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農場ブログ

管理作業~アゼの補修~

2015年07月11日

水田の管理と言えば、水!

特に今の時期は、稲の生育に合わせて推進を10cm、20cmと深くしていく時期です。

この深水管理、北海道の稲の冷害対策として大事な方法です。

というわけで、毎日各田んぼの水深をチェックして調整していますが・・・・・!

 

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アゼの低い所を水が超えてしまう事態が多発中!

写真では、よくわかりませんが左の田んぼから右の土手に1m幅くらいで、

田の中の水が流れ出しています。まるでダムから流れる川のよう!

 

水深10cm目安で水位をあげただけで、水漏れが多数発生。

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土をもってきて、アゼのかさ上げをしてみました。

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こっちは、アゼ波板を打ち込んでみました。

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トラックに土と道具を積んであちこち補修して回ります。

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こちらを直せばまたあちら。

今の田んぼの中で、一番低い所をかさ上げすれば、

当然のように2ばんめにひくい所から新しい流出が始まります。

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深水にする前に、確実に流出すると予想できたので補修したところも、

補修が甘いので、このように農道に漏水中。

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一部の田んぼでは、水深10cmでトラブルが多発するので、

週明けあたりから水深20cmを目指していくと、さらに流出が加速するはず。

 

夜間入水して、朝の見回りで新しい川が発見されると、

参ったなと、補修作業の繰り返しの日々です。

 

このような状態では、深水管理ができないので、

この秋には、アゼを全面的に補修かさ上げしたいと思います。

今の時点では、つぎはぎ補修の連続と、「冷害くるな」の神頼みです。

 

 

 

 

栗山の栗

2015年07月09日

5月に栗を植えた畑の様子です。

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大きく写真を撮るとわけがわかりませんね。

 

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「丹沢」という本州で栽培されている種類の栗です。

現時点では、しっかり根付いて葉も元気が良い状態です。

ところが、北海道の冬の寒さに耐えられず、1年持たない場合がほとんどだそうです。

ある意味、根付いたらラッキー的な品種です。

 

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「品種未詳」の栗です。

北海道に自生している栗の木から種を取って芽を出した栗で、

こちらは、冬の寒さに耐える場合が多いそうです。

ただ、今時点できちんと根付いてない苗木もちらほらあります。

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The北海道ファームの栗山の栗計画では、

いちおう「品種未詳」の栗を 本命視しているので

過保護に根元にワラやムシロをひいてみたり、

乾燥防止、雑草防止に努めています。

越冬対策も何か考えてみようと思います。過保護ですよ。

 

北海道における栗の栽培方法が確立されていないような現状の中で

北限の栗こと栗山町の栗は、時間がかかる取り組みですが

The北海道ファーム、ほぼ趣味の領域で取り組んでいます。

 

夢は大きく、The北海道ファーム栗園をオープン!

栗ひろい&栗スイーツで観光農園!

もしうまくいっても、そのころには、

もうヨボヨボのおじいさんになっているような。

管理作業~草刈~

2015年07月07日

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今朝の田んぼの様子です。稲の状態は、まあまあ(当社比)です。

 

先週の7月1週は「低温注意報」がでていました。

確かに朝晩15℃を下回り、寒かったです。

ところが、今度は「高温注意報」が出ています。

なんだか、どうしてよいか判らない天気です。

 

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変わりやすい天候の中、順調に生育しているのがこれ。

稲ではなく、アゼの草!何もしなくてもても順調に生育。

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ということで、草刈作業を進めます。

同じアゼを だいたい月一のペースで6、7、8月と三回は草刈をします。

タイミングを、ミスると4回かもしれません。

 

とりあえず、現在2回目の草刈作業中。

広い田んぼ(千葉県比)の周りを、延々と草刈が続きます。

 

 

 

 

水田溝切り作業

2015年07月04日

先日のブログでご紹介したように、田んぼの中干しをしました。

田んぼの水を落として、普段水中に隠れている地面をだし

土中に酸素のを供給して、稲の生育を助けるおいしいお米づくりに大切な工程です。

 

そんな、中干し作業中の水田で行うもう一つの重要な作業工程。

「溝切り作業」を行いました。

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水田の地面に写真のように溝を切る作業です。

おおよそ、稲の植えてある列20本おきに溝を切り、

その溝を田んぼの排水口までつないでいきます。

 

