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農場ブログ

使用後の片付けが大事

2015年05月10日

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先日、肥料や土壌改良剤を散布するのに使用した作業機。

トラクターの後ろについているのがブロードキャスターです。

 

この作業機は、肥料を散布する機械なので使用すると

機械の内部に少量の肥料が残ります。

これを、そのまま放置すると、使わない間に肥料が水分を吸って固着、

あるいは、肥料成分がサビ発生の原因になったり。

簡単に言えば、「使いっぱなしは故障の元」なわけです。

機械は、なんでもそうですけど。

 

という事で、まじめに機械を洗います。

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肥料入れタンクを動かして、機械内部を洗浄します。

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高圧洗浄機で洗ったので、結構きれいになりました。

後は、乾燥させて油をスプレーしてという所です。

 

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乾燥させていると、アンテナみたい。秘密基地風・・・・・。

 

栗を植えました。

2015年05月10日

The北海道ファームの畑の一部です。

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ワラを散らかしてあるのではありません。

栗の木を定植して、根元の乾燥防止のためにワラをしいてあります。

 

拡大すると

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ほとんど、棒状態の栗の苗木。

ここから、芽が出て葉になり大きくなる予定です。

 

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どこに苗木があるか判別不能なものも・・・・。

これは、栗の実を芽出しさせて出てきた本当の苗。

人間でいうなら生後間もない感じですね。

 

さてさて、うまく根付いてくれればいいのですが・・・。

 

 

肥料の散布

2015年05月07日

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荒起こしの終わった圃場に肥料をまいていきます。

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水稲440 を 40kg@10a

これは、元肥として散布なので稲の生育や収量への効果を狙います。

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粒状ようりん を 20kg@10a

地力の向上や、稲の質向上を狙います。

以上で散布しました。

来年は、勉強して見直しも考えています。

あぁ勉強することが多くて、楽しいですね。

 

ちなみに、肥料をまくのはトラクターなので肉体的には楽ですが、

その裏方は、大変な作業が・・・・。

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実は、肥料入荷時の倉庫の都合で肥料袋(1袋20kg!)が

床面に直接おいてあります。当然フォークリフトが使えません。

そこで、フォークリフトで運べるように、

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こういうパレットに肥料袋を載せていきます。

もちろん、人力!自分の手で肥料袋を一つ一つ移動します。

通称「人間フォークリフト!」 。

くどいようですが、1袋20kgで300袋以上!苦行です。

社内では「労働というよりも、抑留だ。懲役だ。」といわれる作業。

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まぁ、ぼやきつつも1日かけて何とか片付きました。

最近体力がついたと、思いますが、筋肉痛のおまけつき。

今後は絶対に フォークリフトで動かせるように

パレットで納品してもらう体制を堅持しようと決意しました。

あるいは、千葉から来たスタッフにこの仕事を振るとか(冗談です)

 

~おまけ~

最近、形から入りがちなThe北海道ファーム

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オーバーオールにデニムシャツ。

クラシカルな丸型の帽子で作業中。

ハワイの日系移民コスプレか?

 

 

 

種まき作業の乱れ

2015年05月06日

先月の20日前後に、稲の種まき作業をしました。

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ポット(写真の黒いトレーみたいなもの)に種もみを入れて

育苗用のハウスの中に約4500枚ならべました。

 

その状態から約2週間でこうなってきました。

素晴らしい(自画自賛)。

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1枚をアップで見るとこんな感じ。

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ポットの各穴から2~3本くらいの苗が出ています。

「少々、種モミが少なかったかな」とおもいながら

それでも、何とか無事に成長しています。

 

ところが、一部で問題が発覚。

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おっと、なんかおかしいぞ?

本数が少ない所がありました。

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このポット。苗が生えてない所が多すぎる。

播種機の所の不具合で種もみが

きちんとまかれていない事が原因と思われます。

 

そういえばあの時・・・。うーん。

全部で20枚くらいおかしいのがありました。

これは、田植えには使えませんね。

枚数大目に作っているし、田植えの植え付け間隔の調整もできるし

大勢に影響はないということにしましょう。

 

失敗すると結果に直接跳ね返るのが農家の怖さ・・・。言い訳できません。

今回は、何とか大丈夫ですが、すべての作業に気が抜けないなと反省し

あらためて気持ちを引き締めて作業に取り組みます。

 

 

 

 

田起こし作業

2015年05月05日

田んぼの荒起こしをしました。

荒起こしとは、秋から耕していない状態の圃場を

この春1回目に耕起する作業です。

荒起こし⇒肥料散布⇒砕土⇒入水⇒代かき①→代かき②→田植え と

圃場での作業を進めていくことになります。

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The北海道ファームの広い田んぼ(千葉県比で)を

起こしているトラクターが はるかかなたに見えます。

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すごい土煙。近くでは眼を開けられません。

今年は、土が非常に乾燥しているので荒起こしのみで

砕土(上記の手順参考)をする必要がない程度まで土がこなれました。

 

※荒起こし・耕起というとクワで耕すようなイメージですが、

実際には、田んぼの表面10cm程度の土を細かく砕いていくようなイメージです。

 

雪どけが早く、春先も雨が少なく土の状態がよかったことと、

素晴らしい機械の性能で作業が早めに終わりました。

と、いう事で午後から数時間パークゴルフでレクレーション。

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もちろんプレイ終了後に農場に戻り、ハウスの世話はしました。

