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農場ブログ

坪刈りの日

2016年09月16日

2016モンドセレクション金賞受賞の「北海道水芭蕉米」を作っている

The北海道ファームです。→詳しくはこちら 真面目にお米を作っています。

 

さて、稲作農家における一大イベント!坪刈りをしました。

いままで、ブログにたびたび「坪刈り」という言葉が出てきていましたが、その坪刈りです。

いままで「坪刈り???」だった農家外のみなさんにも解るように書いてみます。

 

まず、「坪刈り」の目的は、収穫量の調査ということです。

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まずは、鎌と坪刈り用のコンパスを準備し、一人1セット持ちます。

 

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坪刈りをする田んぼに道具をもって入ります。

サンプル調査なので、3~4枚に1枚の割合で、調査に入る田んぼを決めてあります。

坪刈りをする田んぼ1枚につき3か所、決められた地点に刈取りに入ります。

写真でいえば、後ろの青い服の人が全体を見渡して刈取り位置の指示役です。

 

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この時に以前に立てた旗が目印になります。

立てた旗の延長線上に刈取り位置が来るわけです。

 

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刈取り場所では、先ほどのコンパスを使用して、

ぐるっと円形に1周、稲を刈り取ります。

 

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株が全部円に入る場合は簡単ですが、半分だけ円にかかる時は半分だけ刈ります。

ついおまけで多めに刈りたくなりますが、調査なのでそうは行きません。厳しく刈ります。

 

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刈り取った稲を 抱えて回収してきます。

 

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1枚の田んぼから3か所刈り取って、ひとまとめにします。

自分たちの場合は、10数枚この作業をします。

だいたい午前中いっぱいの刈り取っている感じです。

 

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田んぼごとに刈り取ってきた稲を 脱穀機をつかいモミを外します。

その外したモミを 量りで測って重さを測定します。

 

その田んぼごとのモミの重さで計算式で 収量が出てきます。

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たとえば、モミが1900gの場合、予想収量は448kgとなります。

その数字で、個人的には「今年は豊作!」とか色々と出てくるわけです。

で、地域の中で「一番多い!」とか「一番少ない・・・。」とかそんなのも出てくるわけです。

 

で気になるThe北海道ファームの予想収量は、「435kg@10a」 「7.25俵@1反」です!

思いきりよく、ブログに書いてしまいましたね~。自分の事だからかいてもいいという事で。

業界的にもなんでよ?とざわつく感じの数字ですね~。

ちなみに、地域でビリ!一番少ない収量です・・・・。地域平均から見ても少ないですね。お見事!

The北海道ファームで狙った作り方から言って、予想以上に量は取れている感じなんですが。

 

まぁ 収量は一つの指標として大事なので毎年楽しみにしていますが、

年々減ってくるThe北海道ファームの収量調査・・・・。いいんです!

 

米作りの判断基準は「質と量」ですが。質もいい量も多いは理想ですが これがなかなか難しい。

The北海道ファームの方針は、「量は捨てて質を狙う」なので量が減るのは、まぁいいわけです。

問題は質!質がイイかは、精米までして白米のならないと解らないので 今の時点ではわかりません。

見た目的には「いい感じ」に仕上がっているんですが。

 

今年度のお米、おいしいかどうかの確認は、もう少し後です。楽しみ。

 

 

 

 

 

 

 

稲刈り準備中

2016年09月11日

2016モンドセレクション金賞受賞の「北海道水芭蕉米」を作っている

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9月も半ばに差し掛かると 稲刈りの雰囲気が漂ってきます。

「坪刈り」といわれる収穫量調査のための試し刈りは、13日の予定です。

坪刈りが終われば、いよいよ稲刈りが始まる予定です。

 

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The北海道ファームの田んぼには、北側に山があり風当りが弱いという地形的条件で

温度が上がりやすく、稲の生育が早くなる田んぼがあります。。

そんな条件の田んぼでは、写真のようにいい感じで生育も進んできました。

肥料を減らして、小出来につくる(こできにつくる=稲を大きくし過ぎないで小さく作る)ようにした

効果で、生育が早めになったというのもあると思います。

 