こうすることにより、田んぼから水を抜くときに溝を伝って

水が排水されるようになるので、田んぼの水抜き~乾燥の時間が短縮できます。

そのことにより、稲に水がいらない時期に田んぼを乾燥させることができ、

よりおいしい、お米ができるという事です。

また、田んぼが乾きやすくなるので秋の稲刈り作業時期に作業性の向上や

春まで溝が残れば、雪解け水の排出にも効果があります。

 

とにかく、大事な作業という事です。

それで、実際の作業はどうやるのかというと。

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「田面ライダーV3!」

本当に、こういう名前の機械です。

丸山という会社の機械ですが、新製品開発会議でこの名前に決めたんでしょうね。

社員「社長!今度の新製品 田面ライダーV3でいきましょう!」

社長「いいね!絶対ヒットまちがいなし!」いい会社です。

 

さておき、

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このように、機械にまたがって田んぼの中を

体重を利用して、溝切りしながら走っていきます。

草刈機の45ccのエンジンでしょうか、意外にスピーディに走ります。

 

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ちなみにこちらは、従来からの歩行型溝切り機。

田んぼの泥の中を、溝切りしながら延々と歩いていきます。まさに修行。

 

作業性で言えば、乗用型は歩行型の10倍以上仕事ができる感じです。

歩行型は、100mも進むと休憩したくなりますが、乗用型はどんどん進んでいきます。

一回使うと手放せない「田面ライダーV3」すごい機械です。

 

・・・・・じゃあなんで、歩行型を使っているのかって?

じつは、「田面ライダーV」は、操縦者の適正な体重というのがあります。

操縦者の設計体重は80kg!

ということで、H社員の体重では、使えない・・・・。

機械が泥にはまったり、進まなくなったり、あるいは溝がうまく掘れない、

そんなトラブルが、頻発してしまいます。

 

そう「田面ライダーV3」の最大の弱点は、操縦者の体重だったのです。

まぁ、普通の体重なら問題ないんですけどね・・・。

 

 

野次馬に行きました

2015年07月03日

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いい天気の栗山町です。

 

田んぼの中干しをしている間は、毎日曇り・雨で

「田んぼが乾かない」と頭を抱えていたのがウソのよう。

中干しを終わりにした途端に、晴天になるのは行いが悪いから・・・・・。

その中干し&溝切りの報告は、別記事にする予定です。

 

で、今日は野次馬にい行ってきた話。

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ご近所の「粒里」さんに何やらラジオの取材が来ていました。

HBCラジオという北海道のラジオ局 カーナビラジオという昼の番組です。

 

このツナギ姿の人は、もしかして芸能人かも?

・・・・・・・はい、違いますね。粒里のTさんですね。

 

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作業場で入念に打ち合わせをしていますね。

本当のタレントさんは、向こうを向いて座っている人ですね。

取材熱心。中継の構成など検討しています。

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いよいよ、中継。

野次馬としては、ラジオを聴きつつニヤニヤしながら眺めてしまいました。

ラジオの中継は、初めて見させていただきましたが、

やっぱりタレントさんは、プロですねって感じ。

本番になるとスイッチが入るというか、切り替えが見事。すごいですね。

粒里Tさんも、落ち着いたトークを展開していました。

おいしいお米のPR、見事なものです。

 

このようにメディアに取り上げられることで、ますます栗山町が

活性化していくと素晴らしいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中干し作業

2015年06月30日

分けつ(稲の株が増えていくこと)時期も終盤、

田んぼの中干し作業を始めています。

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田んぼの中にためてある水を 排出して稲の株もとを空気にさらし

土中に酸素を供給して、稲を健全に生育させる効果があります。

この作業をすることで、おいしいお米ができるようになるので大事な作業です。

 

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水の排水口と暗渠もあけて、一気に水を落とします。

排水路があふれないように気を使います。

16枚ある田んぼの排水口を一つ一つあけていきながら

水が排出されやすいように、田んぼの泥を掘って行きます。

久しぶりの田んぼに入る作業。泥だらけで作業を進めます。

 

2日くらいで、田の水がはけて溝切り作業(※後日解説)が

できる予定ですが、どうなるでしょうか。

天候も、曇りがち低温傾向なので心配です。

この間に、田んぼの罰ゲーム除草もしたいところです。

 

