2019年02月07日
水芭蕉の咲く清らかな水で育てた「北海道水芭蕉米」と
安全安心な北海道産のエサで育てた「日本一しあわせなにわとりの玉子」を生産している
北海道栗山町のThe北海道ファーム、栗原です。
今年は、雪が多く晴れが少ない冬ですね。
先日の、新聞の天気予報の欄は、この状態。
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空知管内は、雪だるまマークが並んでいます。
「今日は、雪はやみません!」もはや、予報の意味が疑われるような天気予報。
除雪の段取りを 考えるには、必要な情報ですけどね。
そんな雪続きの栗山町ですが、勉強会にはもってこいなわけで。
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栗山町農業振興公社の研修に参加してきました。
~ビジネスプラン作成研修~です。
「マーケティング」「財務」「ビジネスプラン概論」と、
およそ農業には、につかわしくないようなテキストタイトルが並んでいます。
農業研修と言うと、作物の作り方、土壌の性質などなど、
畑や田んぼで作るための研修が、数多くあります。
実際の農作業でも、そのようなテクニカルな課題に日々ぶち当たります。
農業のテクニカルな課題の克服は、いやでもやらなければいけません。
字Sつ才の農作業でも、毎日課題に対応し続けているようなものです。
しかし、農業のもう一つの顔は、そう、経営なんですね。
良い作物を作っても、売れて利益が出ない事には、経営が成り立ちません。
でも、「農家=良い作物を作る」というイメージが強固なので、
経営についての勉強は、後回しになりがちです。
新規就農の受け入れなども担当している栗山町農業振興公社は、
「良い作物を作る」と「農業経営をする」 言い方を変えれば
「職人」と「社長」、両方が農業には、必要だよと教えています。
両方の研修を 準備しています。
栗山町農業振興公社のサポートは、しっかりしていると思います。
今後とも、こういう研修を利用して、自分もしっかり勉強して
レベルアップを 測っていきたいものです。とにかく冬は、勉強です。
~ご案内~
The北海道ファーム製品の購入は、こちらから。
http://shop.thehokkaido-farm.co.jp/
大雪による物流の混乱で、お届けに時間を要す場合があります。
例 北海道から関東圏は 通常2泊3日程度で到着します。
遅れると プラス1日~2日かかることがあるようです。
2019年02月04日
水芭蕉の咲く清らかな水で育てた「北海道水芭蕉米」と
安全安心な北海道産のエサで育てた「日本一しあわせなにわとりの玉子」を生産している
北海道栗山町のThe北海道ファーム、栗原です。
The北海道ファームの工場でお米の出荷を行いました。
集荷の日は、特に念入りに敷地内を 除雪します。
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JR貨物での出荷なので、貨物列車用のコンテナを積んだトラックが
The北海道ファームまで集荷に来てくれます。
大きなトラックを工場の入口に絶妙に横付けしてくれるので いつも感心しています。
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荷が汚れない様に、コンテナ内部にシートを
張って養生をしてくれる細やかな気づかい、助かります。
その後、出荷するお米約5トンを フォークリフトと手作業で積み込みます。
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さぁ、千葉の物流センターに向けて出発です。
3泊4日で、千葉まで行く予定ですが、
天候に左右されるのが冬の北海道。無事についてくれるように見送ります。
冬の北海道は、天候が荒れると物流が乱れます。
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吹雪いてくると、町中でも視界100m以下、徐行運転で渋滞中。
予定どうりに目的地に着かない事も良くあります。
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郊外でも、地吹雪にあたると、進んでいく先が良く見えない。
対向車も、先行車も、ぜんぜん気配が分からない状態に。
僕らも、「今日は危ない。出かけるのをやめよう」なんて日が一冬に何日もあります。
荒天で視界が効かない中玉突き衝突の多重事故なんていうニュースが、
今年は特に目につくような気がします。怖いですね。
今年の荒天続きの冬でもでも、物流のプロの人たちは、
無事に荷がつくように頑張ってくれます。いつもありがとうございます。
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大雪による物流の混乱で、お届けに時間を要す場合があります。
例 北海道から関東圏は 通常2泊3日程度で到着します。
遅れると プラス1日~2日かかることがあるようです。
2019年02月02日
水芭蕉の咲く清らかな水で育てた「北海道水芭蕉米」と
安全安心な北海道産のエサで育てた「日本一しあわせなにわとりの玉子」を生産している
北海道栗山町のThe北海道ファーム、栗原です。
さて先週は、机の上の農作業を 進めていました。
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お見せするのもお恥ずかしい、散らかった机。
何をしているのかと言うと、春からの作付計画の作成や
農業資材の選定、発注など作業の下準備です。
作付計画については、
「田んぼに作付けする品種は何か」
「畑に何を植えるのか」
「どのくらいの面積比率で割り振るか、そして田んぼや畑はどこにするか」
