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農場ブログ

作業はH社員が取り組んでいます

2014年05月21日

本社から2名スタッフが栗山に来ています。

作業自体は田植えの準備作業で指導役とH社員で充分可能という事で

改良普及センターさん、JAさんのご案内で近隣の農家さんを見学させていただきました。

みなさんありがとうございました。

 

栗山、由仁の町内の農家さんを拝見しましたが、何を拝見しても勉強になりました。

また、同時に自分たちの農業への取り組み方針が明確でないことも痛感しました。

 

農業という奥が深い世界で、自分たちが何を作りたいのか。

そこを明確に目標設定しないといけませんね。

今までは、「農業をしたい」という一心で走ってきましたが、

農業を始めた今は、農業の中で何をどのように作りたいかということを

勉強して、早期に設定しないと時間を浪費するなと思います。

 

もちろん、どのように売っていくかも大事な要素。

生産から加工商品化、販売先までトータルで成立する農業は

自分たちの目指す形です。そのために何をどのように作るか。

考えることが多くて、多くて、大変。でも面白いです。

事業としての農業、奥が深い世界です。

 

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いろいろと、勉強することを楽しんでいきたいと思います。

 

まぁ、今の本業の葬祭業でもユーザーニーズ、自社の強み弱み、地域性

ライバル会社、時代の流れ、等々考えて、事業展開しているわけで

農業でも、基本の考え方は同じかなと思っています。

ただ農業は技術的要素も大事なのは、葬祭業とは違うかもしれません。

 

なお、H社員の作業は、代かき用の車輪をトラクターから外したり、

年に1回田植えの時に使う軽トラックの点検整備試運転。

もちろん田植え機の点検整備試運転、等々をしていたそうです。

 

作業の前に、まず段取り。何事も共通ですね。

応援H氏、戸惑う。

2014年05月19日

本日は、朝は風が弱く、無事薬剤散布をすることができました。

田のおおよそ30%程度でしょうか。明日も5時から薬剤散布を予定しています。

当農場の地区は、気象の傾向で午前8時ころから南風が吹くことが多く、

日中無風という日はまずありません。そのため風が弱い5時ころからの作業が必須なんですね。

 

薬剤散布も動噴から、エアーと粒剤を送り出します。写真がないと伝わらない作業ですが、

何せ初めての作業。指導役、栗原、H氏、皆真剣かつ必死で写真の余裕なしです。

 

そんな感じで早朝より作業を開始し、代かき作業を続けていきます。

応援H氏にも、作業の手順を伝え、さぁ張り切ってトラクターで代かきを。

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解りやすいように、黄色いラインをH氏が通った跡に引いてみました。

ぜんぜん真っ直ぐに走れていません。なんかラインが曲がっています。

「栗がトラクターに乗っているのを見たら(指導役に比較して)へたくそだと思っていたけど、

自分が運転したらとんでもない。全くイメージどうりに行かない。意外に(栗は)上達してるね。」

という、感想だそうで。練習あるのみですな。

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他にも田から、昨年の稲の根が浮いてきたのを拾ったり、何かと作業は尽きません。

 

 

今日のJZS内輪ウケ面白い話コーナー

応援のH氏。薬剤を噴霧するエンジン付き散布機を颯爽と背負い田んぼの中へ。

さて、薬剤をまきながら、1歩、2歩、3歩。

あれあれ、なんだか動きが鈍いぞ。一定速度で進まないと薬剤が濃くなり過ぎるぞ。

栗「Hさん、早く進まないと」

H「動けない!歩けない!」

栗「薬剤止めて。止めて。」

H氏、噴霧停止、エンジン停止。

栗「どうしたの?」

H「足が(田の泥の中に)はまって動けない。足が抜けない・・・。」

体重があるせいか、歩き方が悪いせいか、田にはまり仕事にならないH氏でした。

 

 

言い訳を少々・・。

2014年05月18日

ここ数日、厳しい作業が続きます。

ここ栗山町も週半ばまでの続いた初夏のような気候が一転、季節が逆戻り。

最低気温3度程度、強風注意報や霜注意報も出ています。

 

日中作業時でも、気温7度くらい、風速10m程度、そのうえ雨が断続的に降っています。

となると、必然、代かきのトラクターの上は、雨にぬれ風に温度を奪われ、極寒の極み。

厚着で有名な栗原もさすがに冷え切り、手がかじかんで、カメラを取り出す余裕はなし。

田んぼ一枚代かきすると、車の運転席で暖を取るの、繰り返し。

と、いうわけでブログから画像が消えるわけです。

 