なかなか休日は取れないので、作業の合間に時間を作ってリフレッシュ。

ちなみに、スコアは・・・・・。ゴルフ経験者はそこそこ。

やっぱり、マイクラブでないとだめかも(いいわけ)。

 

 

 

 

 

水路の補修作業

2015年05月03日

みなさんこんにちは。

日本石材産業協会 1級お墓ディレクターの栗原です。

※本当にある資格です。

 

今日は、十全社の石材部が施工する水路の補修を紹介します。

The北海道ファームの田に水を引き入れるための用水があり、

5月10日頃から、水が流れてくるので、用水の補修作業を行います。

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用水は、トラフ(U字溝)をつないでできていますが、このように

トラフのつなぎ目の目地が、何か所も切れています。

北海道は、冬場の積雪や低温で目地がすぐに傷んでしまうようです。

 

そこで、十全社石材部の出番です。

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傷んだ目地をはずして、新しい目地をコーキングで作っていきます。

まさに、お墓の目地と同じ作業。よく見る光景。

 

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はい、完成。と思ったら・・。

石材部の親方が、「雑!コーキングの前にマスキングテープ使わないとだめ!」

「目地小手も、こんなんじゃきれいにできない。ちゃんのしたのをつかえ!」

※目地小手=目地をきれいに整える道具。お墓職人はサイズや硬さにこだわりがある。

職人魂に火が付いたのか、親方自ら丁寧に施工し始めました。大変助かります。

 

 

お墓なら、目地が1直線きれいに決まらないとクレームですが、

用水の目地なので、水漏れしなければいいんですが・・・・。

まぁ きれいな分には、困らないし。

近所の方にも「すごい丁寧。」と言っていただけたのでgoodです。

さすが、十全社石材部!いい仕事します。

農閑期には墓石施工の請負もしようかな・・・。

 

 

 

土壌改良剤を散布しました。

2015年05月02日

田んぼの圃場に土壌改良剤をまきました。

※圃場 = ほじょう 田んぼの事をさします。

プロっぽく、かっこいい用語なので使ってみました。

 

土壌改良材は、「粒状ケイカル」、散布量は120kg@10アール 反当6本。

稲の葉茎を上部にし耐倒伏性の向上や登熟性の向上による品質向上を狙っています

※生産履歴の公開を意図して、書いてみました。

 

さてさて、実際には。

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トラックに、大量に積み込んだ珪カルを、

トラクターの散布機に入れます。

1袋で20kgある袋を数百袋つかうので、重労働です。

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まくのは、トラクターで走りながらなので、スピーディーかつ現代的です。

限られた時間の中、作業を進めています。

 

おまけ

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農場の夕暮れ

 

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山桜とトラクター

 

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スーパーカブ アグリスペシャル

収穫かごがポイント。

 

 

 

田んぼの土づくり

2015年05月01日

「豊作のまずてはじめは土づくり」

肥料の袋に書いてありました。いい言葉です。

 

一口に土づくりといいましても、物理的に土に手を加える方法と

科学的に手を加える方法があります。今回は、物理的に手を加える方法。

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「サブソイラ!」

トラクターの作業機の一つです。大きな2本の刃を引っ張って田に溝をつけます。

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こんな感じで、作業機を田の地面に沈めて、溝を切ります。

この時、土中で「弾丸」という部品を引いてパイプ状のトンネルをつけています。

表面の溝から、土中のトンネルに水が入り、暗渠に流れ、排水していくという方法です。

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遠くから見ると、田面にサブソイラの跡が見えています。茶色い線がそれです。

 

この作業をしておくと、田から水を抜きたいときに素早く(しない時比で)水が抜けていきます。

そのことで、田の水をコントロールしやすくなり稲の成長に合わせた水管理がしやすくなります。

「春のサブは秋が楽。秋にサブは春が楽」と教えていただきました。

色々な方から教えていただいた事を検討しながら、お米によいことはすべてやる方針です。

 

 

と、まじめに作業をしていますがここでまた問題・・・。

 

Q 何が問題でしょうか?

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A サブソイラの刃先を土中におとしてきました。

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本来、矢印のように刃先のパーツがついています。

ある場所で溝を切り終えて土中からサブソイラの先端を上げてみるとない・・・。

土中の溝を棒でつついてみても、見つかるわけもなく。

問題のレベルはプロ農家むけでした。

 

北海道の山桜

2015年04月30日

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春のThe北海道ファーム

田んぼのわきの山に桜が1本。きれいですね。

 

そういえば、北海道の人は花見でジンギスカンがデフォルトらしい。

農家は、忙しくて花見どころではないですが・・・。

苗に水やり中・・・?

2015年04月29日

The北海道ファームの種もみも何とか芽をだして、

毎日、少しづつ成長中。

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日に日に伸びてきました。

ここの所の課題はハウスの温度管理。

日中、外気温が高くハウス内も温度が高くなりがちです。

 

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今日も早朝から苗に水を上げています。

 

と、ここでトラブル発生!

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散水シャトルのノズルがポッキリ・・・・。えっ・・・。

こんなことが起きるとは・・・。

 

とりあえず、折れた部分を応急処置で何とか水やり再開。

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すぐに部品がくるといいけど・・・。

 

 

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