると
「あ~これが稲の花なんだ!」とわかると思いますよ。
The北海道ファームの田んぼの稲たちは。まだまだ咲きはじめです。
これから満開をむかえ、受粉して実(=お米になる)が大きく育っていきます。
ここまで来ると、稲の生育も後半に差し掛かってきます。
だんだん、新米が楽しみな時期になってきますね。
2017年07月24日
水芭蕉の咲く清らかな水で育てた「北海道水芭蕉米」と
安全安心な北海道産のエサで育てた「日本一しあわせなにわとりの玉子」を生産している
北海道栗山町のThe北海道ファーム、栗原です。
稲作と養鶏で循環型農業に真面目に取り組んでいます。
先日、千葉の本社へ出張の際どこかに失くして来たカメラ。
当ブログで、捜索依頼をしたら見つかりました。
十全社の営業本部に忘れていたようです。
数日後に戻ってくる予定です。ありがとうございました。
で、今回この事件でカメラや情報発信について考えました。
と言うのも、会社の支給携帯がiphoneなんですね。
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で、このスマホのカメラの方がデジカメよりも画像もよいので、
「スマホで撮影してブログ記事を作ればいいのに」とか
「スマホとデジカメ2台持ち歩く意味は?」など、言われるわけです。
ブログの更新という事でいえば、確かにそのとうりなんですが、
ブログ用以外にも 作業の記録用に月に数百枚、写真を撮っています。
作業日誌の画像版と言う言う位置づけで利用しています。

そういう多量の撮影データの保存もケーブルを介してパソコンに送る方がやりやすいので・・・。
他にも作業記録の場合は、田んぼに入りながらドロだらけの手で写真を撮ったりします。
さらに、泥つきカメラを水道で洗ったり、かなり荒っぽい使い方をしています。
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そういう事でまだ防水デジカメの方が信頼性と使い勝手がよい感じです。
スマホを泥だらけにして水道で洗うのは、機能的にはOKでも気が引けるし。
デジカメなら壊しても1~2万で買い替えることもできますが、
スマホを壊すと高くつくと脅かされているのも、理由のひとつかもしれません。
ただ、スマホがせっかく支給されているのでThe北海道ファームの
情報発信のひとつとして、ブログ以外の方法も導入してもいいかもしれません。
現状ブログは、ある程度内容を吟味して記事を作っています。
(※そうは見えないという反論は、なしでお願いします)
反面、タイムリーさ、作り手の思い、自然な感情などが出にくく、
作り手の人間像が伝わりにくい、簡単にいうと「硬いね~」という面があると思います。
例えば「いま草刈り中。暑くて大変なのでアイスを食べて休憩しよう!」みたいな
ブログ記事は、ほぼないわけです。
この辺の、The北海道ファームの自然な日常を皆さんに紹介しようとすると
せっかくのスマホを活用して、SNSを使う方がいいかもしれないですね。
facebookかtwitterか、The北海道ファーム名義か、栗原名義か、
あるいは、キャラ仕立てか、色々検討の余地がありますが、
スマホを活用した情報発信を 考えてみたいと思います。
それにしても作物の特性から農機具の使い方から、SNSの活用まで、農業は奥が深いぞ!
追伸
The北海道ファームでは、当ブログのほかに
youtube と instagram で情報発信中!
それぞれ、検索してみてください。
なお、instagramのお弁当は、僕のお弁当ではないです。
2017年07月22日
水芭蕉の咲く清らかな水で育てた「北海道水芭蕉米」と
安全安心な北海道産のエサで育てた「日本一しあわせなにわとりの玉子」を生産している
北海道栗山町のThe北海道ファーム、栗原です。
稲作と養鶏で循環型農業に真面目に取り組んでいます。
北海道の地域報道誌で 北方ジャーナルという雑誌があります。

主に 北海道内で販売されています。
非常に硬派なジャーナリズム誌と言う印象です。例えば、今月号
「標津漁協 ホタテ部会長のやりたい放題」
「自称 教育コンサルタント M氏の裏の顔」などなど、記事が並んでいます。
地道な取材に基づいた、検証系の記事が非常に読みごたえがあります。
その「北方ジャーナル8月号」にThe北海道ファームの記事が掲載されました。

ルポライター滝川康治氏の 「農と食 北の大地から」 連載160回目の記事です。
「ブランド米に放牧養鶏。栗山で実現した”農業ビジネス”の歩み」という事で
4ページにわたって The北海道ファームの取り組みが記事になっています。
内容的には、お米の生産からギフトでの販売、北海道産100%の飼料の放牧養鶏など
The北海道ファームを丸ごと全部紹介していただいています。
「十全社は、異色の葬祭業からの(農業)参入で、小規模な畜産を取り入れて
複合経営を着実に実践してきたところがユニークである」と、
書いていただいてうれしいやら、恐縮するやら、ありがたいことです。
これを励みに毎日の作業にますます真面目に取り組んでいきます。
十全社の戸波社長が取材に答えて
「畑には、ブドウを植えて将来的には、ワイナリーも」と言っているのが気になるところ。
う~ん、色々事業計画が出てきて、どんどん面白くなりそうです。
生ハムも作っているし、ワインも作れば、毎日楽しそうです。
米は、あるからどぶろくなら今すぐにでも・・・・・なんてね。
紙面には、栗原と林の写真も載っています。