そんな稲刈りがちかづいていくなんとなくソワソワしたなかで、

稲刈り直前の準備や稲刈り前に終わらせたい仕事を進めています。

 

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これは、坪刈りの準備です。坪刈りで刈る予定の田んぼに作業用の目印を設置します。

1枚の田んぼに3本立てています。

坪刈りについては、また別の回で解説したほうがよさそうですね。

 

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検地役人の林さんが、稲の植え付け列の数をカウントしています。

「お代官様 これをお納めくだせぃ。ひとつよしなに・・・・」

「おぬしも悪よのう~。わかった。わかった」

というやり取りは、ないです・・・・。これも坪刈りの準備です。

 

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稲刈りをした モミを運搬するための鉄コンテナの組立です。

10器程度なので そんなに大変ではありません。林さんも慣れたものです。

 

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今年から、作業体系で考えている事があって、

トラクターでも鉄コンが運べる道具を準備しました。

試しに鉄コンを トラクターに付けてみました。

中古の器具を買ってきたので「付かなかったら どうしよう」と

心配していたので 無事装着できてホッとしました。

 

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「家畜運搬中」

一応、お約束でふざけてみました。

危険なので真似をしないでください。

 

さて、稲刈りまで晴れが続いて田んぼが乾くよう祈っていたら

昨晩もいきなりの局地的豪雨、田んぼがまた水浸し・・・・・・。

またもや 天気に振り回されつつなんとなく落ち着かない日々です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こころの余裕

2016年09月09日

2016モンドセレクション金賞受賞の「北海道水芭蕉米」を作っている

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いよいよ 稲刈り開始まで1週間程度かなというタイミングになってきました。

近所の水田の生育具合を参考にするための小一時間の水田見学ドライブをしていたところ

道路沿いに お花を植えている農家さんがありました。

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ひまわりを道路沿いに植えてありました。

 

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自分の家の敷地と道路の境界にずーっと植えてあるようです。

 

The北海道ファームの場合、こういう道路ぞいの所も

草刈りで一生懸命刈り取ってきれいにしていますが、

写真の農家さんのように ひまわりを植えて咲かせると、すごくいいですね。

何の変哲もない路肩が 花があることで明るくなるようです。

 

道路沿いに花を植えることが耕作上役に立つわけではなさそうですが、

道行く人を楽しませる効果は、すばらしいと思います。

 

「道路沿いにお花を植えるといいな~」と思いながら

今日もヒエを草刈り機で刈り倒しています。

来年は、道路沿いに花を植える位、こころに余裕を持ちたいものです。

秋の気配がそこかしこに

2016年09月07日

2016モンドセレクション金賞受賞の「北海道水芭蕉米」を作っている

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台風や豪雨が北海道全域を襲って未曾有の大災害!の様相を呈しています。

が、The北海道ファームのあるここ栗山町を含む南空知は、なんとか大きな被害もなく、

「いやぁ~雨が多くて仕事にならないね~」というレベルです。

栗山って本当に いいところですね。

 

そんな、台風が通り過ぎるたび日に日に秋の気配が深まっているようです。

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The北海道ファームの栗の試験圃場で、栗が実っています。

これは、2年目の苗木を抵触して2年目の木です。

きびしい冬を奇跡的に超えてきた貴重な「丹沢種」です。

※丹沢種 = 本州の品種で北海道の冬を超えるのは、非常に困難といわれる品種

まだ、1本に1個くらいの実なので貴重すぎて食べる気がしないですね。

 

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ここ数日、赤とんぼも飛び回るようになっています。

 

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田んぼもだいぶ色づいてきました。

今年の収穫量を調査する「つぼ刈り」は、13日の予定です。

今年は、肥料の窒素成分を大幅に少なくしたので、収穫量は、減る予定です。

「つぼ刈り」でどんな結果が出るか?楽しみでもあります。

 

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あっ、田んぼに謎の生物UMAの影!イエティか?

