2016年02月29日
先日、札幌の中心部まで行ってきました。
正直いって、札幌市内の雪道運転は、恐怖でした。
路面凍結+信号多し+車多し+歩行者が歩いているとなると、
他に誰も走っていないような、近所の雪道走行とはまた違ったスキルを要求されます。
で、何しに札幌へ行ったかというと、この勉強。

「ニーズに応える農産物の生産・販売セミナー」
札幌近郊から、農家と関係機関でざっと250人くらいは人がいました。
多いとみるか、少ないとみるか・・・。

内容的には、有名デパートの農産品担当バイヤーの方や
札幌市内の地産地消の小売の方のお話など、実際に商品開発、小売を
されている方たちのお話だったので、大変参考になりました。

たとえば「付加価値を付けるのは、生産者。価値を感じるのは消費者。」
では、The北海道ファームの商品は、充分付加価値があるのか?
それは消費者に伝わるのか?というようなことは、常に意識して考えないといけません。
The北海道ファームでも、さまざまな判断の基準に
「伝わる付加価値がつくのか」という基準が必要だと思います。
他にも、新商品の試し買いの金額的上限は、500円台までとか、
農産品の包装材は、消費者に訴えかけるメディアだ、とか
実際に小売りの店頭で、様々な商品を扱い見てきた方ならではのリアルなお話がたくさん聞けました。
The北海道ファームの商品も、さらにお客様に買っていただける商品を
目指して常に磨きをかけていないといけませんね。

「超伝導はありえない」わけですから。
2016年02月26日
平成28年度産米の米の食味ランキングが日本穀物検定協会から発表されました。

http://www.kokken.or.jp/test.html#ranking
我らが、北海道米の品種から「ななつぼし、ゆめぴりか、ふっくりんこ」が
最高ランクの特Aに評価されました。
全国にあまたの品種がある中で、食味特Aにランクされるのは46銘柄のみ。
「食味評価特A」というのは、きびしい審査をパスしています。
上のHPから食味値を見ていると、色々気が付きます。
たとえば「○○産コシヒカリだからおいしい」という人がいますが、
北海道ななつぼしと同じ食味ランク特Aだったり、同じ県産でも産地地区によって
ランクに差がありるので、産地を県別に見てもあんまり意味がないな、とか。
僕も、このランクで特Aのお米は、ぜひ食べてみたいです。
ただ、流通経路のしっかりしたものでないと、その本来の味が楽しめないという心配もあります。
ちょっと話がずれましたが、The北海道ファームでも作っているお米の品種が特Aになっています。
という事は、品種的にはもう間違いなくおいしい品種なので、あとはその品種が本来持つおいしさを
きちんと引き出して、皆様にお届けしたいと思います。
そのためには田んぼでの米作りから精米流通まで、少しも手を抜くことなく真面目に手をかけ、
日々の作業に取り組んでいきます。
さぁ、いよいよ雪解けまじか。おいしいお米をお届けするために今年の作業も頑張ります。
2016年02月24日
The北海道ファームの田んぼを潤す水の水源地は、自然豊かな夕張山系。
その夕張山系は、冬の間雪に閉ざされ、ほとんど姿を見ることができません。
一冬に数回、撮影チャンスがある夕張岳の絶景がこちら。

シューパロ湖と夕張岳
湖面が雪に覆われて、真っ白です。

夕張岳を遠望。
これだけ晴れていると、登れそうな気がしますが、多分遭難しますね。
これだけの絶景なので冬山登山に魅かれますが、
夏とは全く別世界の登山。そうでなくとも、本州よりも難易度が高い北海道の山ですし。
夕張岳にもそのうち登ってみたいものです。
こうやって、北海道ならではのきれいな雪景色だけ見ているといいですが、
今日の農場は、吹雪の中。

田んぼもこんな感じ。
いくら今年は雪が少ないとはいえ、やっぱり北海道の冬ですね。
2016年02月23日
今回の記事は、ほとんど十全社の皆さんへのお知らせです。
The北海道ファームのある北海道栗山町。
その町のHPに「南空知4町の知名度アンケートにご協力ください」というお知らせがありました。