白黒写真と相まって、南米に行った日本人農業移民にしか見えないような・・・。
なお「北方ジャーナル8月号」は、道内主要書店、セイコーマート
あるいは、アマゾンでも購入できます。The北海道ファームの記事以外も
非常に面白いので、この機会に一読をおすすめします。
YouTubeのThe北海道ファームチャンネルは、こちら。
https://www.youtube.com/channel/UCMHHwkdCIE9N3PxMSq0L0Vg
2017年07月20日
水芭蕉の咲く清らかな水で育てた「北海道水芭蕉米」と
安全安心な北海道産のエサで育てた「日本一しあわせなにわとりの玉子」を生産している
北海道栗山町のThe北海道ファーム、栗原です。
稲作と養鶏で循環型農業に真面目に取り組んでいます。
昨日 千葉の十全社本社へ出張してきました。
いつものパターンでは、千葉の出張中に撮影した画像を張り付けて、
ブログの記事を書いていくわけですが・・・。
千葉の本社に行っている間に、デジカメをどこかに忘れてきました。
僕の場合、デジカメで写真を撮影→PCにデータを移す→画像を調整
→文章を付けて→記事をUP と言う手順でブログを更新しているので
デジカメをなくすと、ブログの更新が困難になります。
写真なしで、文章で表現するだけの能力は、ありません・・・。
という事で、出張先の十全社の皆さんにお願いです。

僕のオレンジ色のデジカメがその辺に置いてありませんか?
見かけたらご一報くださいませ。
最後に写真を撮ったのは、花穂’の調理場です。
その後→営業本部→太田の竹岡ラーメンで昼食→統括本部・木更津店→
赤いプリウス→羽田空港と移動して、羽田空港で車を降りてカバンを見たら無くしていました。
千葉での移動は、統括本部の軽の社用車です。
立ち寄り先の主な所で探してもらいましたが、無いようです。
上記のどこかで見かけたら、教えてください。よろしくお願いします。
画像データはブログ更新のたびにバックアップを取っていたので(そこも真面目です)問題はないのですが、
カメラの紛失が心理的に痛いので、見つかってほしいです。
カメラ自体もボロボロで、時々電源が切れない等の問題があるカメラですが、
この3年間ほど毎日行動を共にして 作業の記録も全部取っていたカメラなので愛着があるんですよね。
「じゃあ、なぜ失くす」と言わずに お願いします。
2017年07月17日
水芭蕉の咲く清らかな水で育てた「北海道水芭蕉米」と
安全安心な北海道産のエサで育てた「日本一しあわせなにわとりの玉子」を生産している
北海道栗山町のThe北海道ファーム、栗原です。
稲作と養鶏で循環型農業に真面目に取り組んでいます。
前回のブログ記事で、「出穂が近いな」と書きました。
そうは書いてみたものの、出穂(しゅっすい)という言葉が、
水稲農家の言葉なので、「なんだそれ?」と言うのが、当たり前なのかなと反省しています。
という事で、少々解説気味な今日のブログです。
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現在の田んぼの様子です。
だいぶ稲の草丈も伸びて、初夏の水田という景色になっています。
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近づいてみると、稲の1株1株が大きく育っているのが分かります。

約1か月半前の田植直後は、こんな感じだったので
短期間でずいぶん育ってきたました。
もちろん稲の高さも伸びましたが、1株の茎の本数が増えているのも
見て取れるかと思います。縦にも横にも大きくなっています。
この茎の本数が増える事を「分けつ(ぶんけつ)」といいます。
文けつは、6月の気温に左右され分けつの多寡が秋の収量を左右する面もあるので
「今年は分けつがいまいち遅いな~」と 米農家はボヤいたりします。
本題にもどって、稲穂の話。

田んぼから、稲を根元から切り出してきました。
稲の状態を把握するために、標準的に育っている所を選びました。

これを、カッターで縦にふたつに割ります。
そうすると、中から稲穂が出てきます。
なかなか見る機会がない幼穂の画像ですね。
写真が下手で、判りにくいので少し細工をしてみました。