 

そんなわけもなく、真面目にヒエをとるH社員です。

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近づいてみたら ヒエを高々と掲げて収穫の喜びを表現してくれました。

確かに、ヒエを取って種を落とさない様にするのは、来年に向けていいことですが、

そんなに、満面の笑みで喜ばなくてもいい気がします。

 

 

さて、稲刈りが近づくこの時期、今日も午後から雨が降り始めました。

雨が続いて田んぼが乾かない事を心配しつつ、

今のうちに、稲刈りの準備や雑用を片づけておきましょう。

 

くり日記

2016年09月04日

皆さんにご心配いただいている台風ですが、ここThe北海道ファームのある栗山町では

洪水などの目立った被害は無いようで、「栗山は、いいところだな~」と思ったりしています。

 

という事で、田んぼの作業もやや一段落しているのでちょっと「むかわ町」まで出かけてみました。

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栗山から1時間ほどの距離、むかわ町は、恐竜の化石が発掘されることで有名な場所です。

しかも、「恐竜の全身骨格」がでたり、かなりの大物が今なお発掘中だったりします。

 

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町内には、こんな恐竜型の「遊具?」もあったりして・・・・。

そんなわけで、町立博物館も恐竜展示が充実。恐竜好きには、たまらないスポットでした。

 

そんな、むかわ町で気になったのがこのキャラクター!

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「シスト男爵」・・・・・・・・・いいのか?

 

というのも、「シスト」というじゃがいもに壊滅的なダメージを与える害虫がいます。

シストが発生すると、ジャガイモに壊滅的な打撃があるので

「シスト立ち入り禁止」とか「シスト侵入防止」という看板が

栗山町のそこかしこにあり、対策を呼び掛けています。

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そんな「シスト」と名前が同じ・・・・・気になる。

いま、「シスト男爵」で検索してみたら、HPもある・・・・。しかも充実の内容・・・・。

 

 

そういえば、むかわ町にはこんな名前の公園も

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「ホッピー公園」 ホッピーが飲めるわけではないです。

ちゃんとした由来があるようですが。

 

むかわ町、シシャモとノーベル賞の鈴木さんで有名ですが、

いろいろ気になる町です。

 

 

 

台風の影響

2016年09月01日

2016モンドセレクション金賞受賞の「北海道水芭蕉米」を作っている

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台風が続々と北海道付近を通るので、道内各地で大変なことになっています。

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写真の右半分が台風の雲、左半分が晴れの空。

この後、みるみる台風の雲に覆われていきました。

 

が、不思議とThe北海道ファームのある栗山町、南空知付近では

目立った被害もなく「助かった」と、ホッとしています。

皆さんご心配いただき ありがとうございます。

 

ただ、道内各地で鉄道も道路も寸断されていて、収穫期に出荷ができない状態。

フェリーもストップで物流が混乱しているようです。

大雨+物流混乱で、農産物価格が高騰中。色々影響が出ています。

 

The北海道ファームでも台風の影響で天気が目まぐるしく変わるので外の作業は、ストップ。

雨が止んでも地面が乾かないとできない作業が多いので 雨上がり=作業再開とは、行きません。

この辺は、農家以外の人にはわかりにくい所かもしれませんね。

 

で、そんな天気の合間は、雨でもOKな作業をします。

代表的な雨でもOKな仕事は、機械の整備。倉庫でできますから。

 

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先日、入手したトラクター用のアタッチメント。

トラクター後部に 鉄コンテナをつけるための部品です。

 

結構、サビが目立つので、

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こんな、ペンキを塗ることにしました。

色は、迷って赤をチョイス!一般的には黒やシルバーが多いですが。

 

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結構、きれいに塗れました。

 

H社員いわく「3メートル離れてみたら新品」と、いう出来具合。

多分、ほめていると思います。

 

「じゃあ NIPRO のロゴシール張れば、純正に見えるかな?」

「この場合は アトム農機 のロゴシールの方がそれっぽい」

と、農業関係者以外には、意味不明な会話をしてみたり・・・・。

 