ページへのリンクは ここ! です。
栗山町もいろいろ取り組みをして、素晴らしいなと思いつつ中身をみてみると、
回答ページへのリンクをたどって、回答すれば抽選で各町の特産品が当たる!という企画でした。
これは、なんだか当たりそうな気がしますよ。
なぜなら、今のところ町のHPでしか、アンケートの告知を見かけない。
その割に、アンケート対象の4町に住んでいる人は応募できない。(個人的には残念・・。)
普通は、町のHPは町民しか見ないわけで、その町民には応募資格がないとなると、
競争率が低い抽選になりそうではないですか。
これは、ねらい目な感じがしますよ。
しかも、北海道内でなく千葉県から応募がきたとなると、当選させたくなりそうな・・・・。
いや厳正な抽選だとは思いますけど・・・。
千葉県のみなさんちょっと応募してみたらいかがでしょうか。
2016年02月22日
先日、問題勃発で撮影したデジカメデータが消えました。
この記事です。
その話の、後日談です。
色々なデータ復旧ソフトを試して見ましたが、どうしてもデータ復活にはならなかったので、
「専門家に頼もう」という事で SDカードのデータ復旧を請け負う会社に依頼してみました。
復旧不可なら、無料という事だったのでダメ元でSDカードを送りました。
そうしたら、見事に「データ復旧可能」との返答が!さすが専門家。
費用的にも、カード1枚で5000円程度の安価でできるという事で、復旧してもらいました。よかった!よかった!
ちなみに、SDカードでトラブルが少ないのはP社製。内部構造が違うらしいです。
僕の使用していた某社は、国内有名メーカーながら
コスト削減が効いて作りが簡素化されていてトラブルが多いとか・・・。
あとデータ取り扱いもデジカメからカードを出して直接PC上で削除とかの作業をすると、
トラブルが起きやすいので、画像の削除はデジカメ上でする。
データの移動は、ケーブル経由で行う方が無難とか、知らなかったコツも教えていただきました。
で、そうなると問題は、「5000円で復旧してもらう価値が画像にあるのか?」という所になります。
という訳で、その復旧していただいて画像データの一部を紹介します。
The北海道ファームの周辺の雪景色です



こんな感じの 厳冬期にしか撮影できない写真が多数ありました。
さてみなさん、費用をかけてもデータを復活させましたが、その価値があると思いますか?
The北海道ファームのパンフやHPで使っていきたい写真なので費用対効果があるという事にします。
あと、冬の夕張岳とシューパロ湖の写真とか、いいのがあるんです。順次、公開して行きます。
2016年02月22日
おかげさまで、ご好評いただいているThe北海道ファームの北海道水芭蕉米ギフト。

精米・パック詰め工場が今年の操業を始めました。

心配されている低温下での機械の稼働は、2月後半で暖かくなりつつある陽気にも助けられ
今の所、問題なく稼働しているので、一安心です。
多分、工場内の気温がマイナス気温にならなければ大丈夫な感じです。

初荷!めでたい!と、いうには、少々時期外れですね。
栗山町を見渡せば、タマネギの種まき作業が始まっていますし、
本当にだんだん春!農繁期!の気配がただよってきました。
工場の稼働もそうですが、春からの作業計画をしっかり整えておかないと。
冬の間に済ませるデスクワークもまだまだ残っているし。
今年の冬は、全然休んでいる時間がない!
田んぼの間は、「冬に休もう」と思っていたのに・・・。もう冬が終わりそうです。
2016年02月15日
全国的に暖気が入った影響で暖かいそうですね。
ここThe北海道ファームのある北海道栗山町も暖かくなりました。
その最高気温は、プラスの6.2度!最低気温もプラスの1.5度!
(隣町のアメダス記録)
去年でいえば、4月くらいの気温の状態!完全に異常気象と言っていいでしょう。
というより、ここ数年ずっと異常気象のようで、異常が当たり前になりつつあるような気がします。
異常が普通になる。気候もそうですが人間もそうなるとまずいですね・・・。
で、気温がプラスの暖かい日には当然雪が融けます。

