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農場ブログ

地域の一員 The北海道ファーム

2017年07月13日

皆さんこんにちは。

農家 兼 1級葬祭ディレクターの栗原です。

ちなみに 1級お墓ディレクターでもあり、農業界より葬儀業界の方が長いです。

 

The北海道ファームは、栗山町の旭台と言う地区で農業をしています。

農業、特に水田農業は、農業用水を利用する性質からも、

地域の一員として、農業に取り組んでいく事が欠かせない性質があります。

The北海道ファームも日ごろから近隣のお付き合いに、参加せていただき

地域の先輩がたから、農業だけでなく色々な事を教えていただいています。

 

という事で、先日旭台5班の一員としてお葬式のお手伝いを させていただきました。

先ほどの自己紹介は、この前振りだったわけです。

「地域の活動をしていると、お葬式のお手伝いも事もあるよね」という話は、あったのですが・・・・

まさか、こんなに早くお葬式のお手伝いに行くとは、思いませんでした。

 

喪服を着て、受付に座る林さん。

会葬礼状をセットする姿は、久しぶりに見ました。

お礼状の折り方、さばき方が、プロってますね。

 

もちろん隣組の一員として、お手伝いに出ているので色々と仕事があります。

関東圏のお葬式とは、やっぱり色々と異なるので、勉強になりました。

 

受付係  お香典を受け取り封を開ける、会葬御礼を渡す

確認係  金額を確認して 中身を出す

領収書係  お香典の領収書を書く

ナンバー係 香典袋に通し番号を付ける

袋係   香典袋に穴を空け番号順にリングでまとめる

記帳係  香典帳に香典の額、名前、住所等を記入

会計係  帳面と実際の金額の集計、各業者への支払い

 

受付だけでもこんな感じですね。結構大変ですが、これが当たり前だそうです。

 

他にも

お寺係 お寺の接待をする係、導師は数人来るのが普通のようです。

配膳係 食事を出す所で配膳をしたり飲み物を出したり

※ちなみに 仕出しを利用しない場合は料理も作るそうです。

 

さらに通夜葬儀の進行も隣組の仕事だそうで

司会  式全体の司会進行(今回は葬儀社の方でした)

焼香係  葬儀は、指名焼香なので、親族全員、役職者の名前を読み上げていく

弔電係  弔電を読み上げる係

 

他にも大事な

役所係 死亡届けを提出して火葬許可証をもらってくる

なんて仕事もありまして、隣組の仕事は、盛りだくさん。

 

葬儀の清算も隣組の仕事で、集まった香典から

葬儀社や料理屋さん、その他、細々した支払いも、隣組の会計係の仕事です。

出棺している間に、集金が受付に来るんですね。

 

このような、様々な仕事を滞りなくこなせるというのは、

隣組の力がすごいなと感心するばかりです。

僕も林さんも、皆さんに色々と教えていただきながらお手伝いをさせていただきました。

 

僕も指名焼香の読み上げ係として、司会台からマイクでご案内を申し上げました。

数年ぶりなので最初の一声は、緊張しましたが、しゃべりだしてしまえば普通にできるものですね。

一人づつ時間を掛けてご案内しようとしたら、「もっとペースを上げて」と、

葬儀社の司会の方から、ダメだしされましたけど・・・。

 

葬儀社の司会の方と色々お話をして、今度から司会もできそうですね。

まぁ、葬儀屋歴15年以上なんで、出来て当たり前と言えば、当たり前なんですが。

葬儀の司会進行を完璧にこなす隣組のおじさんと言うのも、なかなか貴重でしょう。

 

軽トラに載って、大きな紙袋をいただいて帰る林さん。

完全に隣組のおじさん(まだまだ若手)ですね。

 

なお、栗山町の葬儀事情についても色々と情報を収集したので、

十全社栗山支店もできそうな気がしてきましたよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トラクターカスタム

2017年07月10日

水芭蕉の咲く清らかな水で育てた「北海道水芭蕉米」と

安全安心な北海道産のエサで育てた「日本一しあわせなにわとりの玉子」を生産している

北海道栗山町のThe北海道ファーム、栗原です。

稲作と養鶏で循環型農業に真面目に取り組んでいます。

 

今日は、トラクターの話題です。

The北海道ファームのトラクターのうちの1台 クボタのL4202DTです。

1978年から1985年の間に製造されていた機種なので

もう40年近く前のトラクターですが、ビニールハウスに入れる高さなので重宝しています。

外見的に痛みと電装系の不調が目立ってきていますが、まだまだ活躍してもらわないと困ります。

 