他にも、チェンソーの掃除や月末の書類関係に 近所の大先輩に相談事など

雨なら雨で、細かい仕事が盛りだくさん・・・・・。

 

さぁ、台風も去ったことだし、あとは地面が早く乾いてほしいものです。

外の仕事もすすめていきたですね。

 

 

~追伸~

「空知の天気で先物相場が動く」と僕に教えた 営業2課のK本さんへ

「赤いダイヤ まだまだ動きそうな荒天ですよ・・・・」(予想、責任持ちません)

 

 

 

 

 

 

 

色づく田んぼ

2016年08月27日

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お盆が過ぎ、台風がいくつも来て、季節が秋に向かっているのが分かります。

朝夕は、だいぶ涼しく半袖で外にいると肌寒さも感じるようです。

と、関東で暑さにあえぐ皆様に北海道の良さをアピールしてみました。

 

そんな秋の気配が感じられるThe北海道ファームの田んぼの様子です。

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台風明けの晴天に稲穂がゆれています。

 

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生育が早めの所では、やや黄色く色づいてきたようです。

 

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穂先もだいぶ下を向いてきました。

このまま順調に登熟がすすんでいくことを願っています。

 

 

が。不吉な台風の情報が・・・・・・。

「今、台風が来ると稲がべったり行くね(=稲が倒れるね)。」

と、田んぼの先輩たちの微妙なお話が・・・・。

「そう言うと、本当に台風が来ちゃうから。ダメですよ」

と、返すのがお約束ですね。

「台風10号!こっちへ来るな!」もう、雨はいらないです・・・。

 

 

そういえば、事務所前の用水路に珍客カモの親子が。

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「水路から、出れないわけではないよね?」

「まぁ、下流に行けば広い所もあるし。大丈夫でしょう。」

そのまま、下流方向に泳いで行きましたよ。

 

貴重な晴れ間に草対策

2016年08月25日

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1週間で台風が3つ北海道に上陸という事態は、気象観測が始まって約70年で初めての事だそうです。

おかげで、The北海道ファームのある栗山町も雨→晴れ→雨→晴れと天候が急変し続けています。

 

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台風一過の晴天。夕張岳がきれいに見えました。

 

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近所の夕張川は、普段見たことがない濁流に ものすごい量の雨が降ったことがわかります。

河川の氾濫までは、行かなそうなので少しは、少しはホッとします。

道内では、河川の氾濫や土砂崩れでひどい状況の所もあるようです。

 

 

そんな晴天も長くは続かず2日後には、もう次の雨が来る予報です。

そんなわけで、貴重な晴れ間を使って外作業に励みます。

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除草剤を通路や水路回りに散布したり。

 

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田んぼのアゼの草刈りをしたり。

 

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はるかかなたで、草刈り機を走らせるH社員。

なんだか天気が怪しいぞ。今日は雨が落ちてこないはずなのに。この曇り空・・・。

 

雨と晴れが交互に来ると、雑草だけは喜んで成長してきます。

人間の都合では、晴れが1週間くらい続いてくれないと

田んぼも、畑も乾かないので仕事に支障が出まくりです。

晴れが1週間くらい続いてほしいものですね。(切実な願い)

 

 

 

 

台風連続 通路の補修

2016年08月22日

2016モンドセレクション金賞受賞の「北海道水芭蕉米」を作っている

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台風11号、台風9号と続けて北海道に上陸するようです。

そんなわけで、ここThe北海道ファームのある栗山町も天気が目まぐるしく変わります。

朝一番で晴れているな、いい天気だなと草刈りを始めたら、

9時ころから豪雨になって草刈り機ごとずぶ濡れとか、天候に振り回されています。

 

そんな、雨が降る状態なので事務所付近の私道も水たまりだらけ。

そこで、水たまり解消のために凹んだところに砂利を引く作業をしました。

 

(余談1)本社のメモリアルハウスでも、スタッフが砂利を敷いたそうなので、

こっちも刺激されて、後回しにしていた仕事をしたということでもあります。

 