ファームの広場も、雪が解けて地面の砂利が見えてきました。
なんだか本当に雪どけ時期のような感じです。
こうなると、怖いのが事故。なぜなら、

暖かさで一度雪が融けて、再び寒くなると融けていた雪が凍結します。
水たまりが凍結するような状態なので、表面がつるつるの氷の一枚板の出来上がり。
まさに、スケートリンク状態です。
人間が歩いても、滑る滑る。靴によっては本当にあっさり転びます。歩くのも困難。
車も、いくらスタッドレスタイヤとはいえ、ブレーキやカーブは超危険。
急ブレーキをすると、タイヤがロック!氷の上をすべって行く車、そり状態に。
安全第一で行動していかないと、本当に危ない。
このまま、暖かくなって春というわけにはいかないと思いますが、
暖かさと、寒さを繰り返しながらだんだんと春になっていきます。
春からの農作業の段取りを計画しておかないと・・・。暖かくなると気が焦ってきます。
2016年02月10日
以前に発生したデジカメのデータが消えるという問題。
またもや同じ症状で、1か月分の画像が消えました・・・・・。
毎月月初めに、先月分の画像データを取り出してPCとUSBメモリーに
バックアップするという作業をしていますが、そのバックアップ作業の最中に画像が姿を消しました。
デジカメからSDカードを取り出してPCのカードーリーダーに入れると、
ファイルを開いて画像が見られるはずが・・・・・。1枚もない!
そんなはずはないと、カードをデジカメに戻して画像確認をするも・・・・1枚もない!
昨年11月と同じ状態。勘弁してほしい。
どこに行った?データ!出てこい!データ!
1月は、厳冬期でこの季節にしか撮れない写真があったのに・・・・。
農場紹介のパンフやHPで使えるような、雪景色の農場とか、雪景色の木々とか・・・。
雪景色なんて、晴天+新雪+ある程度の積雪でないと写真映えしないから、貴重なタイミングで撮影したのに。
この時期に写真が取れていないと、撮り直しは1年後。まいりました・・・。
データ復旧ソフトの無料体験版とかも試しましたが、「ファイルが見つかりません」みたいなメッセージ。
一般的に見えるフォルダから消えても実はデータが残っていいることも多いらしいですが、詳細は不明なまま。
原因の心あたりは、取り出した時に静電気でもあったかな?とか。
前回もカードを取り出して、PCに移したら消えてたし、その作業手順なのか。
SDカードが謎のメーカーだと問題が起こりがちとの情報で、国内大手メーカーにしたのに・・・。
問題の再発防止には、月一から毎日バックアップに作業手順を変えたほうがいいのかも。
これが、本当に農作業時期でメモ代わりに写真を撮っていたら記録がない!→工程管理ができない!とか
重大な問題になりそうだし。
人間の記憶なんてあてにならないから(特に僕の場合)、
メモ代わりの写真撮影をしているのでそれが消えてくれると、大変困ります。
「記録の徹底」は、The北海道ファームの作業心得でもあり、
正確な記録は、次回の作業改善には欠かせない情報なんですが・・・。あぁ。
という問題が発生したので、デジカメ、SDカードに触る気がしないので、
文字だけのブログ記事ですが、「読む気がしない」「情報量が少ない」など
せっかく読んでくださる皆さまの不満が聞こえてくるようです。
写真でごまかせない分、文才がないのもバレバレになるし。
本当に申し訳ないです。気を取り直して、次回からデジカメを使います。
2016年02月05日
先日、作業中に素晴らしいHPを拝見しました

http://kuri-agri.org/syunou/
↑ ここをのアドレスをクリックでとびます。
思わず作業を中断して、熟読してしまいました。
直接、お会いする機会がある方々ですが、
普段お会いするときには聞けないようなお話が書いてあるので
大変興味深く、また感心しきりで拝見しました。
皆さんすごい!写真も絵になる!
とてもいいHPです。お時間のある時にじっくり見ることをお勧めします。
なお、HPの栗山散歩のコーナーがThe北海道ファームのある我らが旭台から
スタートしているのも、ひそかにポイント。○○さんが作ったからだと思う・・・・けど。
「旭台がちょうど栗山町の真ん中だからですよ」と言いそうですね。
2016年02月02日
ここのところ、真冬日が続いています。
なお、1日の気温が常にマイナスの日が真冬日です。
さて、気温が一日中マイナスという事は、何が起きるかというと
外の雪が融けることがないという事です。
そう、一度降ったらそのまま雪がそこにあり続けます。
以前に住んでいた千葉だと、雪は降っても数年に一度、
昼になったら融けてなくなるのが常識でしたが、北海道では除雪をしないかぎり雪がそのまま。

農場前の用水路には、見事に雪庇が張り出しています。数十CMは空中に雪が張り出していますね。
雪庇を踏み抜いて滑落、遭難というパターンは山岳小説でありがちのパターンですが、
この用水の雪庇をみると、農場前の用水で雪庇を踏み抜いて滑落、遭難しそうです。

夏の様子と比べると、よく分かります。
この用水の上に雪が張り出して、落とし穴状態です。
本当に落ちたら、登って脱出できなそう・・・。気を付けよう。

農場前の道路は、このように除雪車が来て一気に路外に雪を跳ね飛ばしています。

雪を跳ね飛ばすので、興味本位で道路近くにいると非常に危険です。
頭から全身に雪をかぶります。作業の邪魔にもなるので、逃げた方がいいでしょう。
ライフラインの基本、道路維持に莫大な手間と時間がかかっているのを感じます。
ほぼ町内すべての道路を、除雪して走っているわけですから。大変だ。
多少、The北海道ファームの前は後回しでもいいですという気持ちになります。

農作業時にスタッフが滞在する寮も、雪の中。玄関に近づくこともできません。

さすがに、郵便配達の方や検針の方などに迷惑をかけるので
歩けなくなりそうな時には除雪をしています。
25cmを超えたら除雪している感じですが、頻度的には10日に1回くらい。
今年は、雪が少ないの除雪回数も少なく楽です。
「寮を使わないならほっとけばいい」と突っ込みが来そうですが、だめです。
除雪機の性能上50cmを超えてくると除雪が非常に困難になるので
いざ、誰かが寮に泊まるという時に除雪不能で車も止められないという事態を招きかねないです。
ある程度、こまめにやっておかないといざという時に大変です。
2月から寮を使う予定もあることだし・・・。
北海道に住んで2年目の冬。
遊びに来ているときには気が付かなかった冬の生活がありますね。
観光でホテルに泊まっていると除雪なんて考えもしなかったです。
今では、雪が降ると、あぁ除雪しないと、家から出られない。会社に入れない。
早起きしないと・・・・。そんな感じです。