という事で、雨が当たるせいかサビとペイント剥がれがひどいボンネットを ペイントしました。

こんな感じで、結構傷んできています。

 

まずは、車体からボンネットを外します。

車よりは、簡単に外せました、構造が単純なのはいいことです。

その後、さびた部分やペイント割れの部分をサンダーで研磨していきます。

汚れ落としと下地作りですね。

 

結構広範囲に磨くことになってしまいました。

この状態だと、完全にゴ〇にしか見えないような・・・。

 

今回は、つや消しブラックで塗ってみました。

スプレーで何度か重ね塗りをしました。

イメージは、スポコンカスタムのカーボンボンネット使用、

つや消しブラックでボンネットの反射光を防いで、

強い日差しの日でも運転が快適になる予定です。

※ ほとんど冗談です。

 

 

塗装上がりで、装着してみました。

全体のやれ具合と違和感なく仕上がったかなと。

これで、ボンネットも寿命が延びたと思います。

あくまでも、真面目に修理したわけですから・・・。

 

なんだかスポコン風と言うよりも、ラットカスタムの世界ですね。

まぁラットカスタムと言うよりは、本気の劣化ですが、

そこはあえてラットトラクターとしておきます。

 

と、マニアックな用語で一部の読者にしかわからない事になっていますが、

トラクターも自分で手を入れると、いっそう愛着がわくという事で。

 

そのうち運命の出会いでポルシェのトラクターを

どこかの納屋から発掘してレストアしてみたい栗原でした。

 

 

立入禁止 ジャガイモ畑

2017年07月08日

水芭蕉の咲く清らかな水で育てた「北海道水芭蕉米」と

安全安心な北海道産のエサで育てた「日本一しあわせなにわとりの玉子」を生産している

北海道栗山町のThe北海道ファーム、栗原です。

稲作と養鶏で循環型農業に真面目に取り組んでいます。

 

The北海道ファームのある栗山町を 車で走っていると畑に花が咲いているのを見かけます。

さて、何の花でしょうか?

白くて、小さい花が咲いています。

そう、ジャガイモ畑でじゃがいもの花が満開を むかえています。

 

きれいな景色になりますが、畑には立入厳禁です。

安易な気持ちで立ち入ると、靴の裏に付いた土や車のタイヤに付いた土から

病害虫が畑に侵入して、作物に大打撃を与えたり、

2度と作物が作れない畑になる可能性すらあります。

とくに、観光客の皆さんは、記念写真の為に畑に入りがちなので要注意です。

道端の畑に、入り込むと農家から「キツイお説教」を受けます。

もし病害虫でも持ち込もうものなら「地域の農業を壊滅させた犯人として追われる」くらいの感じです。

ということで、畑に入るのは、本当にやめておいた方がいいですよ。

 

 

さておき、The北海道ファームの畑でも林さんがじゃがいもに挑戦中。

ご近所の大先輩からいただい種イモを植え付けて、今のところ順調に生育中。

この品種は、薄い紫色の花が咲いていますね。

ジャガイモも品種によって花の色が何種類かあるんですね。

 

林さんは、大先輩に教えを受けつつ畑の防除をしています。

「とりあえず、試験的に栽培を」と言う話で家庭菜園に植え付けましたが、

大量に植え付けすぎかと思われます。食欲に突き動かされて、植えてしまったんだろな~。

これだけ大量に植えてしまうと、収穫作業自体が大変なことになりそうです。

さらに、多分収穫量自体もトン単位の予感がします。

「こんなに作ってどうする」の状態になりそうです。

まぁグループ会社全体のスタッフに冬のボーナス現物支給で配布するという手もありそうですが、

「年末に向けてイモを配給します」って、どこぞの食糧難の国みたいですね。

 

なんとか、このイモを商品化して売り上げをあげる方法を考えないと・・・・。

保存がきいて、加工賃が安価で、人気がでそうなじゃがいも商品・・・・。

「そんなのあれば、もう自分が作っているわ」農家のツッコミが聞こえてきます。

 

と言うより、商品化の道筋も考えずに大量に植え付けては、いけないですね。

自分で食べきれる分だけ植えるか、商品にして利益を出すまで計画して植えるか。

収支の合わない生産活動は、疲れるだけなので禁止です。

 

 

YouTubeのThe北海道ファームチャンネルは、こちら。

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農場、自宅など空撮します

2017年07月07日

水芭蕉の咲く清らかな水で育てた「北海道水芭蕉米」と

安全安心な北海道産のエサで育てた「日本一しあわせなにわとりの玉子」を生産している

北海道栗山町のThe北海道ファーム、栗原です。

稲作と養鶏で循環型農業に真面目に取り組んでいます。

 

さて、今日はThe北海道ファームの新事業を立ち上げたいと思っています。

それは、地上の空撮サービス!