現在の稲穂の様子です。
秋の稲穂に比べて、色は薄い緑色、モミガラは柔らかい薄皮みたいな感じで
肝心の白いお米になる部分は、液体が少量あるイメージです。
全体に、ふにゃふにゃで濡れていてまさに、赤ちゃんのような感じですね。
これが、いわゆる幼穂(ようすい)と言われる稲穂の状態で、
今の時期、稲の茎の中で育ってきている稲穂です。
この幼穂ができる時期を幼穂形成期と言って、
この時期の稲は、非常に低温に弱く、もし低温になると秋の収穫量が減ります。
今の時期の穂の様子を説明したところで、
この稲の茎の中で育った幼穂が、茎の中から出てくるのを出穂(しゅっすい)と言います。
出穂すると、田んぼの稲に稲穂が見て取れるようになるので
「稲が実ってきたな~」と判るようになります。
ただ育っているように見える稲もいろいろと生育段階があって、
気にしながら、面倒を見るのが農家の仕事。
子育てに近いものがあるかもしれません。
稲作の用語も、色々とあるのでブログで稲作用語を使う時には、
誰にでもわかる様に書いていくように心がけます。
The北海道ファームのブログで、稲作用語をマスターして
あなたも稲作農家と雑談に挑戦だ!
あんまり魅力的ではないか・・・・。
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2017年07月15日
水芭蕉の咲く清らかな水で育てた「北海道水芭蕉米」と
安全安心な北海道産のエサで育てた「日本一しあわせなにわとりの玉子」を生産している
北海道栗山町のThe北海道ファーム、栗原です。
稲作と養鶏で循環型農業に真面目に取り組んでいます。
北海道でも、連日30度越えの真夏日が続いています。
まぁ、関東の暑さに比べれば湿度も低いし、夜には涼しくなるので
平気と言えば、平気なんですが、暑い事には変わりありません。
そんな中、本年2回目の草刈りの時期です。
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前回の、草刈りから約1か月たったので順調に生育していますね。
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草刈り機を 乗せていざ出陣。
少しでも暑さを避けるため朝6時から開始です。と言ってもすでに30℃近い・・・。
ハウス農家は、朝4時から働いているそうなので農家的には遅いスタートかもしれません・・。
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タイミングが合うと、ごく一部で日陰になっていますが、
基本的には、さんさんと降り注ぐ陽光の下での作業、暑すぎる・・・。
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途中、草刈り機のベルトが切れるというトラブルがありましたが、
農機具屋さんに在庫があり、交換だけで即修理完了。
「機械が直るまで、作業やすみ!」とは行きませんでした・・・・。
「何で、こんなに暑いのにアゼの草刈りを しているのか?」
「多少は、伸びても見た目が悪いだけだからいいんじゃない」
と、思われる方が多いと思いますが、実はこれには訳があります。
稲の生育のタイミングとの関係で、今刈っておかないと、
最終的に商品にならないい規格外米を増やしかねないからです。
まず、前提として、あと数日すると稲が出穂の時期、稲穂が緑の状態で見えてきます。
その緑の状態の稲穂に、昆虫類が口を差し込んで、まだやわらかい米粒のエキスを吸います。
そうすると、吸った跡が残り、着色米や斑点米と言われる商品にならない米粒ができてしまいます。
そのため出穂の直後の時期に草刈りをしてしまうと、アゼ草が刈られて虫が田んぼに逃げ込む→
おいしい出穂直後の稲穂がたくさんある→そのまま田んぼに居座る→着色米など被害が拡大→
商品内ならない米粒が増える→利益が減る、という訳です。
そうならない様に、出穂前の今のうちにアゼ草を刈る→虫が居心地が悪くて田んぼのアゼから他に行く→
出穂後に稲穂が吸われる可能性が減る→商品にならない米が少しでも減る→利益が増える→素晴らしい。
そんな事を考えて、いまこの暑い中草刈りを真面目にやっているわけです。
まぁ最低でも、出穂直後に草刈をしないことは、虫にいたずらに移動を促さない効果は、あると思います。
「じゃあ、アゼの草を除草剤で枯らせば、虫もいなくなるでしょう」と、
思った方、農業センスがありますね(※ 非農家に限る)
それでもイイと思いますし、実際に草刈りの手間を考えて
アゼも除草剤で処理してしまう農家も沢山います。
アゼ草が茶色く枯れている田んぼは、そういう考え方ですね。
でも、アゼ草を完全に枯らしてしまうと、今度はアゼが単純な土盛りになってしまい
強度が落ちて、崩れたり水が漏れたりする別のトラブルが起きがちです。
(※アゼ塗の頻度を上げて対応したり、土質的にOKな田んぼもあります)
さらに、アゼに除草剤をまくという事は、ちょっとした手さばきや風の具合で
稲にも除草剤がかかってしまうリスクがあります。
The北海道ファームとしては、除草剤の必要以上の多用も避けたいところです。
まぁ、色々書きましたが、草刈りひとつとっても
作物の生育タイミングやアゼの保全、除草剤への考え方など
いろんなことを考えながら取り組んでるのが農家の世界です。
田んぼのアゼ草なんて、外から見てると、「伸びたらければいいんじゃない」
「伸びすぎてダラシナイ田んぼ」とか、見た目で判断しがちですが、
いやいや、奥が深くて面白いですね。
そんなわけで、田んぼの作業工程を見ていると
「この田んぼは、共感できる作り方だな~」とか、
「そういう事か!」と感心したり、作り手の考え方が見えて面白いです。
The北海道ファームのお米作りも、食べていただく皆様に
「いい作り方してるね~」「手を抜かないね~」さらに「だから、おいしいんだね!]と、
言っていただける様、毎日真面目にお米を作っています。
さらに情報発信にも取り組んでいます。
ただ腹を満たすための米でなく、共感できるお米を買う、
そんなお米の買い方が主流になればいいと思っています。
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それにしても、今日も暑い。あとは夕方に草刈りをしよう・・・・。
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