2017年01月25日
2016モンドセレクション金賞受賞の「北海道水芭蕉米」を作っている
The北海道ファームです。→詳しくはこちら
稲作と養鶏で循環型農業に真面目に取り組んでいます。
The北海道ファームから遅ればせながら 初荷が出荷されました。
初荷と言うのは、新年一番に出荷する荷物の事で、初荷を積んだトラックには、
紅白の初荷のぼりを 立てたり、飾り立てて出荷をする風習の事です。
「男はつらいよ」の映画の中では、お正月を象徴するシーンなのか意外と出てくるシーンですね・・・・。
と、突然わけのわからない情報を挟みます。
さておき

今年も、運送会社さんがコンテナで集荷に来てくれました。
見事な運転技術で、倉庫の前にぴったりとコンテナを横付けします。
「自分なら、確実にぶつけるね」という感じです。

年明けから、袋詰め作業をしたThe北海道ファームのお米を積み込みます。

フォークリフト+手作業で積み込んでいきます。
重量バランスや荷重を計算した積み方で積むので、几帳面さが要求される作業です。
適当に積むと最後にコンテナの扉が閉まらないという事態になります。

無事、荷積みが終わってコンテナが出発していきます。
見事なトレーラーさばきです。「滑り始めたら止まらないよね。」
「自分なら、後ろのトレーラーで、あたりを破壊するね」と林さんと見送ります。
トレーラーで札幌の貨物駅まで行き、そこから千葉までJR貨物の電車で運ばれて3泊4日の移動です。
マイナス15度の世界からプラス10℃の世界への移動なので若干、気温差が心配です。
「風邪をひくなよ~」と、お米を見送ります。
「初荷」ののぼりを立てたり、車を飾り立てる事は、できませんし、
神主さんのお祓いや、万歳三唱で送り出す初荷式とは、行きませんが
心の中の初荷式で、一年の出荷安全とお客様への感謝をこめて、初荷を送り出しました。
追伸
当記事を書くにあたって、「初荷」について検索したら、意外に大きい企業でも初荷式をしていて感心しました。
一貫無駄な儀式のようですが、大事にしたい日本的習慣だと思います。
2017年01月24日
2016モンドセレクション金賞受賞の「北海道水芭蕉米」を作っている
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稲作と養鶏で循環型農業に真面目に取り組んでいます。
昨日までと、一変して雲一つない晴天の朝です。
The北海道ファームの田んぼも先日の雪で田んぼの境のアゼが
判らないくらいの積雪になっています。

こういう晴れで迎える朝は、放射冷却現象で異様に冷え込みます。
マイナス20度近いところまで、気温が下がったようです。
空気が澄みきって、痛い位の感覚が、短時間なら心地よくも感じます。
こんな厳冬期に降る雪は、ここ栗山町でもサラサラのパウダースノーです。

田んぼにも、風で雪が飛ばされてできる風紋がきれいにできています。
きれいですね。
北海道に住み始めて、初めて雪が風に舞う、横から下から雪が舞う状態を実感しました。
関東の雪は、基本湿って重いので上から下にしか降らない雪です。
と、雪をみてのんびりとした事を書いていますが、
一方では、北海道の冬は雪との闘いの側面もあります。
雪が降れば、自宅から会社の敷地まで除雪は、欠かせないです。
昨日は、除雪に追われ気づいた5時間経過、午前中は仕事になりませんでした。
日々の除雪は、「雪国コスト」とでも言いましょうか、時間と手間がかかります。

道路を走っていても、下の写真のような状況も。

吹きだまりで、道路が埋まっています。
寮の入り口の通りです。うっかりこの吹きだまりに車で突っ込むと
立ち往生したり、車を壊してしまいます。
ホワイトアウト状態で、運転中に前後の視界を失う事もあり、
雪道運転は、命がけの状態になることもあります。
雪については、「イイね~」と思う面と、「大変だな~」と思う面と両方あります。
あと1か月くらいは、この、真冬の気候が続くでしょうか。
そのあとは、春の農繁期。こうやって四季がめぐり、月日が経って行くんですね。
農業の仕事をしていると、季節感のめぐりをダイレクトに感じる事ができます。

一番、季節の変化をダイレクトに感じているのは、この車かもしれません。
2017年01月21日
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The北海道ファームのある北海道栗山町、今朝はずいぶん冷え込みました。
いつも、出勤前に軽トラックを15分ほど暖気運転をして暖めておくんですが、
今日は、いつもの時間では、フロントガラスの氷は解けず、車内も寒いままでした。
こんな、冷え込んだ日に起きる定番のトラブルがこれ。