 

まずは、見本をご覧ください。

The北海道ファームの 空撮写真です。

このような写真を 撮影する新事業を 考えています。

自宅、農場、ほか施設などを 空から1枚の写真に収めます。

 

撮影に使用する機材は、最新型のドローンです。

って

操縦機に カメラの画面を移すことができますので実際に空撮画像を見ながら

ご希望で写真のアングルや範囲を 決めることもできます。

 

 

よく、お家の居間に額縁に入った自宅の空撮写真が飾られています。

撮影から、年月が立つと家を建て替えたり、状況が変わってきます。

そんな時こそ、The北海道ファームの空撮サービスをご利用ください。

 

他にも、新規に農業施設を建てた記念、自宅の新築記念、店舗の開業記念など

HP用の素材写真としても活用できます。

アイディア次第で 使い道は広がります。ぜひご検討ください。

 

※ 撮影予算は、撮影枚数、撮影地などで変わります。応相談です。

※ 航空法により撮影機材が飛行できない場所での撮影はできません。

 

 

栗原としては、結構本気なんですが、まずは需要があるのか?そんなところからスタートです。

ご興味のある方、The北海道ファームの栗原か林までお問い合わせください。

さぁ 連絡は来るのでしょうか。気長に待ってます。

 

 

 

すくすく成長中

2017年07月05日

水芭蕉の咲く清らかな水で育てた「北海道水芭蕉米」と

安全安心な北海道産のエサで育てた「日本一しあわせなにわとりの玉子」を生産している

北海道栗山町のThe北海道ファーム、栗原です。

稲作と養鶏で循環型農業に真面目に取り組んでいます。

 

The北海道ファームに来てから20日ほどになる黒ひすい鳥のひな。

来た時に比べて、体格も倍くらいにおおきくなり元気に動き回っています。

 

人間が来ると、一斉にピヨピヨ言いながら逃げていきます。

すばやい動きは、さすが鳥ですね。

まだ、外の放牧場に出していませんが、運動量は十分足りていそうです。

前回のヒナ育成時のデータ取りが不足しているので、あくまでも勘になりますが

約3か月くらいで大人の鳥と変わらない体格に育つ予定です。

 

大人の鳥と、ほぼ同じ体格になったら去年の1期生約150羽と今回の2期生約200羽を

同じ外の放牧場に解き放ち、2群を合流させる予定です。

養鶏業界でもほぼ例がないと言われる150対200の大合流、どんな事になるのか・・・。

 

 

その合流予定のもう一方、1期生はこんな感じです。

ヒナから比べれば、10倍くらい大きいです。

鶏舎の床に、栗原がエサをこぼしたので夢中でつついたり、

 

そとの放牧場で、自由気ままに草を食べたり、元気に暮らしています。

2年目の夏を迎えて、微妙に産卵数が落ちてきたような気もしますが

まだまだ元気いっぱいで走り回っています。

 

 

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真面目すぎる 中干しからの溝切作業

2017年07月02日

水芭蕉の咲く清らかな水で育てた「北海道水芭蕉米」と

安全安心な北海道産のエサで育てた「日本一しあわせなにわとりの玉子」を生産している

北海道栗山町のThe北海道ファーム、栗原です。

稲作と養鶏で循環型農業に真面目に取り組んでいます。

 

ここ数日、夏のような晴れが続いたThe北海道ファームのある栗山町。

この晴天を利用して 田んぼの中干しと、溝切作業を進めています。

田んぼの水を抜いて、田んぼの地面を露出させ、

写真のように溝を掘っていく作業です。

 

田んぼの水を抜いて中干しをすることで、稲の根元まで酸素がいきわたり

これからの穂をつける時期に向けて稲全体を活性化させます。

また、水を抜いて地面を空気にさらすことで

田んぼの地面の状態を 良くするという効果もあります。

ワキの軽減といったりしますが、マニアックな話なので省略・・・。

 

どんな感じの作業化と言うと、

広大な水田での溝切作業です。

何が何だかわからないので、ズームイン。

 

自走式の溝切り機で、溝を掘っています。

 

The北海道ファームの田んぼで 溝切を真面目に行うと、

総延長十数キロになってきます。

結構、きつい作業なので2人のパイロットで行いましたが、久々に筋肉痛が勃発。

普段使わない筋肉を使うのでモモの裏など変な所がイタイ・・・・。

 