そういう日は、帰宅後も体が冷え切って、復活しません。ブログ更新の気力もでず・・・。

 

 

結論「過酷な作業の日は、ブログ更新までヤリキレナイ川」という事です。

※解説 ヤリキレナイ川=近隣の川の地名です。つまり駄洒落です。一部の駄洒落好きな読者に捧げます。

 

そんな状況ですが、やはりブログに画像がないのも、という事でこの一枚。

「本社からのスタッフ発見。極寒の中頑張って作業しています」

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ここです。黄色い輪の中の黒い人影。多分4~500mくらい先です

デジカメの光学10倍ズームで、何とか写真に撮ったつもりが・・・。

ほとんど、雪男などUMAの写真なみにぼやけています。広い農地って、なかなか大変。

 

他にも、苗ハウスの中でも田植えに向けて逆算して散布する肥料の散布や、

JAさんから情報をいただいた、気温低下に対応する薬剤の散布などいろいろ作業は進んでいきます。

 

明日は、風が吹かなければ朝5時から除草剤散布の予定。

はやく、暖かい日が戻ってきますように。

 

 

 

今年初の雨かもしれません

2014年05月16日

4月7日から作業を始めて、毎日農場にいましたが、

今日初めて1日中、雨が降っていました。

このように長時間雨が降るのは、今年初。

雪はたくさん降りましたが、雨らしい雨は初めてです。

 

4月、5月今まで、全く雨が降らない状態だったので、

畑作農家さんは、待望の雨。植えつけた苗も息を吹き返したことでしょう。

 

さて、今日午前中は、空港に本社応援スタッフを迎えに行きました。

(当ブログで名前を明かしてよいかはそのうち聞いておきます)

 

午後からは、指導役にご案内をいただいて、近所の稲作農家さんの

育苗ハウス、苗の状況を見学させていただきました。

自分たちの作業の結果である今の苗の状況と、見学させていただいた農家さんの苗の状況の大きな差を

実感して(もちろん当社の苗の質が、悪い方に差があるわけですが・・・。)大変、勉強になりました。

 

また、ご親切に作業方法のアドバイスもいただき大変ありがたく思いました。

指導役とは、また別の見方のアドバイスをいただくことで、色々考えるところがありました。

 

次回は、慎重に考えて、丁寧に作業を進めていこうと決意を新たにしましたが、

また、来年1年後になってしまうわけです。失敗やり直しとできないのも農業の厳しさですね。

 

雨で実作業はストップしましたが、指導役のご案内と、近隣の水田農家さんのおかげで

いつもの作業とはまた別のところで、大変勉強をさせていただいた1日でした。

 

追申 本日は気温10度以下、雨も降り寒い1日です。ほぼ千葉の冬という状況の中、

何故か半袖で空港から現れた本社からのスタッフの姿が印象に残りました。

 

 

代かき最終段階へ。

2014年05月15日

代かきも各田を順に仕上げていく段階に入りました。

代かき①~代かき②~代かき仕上げと、進んできました。

ここは、やっぱり指導役の出番が多くなります。

 

北海道サイズの5反や7反というサイズの田になると、代かき時に入れてある水が

風の影響で田の風下によってしまうという現象が、想像以上に起こります。

1枚の田で風上側がすべて陸地のようでも、風下側は水深5cm以上というような例も。

最後は「感」の部分もあると、指導役の弁。

 

となると、自分には出来ない作業になってくるので、必然機械の入らない、隅や三角田の頂点などを

手作業でフォローしていく作業を受け持っていきます。というわけで筋肉痛の日々。

さすがに、葬儀業から農業への転身で書類とペンをスコップに持ち替えると、なかなか体がついていきませんね。

 

 

さて、今日の新聞に農政改革の記事載っておりました。

農業についての成長戦略、制度改革だそうです。

偶然ですが、今日は農協さんと普及センターさんが当社の作業へアドバイスに来てくれたり

現場としては、各農業機関さんはありがたいことが多いわけです。

 