 

旭台自治会パークゴルフ大会

2015年06月30日

毎年恒例、旭台自治会のパークゴルフ大会へ参加しました。

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会場は、町内桜山の栗山ダムパークゴルフ場。

 

旭台地区から総勢40名くらい、大先輩から若手まで多くの参加者で

パークゴルフの腕前を競う大会です。

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この日ばかりは、農作業を調整して地域の皆さんが集まります。

この機会に、近隣の皆さんからいろいろなお話を聞けたりして

それも楽しみなイベントです。

 

合計18ホールを回って、The北海道ファーム栗原の成績は…。

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見事!ブービー賞!

なんでも、賞をもらうのはイイことです。

 

どちらかというとベテラン勢の方が非常に上手で、

若手は、歯が立たないのがこの大会。

パー66で競いますが、アンダー10くらいで回らないと入賞できない雰囲気です。

ちなみにブービー賞は、プラスの7だったような。

まずは、 自分のクラブとボールを購入して練習しないといけませんね。

 

そして、お楽しみの打ち上げは「とんとん亭」。

実は、打ち上げの方がメインだったりして・・・。

 

 

 

 

 

町内ソフトボール大会

2015年06月26日

毎年恒例の栗山町町内ソフトボール大会に参加してきました。

なんと今年で55回目だそうで、伝統と歴史ある大会です。

町内で、こういう大会があるという事も栗山町の魅力です。

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会場は、栗山町民球場です。

両翼98m センター128m ナイター照明完備の本格的球場。

 

ナイター正目の中、バッターボックスに立つだけで

雰囲気は盛り上がります。気分だけは、野球選手の気分です。

でも、実際はただの運動不足のおじさんなので、見事にバットが空を切り三振します。

 

試合的にも、我が旭台チーム残念ながら4-10で敗退。

相手チームが、ソフトボール経験者の強肩ピッチャーを擁する

前年優勝チームだったので、やむおえないという事で・・・。

 

今回は、トーナメント戦なので1回負けたら終了。

旭台チームの短い夏が終わりました・・・・。

 

近年 参加チームが減っていますが歴史と伝統ある大会

55回目まで来たら100回目指して続いてほしいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

touch wood

2015年06月24日

The北海道ファーム 栗原の使うこれ。

 

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DOCOMOの携帯 SH-08C

本物のヒノキでできた、木製ボディが魅惑的な逸品。

カーブした形状も 右利きの手にはジャストフィット。

スマホに見えてスマホでない、foma端末です。

カバーを改造したとかではなく、DOCOMO純正。

販売時からこの姿で売られていました。

 

使い始めて5年間 同じ端末を使っている人に会ったことがなかったのですが

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先日、初めて同じ端末を使っている人に会いました。

しかもなんと、3台ですよ!すばらしい!

木製ボディも三者三様。

天然木なので同じ模様はないと聞いてはいましたが、本当に違う。

経年変化もあり、やっぱりそれぞれです。

末永く、愛用したいところ・・・。

 

 

たしか、全国15000台限定で、金額的にも高価だったので

限定数ですら、完売しなかったような気がします。

このCMが印象的。

こちらも1回しか放映されなかったという伝説のCMでした。

中古農機展示即売会

2015年06月23日

北海道で本格的に農業に取り組まなければ、

こういう催し事があることすら知らなかったと思う中古農機展示即売会。

 

岩見沢で行われたので、見に行ってきました。

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トラクターがずらりと勢揃い!ほかにも、田植え機!作業機!

草刈機!ベーラー!播種機!などなど。

大きなものから小さなものまで色々ありました。

 

写真は、個人的に 好みな古めのトラクターコーナーです。

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この、鉄板そのものにメーターがついてるインパネとか、

機械感むき出しの鉄のレバー、細いフロントタイヤ。いい感じですね。

クラシックカーを彷彿とさせる感じがGOOD!

ファームの作業には、基本的に不要なので完全に興味で見ているだけ。

 

 

それはさておき、現実的にはこんな物を購入。

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中古のチェンソー・・・。

薪ストーブを使っているので、そこそこパワーのある物が入用だったので。

中古で、稼働時間も少なそう。いい買い物だったと思う・・・。

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