う~ん 広い・・・・。ついでに暑い・・・・。

 

溝切り機だけでは、ダメなので仕上げは手作業も必要です。

掘りつけた溝を 手作業で修正中。これも地味に大変な仕事。

 

 

この中干しからの、溝掘り作業。

北海道の稲作では、「やった方がいい」とされ、

農業普及所の指導や教科書的な本にも必ず出てきますが、

実際に溝掘りまで行っている農家は、少ないのが現状です。

 

やってみると解りますが、手間が尋常ではないくらい大変。

人手も必要ですし、炎天下の作業で疲労もかさんできます。

それでも、するしないで、秋これから2か月の水管理もしやすくなり、

秋の田んぼの状態も良くなることが、実感できるので大事な作業です。

 

肉体的、精神的にキツイ作業ですが、真面目が持ち味なThe北海道ファーム、

手を抜かずに作業をして、おいしく高品質なお米作りに まい進してまいります。

 

使用機材 田面ライダーV3 (本当にこの名称)

空冷2ストローク単気筒45cc 混合給油仕様 (こう書くとレースバイクっぽいですね)

 

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お米の出荷と保管のおねがいも

2017年07月01日

水芭蕉の咲く清らかな水で育てた「北海道水芭蕉米」と

安全安心な北海道産のエサで育てた「日本一しあわせなにわとりの玉子」を生産している

北海道栗山町のThe北海道ファーム、栗原です。

稲作と養鶏で循環型農業に真面目に取り組んでいます。

 

6月もあっという間に過ぎていきましたが、間を見て工場も動かしていました。

昨年のお米の在庫も 残り少なくなってきました。

 

田んぼの手入れやにわとりのお世話もあるので、

工場フル稼働という訳にもいかないのが もどかしいところ。

 

気温が上がってきているので、精米時の摩擦熱の処理など

季節柄の気を使う部分が多くなり、細心の注意が必要です。

精米作業、袋詰め作業については、マイナス気温の冬の方が向いていますね。

 

それでも出荷の準備を整えて、JR貨物のコンテナが集荷に来ました。

5トン弱のお米が、千葉の十全社に向けて出発していきます。

 

お客様の所へ、いざ出発。

「みんな、おいしく食べてもらえよ~」

千葉県は、もう真夏の陽気と聞いていますので、暑さが心配です。

 

皆様のお手元にお米が届いたら、冷蔵庫での保管をお願いしたいところです。

意外に思われがちですが、お米は、野菜と同じ生鮮食品。

ありがちな、流し台の下の米びつやレンジ台と一体化した米びつで、

40度以上になる事もある千葉県の室温で保管されてしまうと、

お米の品質、食味は確実に劣化します。

もちろん十全社の倉庫では、保冷で保管しています。

 

この話は、The北海道ファームの水芭蕉米に限らず、

どんなお米でも同じなので、「お米の保管は冷蔵庫」という事を

皆さんにも意識していただけるとおいしいお米が食べられますよ。

 

 

~社内連絡~

今回は、おまけで動力式穴掘りドリルもコンテナに入れましたよ。

なお土の地面では、感動するほどの威力を発揮しますが、砂利には弱いのでご注意を

 

 

 

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中干しと水路掃除も

2017年06月30日

水芭蕉の咲く清らかな水で育てた「北海道水芭蕉米」と

安全安心な北海道産のエサで育てた「日本一しあわせなにわとりの玉子」を生産している

北海道栗山町のThe北海道ファーム、栗原です。

稲作と養鶏で循環型農業に真面目に取り組んでいます。

 

6月は、雨が多く日照が不足した感じですが稲も何とか育ってきました。

水田は、水を張りっぱなしのプールみたいなイメージを 持つ方が多いのですが、

実は、稲の生育に合わせて何度か水を抜く時期があります。

「中干し」とか「土用干し」と言われています。

稲全体を 空気にあてて根も含めて酸素を吸わせ元気にするイメージです。

 

 

6月のこの時期、中干しの1回めをするために水を抜きます。

写真のように 排水口を開けていきます。

 

相当な勢いで 田んぼの水が排出されていきます。

十数枚の田のぼから水を落としていくと、大量の水が排水路に流れていきます。

 

こういう風に大量に田んぼから水を流すと、問題になるのがここ。

意味不明な草むらですが、実はこの下にThe北海道ファームの田んぼの大部分からの

排水が集中して流れていく水路があります。

 

そんな大事な排水溝が、草むらに埋まっていると洪水の原因になります。

というわけで、草刈りをしてみました。

排水路は、見えるようになりましたが案の定、洪水状態で

水路から水があふれています。

流れが良くなるように もう少し掃除をしないといけませんね。

 

 

半日かけて、水路をさらってはみ出した草の根や泥を掃除しました。

流れを悪くしていた最大の原因は、ブルーシートが詰まっていました。

う。多分風で飛んできて、そのまま水路に詰まっていたのでしょう。

 

いい感じで洪水も収まって、排水路が順調に流れ出しました。

これで、田んぼの水を ガンガン排出できるぜ!