秋の収穫期には、米を積んだトラックが行き来をして、

いっそう通路が傷むはずなので多少余裕のある今時期にやっておこうという所です。

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砂利屋さんから、ダンプで砂利を購入して通路に降ろす。

その後、ミニユンボで広げていきます。

 

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ミニとはいえ排土板があるので便利・・・・・かと思いきや、

道具を使いこなすには技術が必要なわけで・・・・。

 

砂利山を薄く平らに引き延ばすのという作業に、自分の技量がついていかない。

でこぼこが、うまく平らになりませんね。

 

結局は、手作業で少しづつ撒いていくのが一番きれいに仕上がります。

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もちろん、体力的にはつらいわけですが・・・。

 

とりあえず、5立米を撒いてみましたがどうでしょう。

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奥の撒いたところは、いいようですが、

今度は手前の低い所にも砂利を撒きたくなりますね。

砂利撒きは、ここを撒いたら、次はあちら。きりがない作業にはまりそうです。

まぁ、砂利敷き作業自体は、あいまの仕事なのでこれで良しとしようかな。

 

(余談2)ファームは、メモリアルハウスと違って革靴の人は来ないから適当でいいんです。

丁寧に平らにしないといけないメモリアルハウスの方が大変ですね。

 

という訳で余談が多い記事ですが、

The北海道ファームの仕事は、お米だけ作っていればいいという訳ではなく

施設の維持管理や、手入れも大事な仕事です。

そこが、きちんとしていないと、農作業中に変な事故を招いたり、効率が悪くなったりします。

安全で確実な作業のためにも、色々な手入れは欠かせませんね。

 

 

 

 

 

 

台風の後 秋の気配

2016年08月20日

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台風一過のThe北海道ファーム。

気持ちのいい青空が 広がりました。

 

そんな、抜けるような青空を見上げていたら・・・「発見!」

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政府専用機です。初めて写真にとることができました。

 

新千歳空港にいて、1日1回は試験飛行をしているそうで、

栗山町上空を飛行しているのは、実はよく見かける光景です。

 

と、ブログに書いていたら「新千歳空港ではなくて、航空自衛隊千歳基地所属だ」という

元自衛官のスタッフの声が聞こえてきたような気がします・・・・。

 

 

天気も良くなったので、

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田んぼの水を、落とし始めました。

「出穂(=稲穂が出てきたら)の後、25日たったら田んぼの水を落とす。

というのがセオリーですが、やや早めに水を落とし始めました。

 

というのも、田んぼの性格によっては、水を落としてもなかなか乾かない田んぼがあります。

そういう田んぼは、早めに落としてよく乾かさないと稲刈りの時に

コンバインが田んぼに はまり込んで動かないという事態になりかねません。

 

また、9月に入って雨が多いようだとこれも田んぼが乾かないことになります。

そんな時には「あぁ8月早めに 水を落としておけば・・・。」と後悔したり。

まぁ、これは天気の事なのでどうしようもないですが。

 

The北海道ファームの田んぼは、一番早い田んぼで8月20日の時点で出穂後20日位なので

「乾きが悪い所は落としてしまおうかな」という事です。

水を落としても すぐに地面が乾いて稲に水がいかないという事でもないので、よしとします。

 

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もちろん、台風の影響で排水溝が大幅に増水している所には

田んぼの水を落とせないので、その辺はちゃんと考えます。

台風の影響で増水している排水溝に、The北海道ファームの田んぼから

さらに水を流し込んで増水させるわけにはいきません。

極端ですが、ファームの水田から一斉に水を出すと、

排水溝の下手の方で、洪水被害を出すかもしれないので・・・。

この辺の、近所間での気づかいみたいな事も、お米づくりのポイントかもしれませんね。

 

そういえば、これも台風の影響でしょうか。

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畑でドジョウが取れました。

 

多分 排水から畑に掘った排水対策の溝をさかのぼってきたようです。

ダイコンのそばの水たまりに潜んでいました。

 

もちろん、写真を撮ったら排水の方に逃がしましたよ。

食べてないですよ。

 

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