鍵穴が凍りついて、鍵が刺さりません。
当然、開錠できないわけで、精米工場に入れません・・・・。
このドアの鍵は、なぜだか内部に水分が入ってしまって、氷ついてしまうんです。
他は、、そんなことないのに、風向きで雪があたるのか、
もともと以前から水が入っていたのか原因は謎です。
「ドアが開かないから、今日は休み」そういう訳にも いかないので、
取り出すThe北海道ファーム秘密道具がこれ。

ガスバーナー!
お墓詣りでお線香に火をつけるのに便利な道具。お線香に火をつけて祈る・・・・わけでは、ありません。
寿司ネタをあぶって、炙り寿司をまず食べる・・・・わけではありません。
寒さで、つまんないことを言い始めたのは、事実です。
この際、氷ついたドアノブ、鍵穴を強制的に熱してしまいます。うーん、荒っぽい。
ちなみに、マイナスの気温化ではバーナーもボンベを温めないと
上手にガスが気化せずに着火しません。

無事?開きました。
これで、仕事ができます。あぁ真面目だな。自分をほめます。

中に入って、作業場の温度計を見ると 室温マイナス10℃。寒いわけです。
こんな寒い日は、人間にとっては過酷ですが、お米にとってはいい日です。
玄米を白米に精米するときに、精米機内でお米同士の摩擦熱が発生して、
米粒に温度がかかってしまい微妙にお米の品質に影響がでます。
しかし、低い気温での精米では、その精米時の熱がすぐに発散して、
低温精米状態に自然となります。
つまり、精米熱で白米の品質に与える影響が最低限で済むという事です。
真夏日のような日に精米をすると、精米後の白米がいつまでも温かく、
「あ~お米に良くないな」と言うのは、だれでも判りますよ。
という事で、気温が低いこの時期は、精米作業にうってつけ。
人間は寒いものの、お米にとって快適ならそれでいいんです。

人間は、厚着をすればいいという事で・・・。
2017年01月20日
2016モンドセレクション金賞受賞の「北海道水芭蕉米」を作っている
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稲作と養鶏で循環型農業に真面目に取り組んでいます。
さて、千葉県の本社に行ったわけですが、
新千歳空港で初めてのバス移動を経験した話です。
The北海道ファームと十全社のスタッフが、北海道と千葉県を行き来するのに
使用している航空会社は、ほぼスカイマークです。
年間通じてかなりのスタッフが行き来するので、移動コストもバカになりません。
わたくし栗原も年に数回乗りますし、一番多いときには月に4往復という事もありました。
そんなスカイマークに久しぶりに乗ったら、初のバス移動にあたりました。

あの、遠くの駐機場に止められている飛行機が今回乗る飛行機です。
新千歳空港には、1回にも出発ロビーがありまして、そこからバスで駐機場まで移動です。

バスが、きましたね、スカイマーク職員の方が運転誘導などしています。

駐機場の飛行機の下まで来ました。
飛行機がまぢかで見れて、結構好きです。
普段は入れないところにいるワクワク感もあります。
ここから、滑走路に向けて全力で走り出したらテロ事件ですね。
もちろんそうできない様に警備員の方が見ていましたが、寒くて大変そう。
ここでバスを降りてタラップで飛行機に乗ります。

スカイマークのタラップですね。
当然駐機場は外なので、非常に寒いです。
マイナス5℃くらい滑走路からの冷たい風が印象的です。
今までは、ボーディングブリッジでしか乗ったことがなかったので新鮮な感じです。
飛行機を、本当にまぢかで見れるのも、おもしろいですし。
まぁ、実際は駐機料の節約とか色々とわけがあるんでしょう。
スカイマークはこの搭乗方法が、普通になるのかもしれません。
それでも、運賃は安い方がいいのである意味ありがたいですね。
ついでに余談ですが、以前に林さんが
「JALは、緊急時の酸素マスクの案内がビデオだけど、
スカイマークは、実際にCAの人が実演するからスカイマークの方が丁寧だ」と、
言っていました。確かに、そのとうりだと思います。
サービス業的には、ビデオで案内よりもスタッフが実演してご説明の方が、いいサービスです。
確かに本社の、葬儀業、十全社でもご焼香の案内は、必ずスタッフがしています。
もしビデオで焼香の案内をしていたら、手抜き感がありますよね。
航空会社の違いから、サービスの色々を考えてしまうあたり、
さすが究極のサービス業と言われる葬祭業のスタッフですね。
2017年01月17日
2016モンドセレクション金賞受賞の「北海道水芭蕉米」を作っている
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稲作と養鶏で循環型農業に真面目に取り組んでいます。
さて、問題。
ちょっと変わったこのカレンダー、どんな業界専用のカレンダーでしょうか?