他にも栗山町役場さん、農業委員会さん、共済さん、改良区さん、農民協議会さん、

私が知る農業関係機関のみなさんは新参者の初歩的な質問にも丁寧に教えていただいていますし、

手続き関係なども気にしていただいて、いつも親切に対応していただいています。

もちろん、地元の先輩農家さん、地元の法人さん、あるいはお取引銀行さんまで気にかけてくださいます。

「新聞見たよ、頑張ってね」と近所の方にあたたかいお言葉をいただくことさえあります。

制度以上に、こういう親切な方たちがいてこそ農業参入のスタートが切れたわけです。

 

自分としては制度改革での規制緩和が後押したという点もありますが、

多くの皆様のあたたかいお気持ちに支えていただいて、農業ができているなと、思うわけです。

制度も大切ですが、やはり人も大切と思います。

お世話になっている皆さんに少しでも恩返しができるように、しっかり農業に取り組んでいきます。

 

 

 

 

 

 

 

大半の読者を置き去りにする話

2014年05月14日

さて、今日も代かき。2回目と仕上げの3回目を田んぼ1枚づつ進めていきます。

ここは、大事な工程なので指導役が仕上げていきます。

さて、自分は機械が入りいれない4隅を手作業で調整していきます。

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と、いうわけでこの写真。そうあれです。

「お墓の基礎打ちで生コンを流した後の表面仕上げ作業」と同じ眺め。同じ作業。

ま、水平機までは使いませんが平面を出していくあたりの手順が同じ。

「この辺高いから、低いところに押してみよう」なんて考えるのも同じ。

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スケール感はお墓と違って対角線で100Mとかあるのであくまでも

機械のはいらない4隅だけの手作業ですが。

この話が、お墓の基礎打ち作業と田の作業の両方経験のある方しか共感できないお話し。

おそらく読者のうち3人くらいしかいないであろう人向けに書いてみました。

 

他にも、ハウスの苗に水をやり追肥をしたり、色々作業はしています。

追肥の方法なんかもしっかり学んでおかないといけませんね。

 

読者からの質問に答えるコーナー

Q 田10町ってどのくらいの広さですか。

A 広すぎてよく解らないです。東京ドームの敷地で2個分説?もあります。

100施=10反=1町の10倍というか。10万平米くらいというか。

1枚の田でも、千葉の感覚で田の反対まで行こうと、歩き始めると5分以上かかったり。

当然、反対側の畔にいる人と会話は、出来ません。風下側からの声は全く届きませんので。

先日、それぞれの田の四隅に肥料を手で撒くという作業をしましたが、

一回りして帰ってくるまでで、歩き続けて約1時間半。

一番効率的に回れるコース取りでこのくらい。

すべての畔を歩いてチェックなんて状況なら、2時間以上かかるでしょう。広すぎ・・。

 

 

 

 

 

 

田んぼをクルージング

2014年05月12日

さて、今日の代かき作業の写真を1枚。

十全社船クラブのメンバーはおなじみの、クルーザーからの水面の眺めとそっくり。

水深は違えど、水をかき分けて進むのは同じだからでしょう。

トラクターから、船まで運転できるものが広がってきました今日この頃です。

ちなみに、全部仕事。遊びで運転する機会は・・・。

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トラクター運転席から後方の視界です。きちんと代かきできているか、

コースや深さなどを確認しながら進みます。と言いつつ深さ?

高いところは島に残るので解ります。わかっても修正技術は未熟ですが。

低いところは、濁水の水面下なので、波紋や左右の流れ込み泥の動きで見るしかないので、

なんだかよく解りません。どうすることもできないまま、多分凸凹の田ができあがりです。

次の作業で水位を下げるので、答えはその時に一目瞭然になります。

 

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残しが、線上に残っていたりして。

 

読者の質問へお答えしますのコーナー

Q 農業は痩せますか。

A はい、痩せます。作業開始1カ月で3~4kgは体重が落ちました。

食事量は、当人比1.5倍以上にしていますが、痩せていきます。

朝からどんぶり飯を食べて作業に行きます。しっかり食べないと持ちません。

接種カロリーが消費カロリーに追い付かない日が多いようです。

逆に、不健康という感じです。

葬儀時代と同じ食事内容ならもっとやせると思いますが、倒れると思います。

 

 

 

 

 