やっぱり、排水路や用水路の整備は、大切ですね。

 

ちなみのこの水路、去年までは近所の水田仲間が掃除していましたが

その方が農家を引退したので、今年は僕たちが掃除しました。

担い手の農家が減ると、水路維持などの作業負担が他の農家に行ってしまう。

そんな、農家減少の影響を実感する水路掃除でした。

 

このまま農家が減り続けると、1件当たりの用水路などのインフラ維持への労働が増えていき、

最後には、インフラ維持ができなくなり、雨が降るたび用水があふれて大洪水。

そんな未来も、遠くないかもしれません。

The北海道ファームも地域の一員として、

地域のインフラや共同体の維持に 微力ながら協力していかないといけませんね。

 

 

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動画で ひよこを大公開

2017年06月29日

水芭蕉の咲く清らかな水で育てた「北海道水芭蕉米」と

安全安心な北海道産のエサで育てた「日本一しあわせなにわとりの玉子」を生産している

北海道栗山町のThe北海道ファーム、栗原です。

稲作と養鶏で循環型農業に真面目に取り組んでいます。

 

さて、先日The北海道ファームの仲間に加わった黒ひすい鳥のひよこたち

飼育員の林さんが わが子のように手をかけて面倒を見ているおかげですくすくと育っています。

 

 

栗原 「家畜と言うより、ペットだね」

林 「いや、家族だから」

愛情のかけ過ぎのような気がしますが、まぁいいか・・・。

 

※特別に消毒済のスタッフが撮影しています。

 

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稲を数える

2017年06月26日

水芭蕉の咲く清らかな水で育てた「北海道水芭蕉米」と

安全安心な北海道産のエサで育てた「日本一しあわせなにわとりの玉子」を生産している

北海道栗山町のThe北海道ファーム、栗原です。

稲作と養鶏で循環型農業に真面目に取り組んでいます。

 

さて、The北海道ファームの全17枚の田んぼに、何列の稲が植わっているでしょうか?

田んぼの一角の写真ですが、ここの田んぼに何列稲が植えてあるか、

これを数えるという仕事があります。本当です。

 

こんな感じで、去年からカウンターで数えています。

その前は、本当に指さし確認で「いち、にー、さん・・・」と数えていました。

アゼを歩きながら目線は常に稲の列を追っています。

足元不安定な細いアゼを歩きながらカウントしていると、転びそうになり

「あれっ、どこまで数えてきたのかな?やり直し」なんてこともあります。

風で揺れる稲の列を 見ながら歩いていると船酔いのごとく目が回ってフラフラしてきます。

 

各田んぼを数えて、田んぼの図面に記録します。

Hの田のぼは、120列、と一枚一枚記録しておきます。

この植えてある列数の記録は、秋の収穫量調査でデータとして必要になります。

サンプル刈取り量×列数で、係数表に当てはめて、田んぼの概算収穫量を出し、

そのデータで、今年の作況、豊作、不作なんていうのを出すんですね。

多分全国的な調査だと思います。

 

ではなぜ、今時期に数えているかと言うと

秋の田んぼで列数を数えるのは、今数える以上に困難だから。

参考までに去年の九月の水田の写真です。

こうなったら、列を数えるのは、もう本当に大変。何回数えても列数が合わない状態になります。

 

なお、毎年毎年、目を回しながら数えていますが、

大先輩農家は、「毎年、同じ列数になるよ」と言います。

The北海道ファームの場合、17枚中半分位は同じですが、

最大で6列違うとかバラつきが出ています。

植える方向を替えたり、田植え機に乗る人のクセで数列は、簡単に変わるようです。

 

正確なデータを重視するので、毎年数えていますが、必ず出てくるのが

田植機は、偶数列(6列、4列、2列)でしか植えることができないのに、

田んぼで列を 数えてみると奇数列(例えば131列とか)になるパターン。

 

田植機が偶数植えな以上、奇数列になるわけがないので、単なる自分の数え間違いなんですが、

毎年なぜか数枚、奇数列のカウントになるんですよね。

絶対に数え間違いなので、数え直し・・・。あ~目が回る・・・。

 

 

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