何やら、カレンダーの日付のマスに、黒く色づけされているマスがあります。
曜日ではないし、規則性もあるような、ないような・・・・・。
そう正解は「供養業界専用カレンダー」です!
黒く色づけされている日付は、「友引」の日、供養業界は「友引」を非常に気にする業界なので
供養業界御用達カレンダーは、「友引の日」が一目でわかる仕様になっているんですね。
お寺、葬儀社、石材店、あるいは葬儀に強い生花店、仕出し店では、必須な友引使用カレンダー。
供養業界外では、入手困難なレアなカレンダーでした。
と、いう事で、千葉県の本社へ行ってきました。

本社の一角にある、米専用の倉庫兼作業場です。
The北海道ファームで栽培して、袋づめまでしたお米が
この作業場で箱づめされて製品として完成していきます。

The北海道ファームの工場で、こうやってまとめられたお米が
積んであるのが、写真でも判るかと思います。

そのお米が ここ千葉県の米倉庫兼作業場で、写真のような
最終製品の形に箱詰め、パンフの同封がされていくわけです。
もちろん、千葉県の過酷な猛暑に対応した空調設備管理のお米倉庫。
倉庫の中の気温がだいたい5℃位とお米の保管には、いい環境でした。
倉庫内で作業をするスタッフは、厚着をして寒そうでしたが、
お米の劣化を防ぐために、頑張ってもらえればと思います。
その代り、夏場は倉庫内が涼しくて快適に涼む事が出来るスペースになるようですが・・・・・
人間の快適性より、お米の快適性重視ですね。
普段は、北海道での製品化作業までしか関わっていませんが、
千葉県での最終製品化も、実際に見て確認すると安心します。
The北海道ファームの水芭蕉米は、生産現場だけでなく、流通や在庫時など
お客様のお手元にわたるまで、お米の品質管理には万全を期しています。
一所懸命、全力で作ったお米、皆さんのお手元に最高の状態で届いて欲しい!
そんな思いを受け止めて、多くの場所でそれぞれのスタッフが、頑張っています。
2017年01月06日
2016モンドセレクション金賞受賞の「北海道水芭蕉米」を作っている
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稲作と養鶏で循環型農業に真面目に取り組んでいます。
お正月も早々に、北海道新聞を読んでいるとThe北海道ファームの
ご近所の話題が掲載されていました。

上の写真は、2軒先の「農業生産法人 粒里の大西社長」です。

農業経営や技術指導など道内農業の発展に貢献した農業者に贈られる
我孫子賞を受賞されたと言う記事です。
The北海道ファームも、色々なことを教えていただいていつもお世話になっています。
下の記事は、お隣の「藤島園芸の藤島社長」です。

北海道花卉品評会で特別賞、札幌市長賞を受賞、2年連続6回目の特別賞という記事です。
The北海道ファームも、お花を分けていただいて景観用に農場に植え付けさせていただき、
手入れの方法も教えていただくなど、色々とお世話になっていいます。
この度は、たいへんおめでとうございます。
大西社長も、藤島社長も、その辺でお会いすると、気安く世間話から技術の話まで
The北海道ファームに付き合ってもらっていますが、こういう風に受賞、紹介されているのをみると
「すごい人たちなんだな~」と、あらためて思います。
The北海道ファームのご近所には、今回記事になっていたのお二方以外にも
まだまだすごい先輩農家さんがいるわけで、そういう地域の皆様に色々教えていただきながら
The北海道ファームも日々刺激を受けて頑張っています。ありがたいことです。

同日の別ページには、栗山町御園(車で5分くらい)のいちご農家さんが
スイーツを開発、新発売なんていう記事もありました。おいしそうです・・・。
なんだか、この日の北海道新聞は、栗山の農業特集か!と言うくらい
栗山町農業の記事が掲載されていました。
新年から話題豊富な栗山町農業界。まだまだ、知られざる凄腕農家さんもたくさんいます。
The北海道ファームのある北海道栗山町、素晴らしい農業地域です。
The北海道ファームも栗山町農業の発展に少しでも貢献できる用に頑張っていきたいものですね。
2017年01月06日