代かき1回目を始めました

2014年05月11日

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本日も、好天に恵まれて代かきがスタート。

4月の作業開始以来、雨が降らない日が続いています。

作物によっては、大変な状況になるので雨が降らないのも考え物です。

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上の代かきの写真は大変きれいに見えますが・・・。

実は、代かき後にこのような凸凹が見えます。

ロータリーがきれいにできていない部分は、水を入れても水を吸わずに残ってしまいます。

そこに、代かきをしても島状にます。特にアゼぎわや角はこうなりやすいです。

ちなみに、水中でも凸凹がありますが、代かき直後は田の水が濁るので凸凹が見えません。

さて、明日の朝に田をのぞいてみるとどうなっている事か・・・・。

なにせ、一年生農家ですから・・。

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まぁ、遠くからのパッと見は、田んぼらしくなりました。

 

 

業務連絡 かなりシビアな状況です。近日中に応援スタッフの派遣があるそうなので、

その後は事務処理等の諸業務に時間をさけると思います。

多忙を極めています。

2014年05月10日

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先日から続けていた排水溝や、暗渠の蓋の確認作業も一通りおわりました。

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いよいよ用水からの水を田に入れていきます。

ここは、揚水からポンプアップで入れる田です。

他にも、給水排水の経路は一枚一枚違います。

作業は進めど、現状資料が作成できずに、日々ジレンマを感じます。

この給排水は田の作業の基本中の基本、肝心かなめ、なのできちんと勉強しておきたい所です。

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ちなみに、滝のように水を入れても1枚の田に水がいきわたるのに1昼夜とか・・。

千葉とはスケール感が、全く違います。一枚5反くらいは当たり前ですし、

1枚1町田んぼも見かけます。広ければ広いほど田の中水や土の管理は大変そうです。

 

と、田の作業と同時にもちろんハウスの苗もお世話をします。

同時並行で大変。大変。なにせ1年生農家。要領を得ないので同じ作業でも、人の倍時間がかかりますから。

さらに、ここ数日間、本社との意見交換が深夜(あくまでも農家的にですが)になるなど、

作業+法人運営で、大忙し。相変わらず体が二つ欲しい状態です。

 

というわけで、一部の皆様への義理を欠く状況ですがご理解いただいて、お見逃しください。深謝。

 

 

 

 

 

 

田の給排水を準備します

2014年05月07日

引き続き、ハウスの苗のお世話をします。

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だいぶ育って苗らしくなりました。

でも・・・、近所のほかの農家さんと比べると若干遅れ気味のようです。

原因は ①ハウス内が熱くなるのを防ぐため換気を多くした事で、

逆にハウス内の温度が低めで生育が少々遅れた(稲は熱帯性植物です)

②散水の間隔が長いハウスが遅れ気味なので、そのハウスについては散水間隔が長い

というような、指導役の見解。もちろん対応策も取ります。さすが長年の経験と観察力。

 

同時並行で、田に水を張る準備を進めていきます。

用水路から水を田に揚げる3か所のポンプの準備。

給水ポンプ用のブレーカーを入れて(使う時だけの臨時電力なのです。)、

給水口を用水路にいれ、ポンプの水抜き栓を閉め、呼び水を入れ試運転。

無事に田に水が上がることを確認していきます。

他にも、各所に配されている暗渠の蓋を閉め、田の水が排水されないようにしたり、

秋に排水のために切ってあった畔を復旧させたり。田を順番に点検していきます。

 

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今回、一番の不安材料はこの部分と指導役。

昨年道路工事で一時休止していた田を、復旧させた部分です。

何しろ、工事の方が復旧させたとはいえ、初めて水が入るわけで。

土も違う土だし、固めてあるとはいえ盛土になっていますし、

「どういう風になるものかな」という部分もあるそうです。

 

 

さて、この場を借りて十全社グループのメモリアルハウス浜野の市原さんに御礼

先日、このブログで「肥料の必要量計算が苦手で大変」と書いたところ

「田の面積と肥料の1a辺り必要量、肥料袋1袋辺りの量、さじ加減のプラスマイナスを

入力すると、田1枚に必要な肥料の袋数と端数のキロ数が出るように、エクセルで作る」との

大変、ありがたいお言葉をいただきました。ありがとうございます。

お礼に、メモリアルハウス浜野の宣伝をします。

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一面の芝桜も見事な、花と緑に囲まれた森の中のアットホーム葬メモリアルハウス浜野

詳しくは、上記リンクからHPをご覧ください。事前相談は匿名でOK。お気軽にどうぞ。

 

 

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