The北海道ファームの初日の出。
今年は年末年始にかけ穏やかな天候が続き、
除雪に追われることなく、ゆったりとした新年のスタートになりました。
今年の干支は、とり年ですがThe北海道ファームでは、試験的に養鶏も始めています。
お米を作り精米する過程で出る選別外のB級の米や米ぬかを 鶏用の飼料として活用し、
鶏から出る鶏糞と稲わら合わせて堆肥化し耕作に活用するという、循環型農業への試みです。
また鶏の飼育方法としては、「日本一しあわせなにわとり」というコンセプトのもと、
放し飼いという方法で、大きな鶏舎と屋外の放牧場を鶏が自由に動き回る
鶏の本来の生態を活かした飼育方法です。
毎日鶏たちを見ていると、鶏の表情もわかってきて大変かわいいものですが、
一方で動物の命を預かる重さを日々感じるようにもなりました。

稲作においてもおかげさまでThe北海道ファームの北海道水芭蕉米ギフトの販売が好調で、
実際にお客様よりも「おいしかった」というお言葉をいただけるようになりました。

自分たちの栽培したお米を食べていただける皆様からのお話は、
生産者にとって、本当に励みになるうれしいものです。
今年もより一層皆様に喜んでいただけるお米作りに取り組んでいきたいと思います。
他にも、現況のThe北海道ファーム株式会社のホームページをリニューアルし
お米をはじめとしたThe北海道ファームの生産物を商品としてホームページから販売する試みや
あたらしい作物へ挑戦、新商品の開発など、今年も多くの取り組みを予定しています。
まだまだ試行錯誤に途中ですが、お米の栽培と鶏の飼育を両輪に
The北海道ファームのますますの発展を進めていく年にしたいと思います。
皆様方の ご指導、ご協力よろしくお願いいたします。
2017年01月04日
2016年12月28日
2016モンドセレクション金賞受賞の「北海道水芭蕉米」を作っている
The北海道ファームです。→詳しくはこちら 真面目にお米を作っています。

久しぶりに、青空の朝を迎えています。
ここのところ、曇りか雪の日が多く朝から太陽を見るのは久しぶりで気持ちがイイですね。
その一方、朝から雲一つない空模様の時は、冷え込みがきついです。
「放射冷却」というやつですね。空気が凍りついたような寒さです。

裏山の木々にもきれいに雪が付着して、白いツリーのような雰囲気です。
今年は、例年いなく12月までの積雪が多いようです。

まだ気温が高く(注、北海道比です)、雨が降ったりもするので、
湿った重い雪になりがちで、除雪作業に苦労しています。
「雪が降ったら、仕事も減るし」とか言っていましたが、
雪の対応に追われるうちにあっという間に12月が終わってきました。
農家の仕事を始めてから、ますます1年が早いような気がします。
よく言う「年を取ると1年が早くなる」 本当なのかもしれませんね。
そんな慌ただしい中、農場内の雪道で軽トラックを立ち往生させ、
仕事を増やしてしまいました。林さんと二人で雪と格闘して脱出できましたが、
一人しかいなかったら・・・・と考えるとゾッとします。
3年目の冬、「慣れたころが一番危ない」とよく言います。
安全第一で、事故なく冬を過ごせるよう気を引き締めないといけませんね。
やっぱり 雪は恐ろしい・・・。
2016年12月21日
2016モンドセレクション金賞受賞の「北海道水芭蕉米」を作っている
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The北海道ファームのある栗山町の表玄関と言えばやはり「栗山駅」ですね。
そんな、栗山駅に最近登場したのが、この人形。

結構な福耳。

勝負師のまなざし。

そう、日本ハムファイターズの栗山監督です。
報道ステーションの番組で作成した人形が栗山町に来たそうです。

改札口の方向を見つめています。
栗山町を訪れるお客様を出迎えているのでしょう。
栗山町観光大使のお仕事ご苦労様です。
ちなみに、予想外にデカい人形です。多分伸長2m超え。
2頭身にデフォルメされていることもあり、ゆるキャラのような独特の存在感があります。
というより、夕方の暗がりで見るとやや驚きます・・・。
栗山監督については、栗山町に栗の木ファームという
自宅兼私設球場をもっています。

というのぼりが町内中に上がっていたり、

という、町のポスターがあったり、町内中から愛されているのは、間違いないと思います。
監督本人も、日本一パレードを栗山町で行うなど相思相愛な感じも伝わってきます。
確かに、北海道内で「栗山町」というと「栗山監督の~」と返される率は高い気がします。
栗山町認知度向上に、栗山監督の力はとても大きいですね。
栗山監督には、ますますご活躍いただきたいと思います。
同時に栗山町も、ますます盛り上がっていただければと思います。
The北海道ファームも微力ながら栗山町の認知度UPに貢献できたらいいなと思っています。