など、さまざまな条件を考慮しながら 何をどのくらいの面積で作るのかを 検討していきます。
ある程度、作付け計画が固まると、今度は使用する資材の選定を します。
資材は、どんな資材にするか。作付面積当たりで使う資材は、どれくらいか。
以前に使った資材の効果を見直して、使うのか使わないのか。
資材を変更するなら、どの資材に買えるのか。今、手持ちの資材はどれくらいあるのか。
特に新しく使おうという資材なら、どんな効果が見込めるのか、使い勝手は、どうなのか。
他の農家さんに使用した実感を聞いたり、農協さんに評判を聞いたり、
最近は、メーカーのHPも充実しているので、調べだすとキリがありません。
もちろん、費用の面も考慮して、安くて効果的な資材は、どれだろうとか。
良い資材だと、思ったら手持ちの機械では、使えないというパターンもあったり。
こういうことを、数十種の資材について検討していくので、結構時間が掛かります。
ただ、ここでミスをすると、実際の作業の効率が悪いとか、
資材が足りなくて作業がストップなんて事もおきるので、非常に大事な計画です。
何度も確認して、ああしよう、こうしようと、頭の中でシュミレーションを繰り返します。
そんな日は、朝から机の上で作業をしていると、時間がたつのが早いです。
お昼かなと、ふと外を見ようとすると、
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外が見えないくらいに、吹雪が吹き付けてひどい事になっています。
こうなると、外出はあきらめて、ますます机上の作業に没頭するしかない状態。
吹雪が止んでくるまで、カンヅメ状態で計画作成に取り組みます。
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で、やっと晴れてきたなという事で、外に出てみると、
事務所の前の道路が吹きだまりで通行不能になっています。
これは、家に帰るのも大変だなんてこともよくあるパターン。
今週で、おおよその計画と資材の発注にメドがつきました。
来週は、また別の課題もあるのでしばらくは、机上の作業が続きそうです。
まだしばらく除雪&机上の作業が続きそうです。
ラーメンでも食べて気合を入れて乗り切っていきましょう。
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栗山町で行列ができる店と言えばラーメン大鵬。
時間をずらせば、並ばないパターンもありますね。
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大雪による物流の混乱で、お届けに時間を要す場合があります。
例 北海道から関東圏は 通常2泊3日程度で到着します。
遅れると プラス1日~2日かかることがあるようです。
2019年01月29日
水芭蕉の咲く清らかな水で育てた「北海道水芭蕉米」と
安全安心な北海道産のエサで育てた「日本一しあわせなにわとりの玉子」を生産している
北海道栗山町のThe北海道ファーム、栗原です。
The北海道ファームのグループ本社が千葉県にあるので、
会議や所用で新千歳空港をよく利用します。
そんな、新千歳空港でここ何か月か 気になる行列があります。
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時間は、だいたい7時30分ごろ、まだまだ人気が少なく、
空港内のお店が、ようやく開きはじめるかなと言う時間帯。
いつも、このお店の前に5~10人程度の行列ができています。
何だろうな、と覗き込んでみると、JA美瑛の運営する美瑛選果というお店です。
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外から見えるガラス張りの厨房で パンを焼いているようです。
まぁ、これから出張だし、別にここでパンを買わなくてもいいや。
朝ごはんは、食べてきたしな・・・と、いつも素通りして搭乗口に向かっていました。
それでも、ここのところ早朝の千歳を利用するたびに
毎回、人が並んでいるのでだんだん気になってきました。
そこで、先日ネットで検索してみると、
「美瑛選果の豆パン一日30箱限定 一人2箱まで」
「朝8時からの1回しか販売がない幻のパン」
「朝8時より前に 千歳空港に行ける人しか買えない超レアな豆パン」
「予約、取り置き不可。欲しければ並ぶしかない」
「もちろん味はよい、新感覚の豆パン」などなど、記事が出てきました。
で見てみると、こんな感じのパンだそうです。
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確かに、色合いもきれいでなんとなく人気が出そうな気もします。
この豆パンが、目当てで皆さん並んでいるんですね。
もう一種類コーンパンというのもある様で。
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コーンパンは、一日に数回販売があるようですが、
それでも焼き上がり時間に並んで買うような人気商品だそうです。
なんだか、色々見ているうちに1回購入してみようかなと思い始めました。
「朝8時より前に 新千歳空港に行ける人しか買えない」なんて言われると、
その時間に よく空港を歩いている自分としては、
せっかくだから買ってみようかという気分になりますね。
なんだか、お店の作戦にまんまと はまっている気もしますが、
いつもの時間に空港に行って 飛行機を待つ時間に30分位並べば、
買えるようなので次の機会に挑戦しようかなと思います。
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大雪による物流の混乱で、お届けに時間を要す場合があります。
例 北海道から関東圏は 通常2泊3日程度で到着します。
遅れると プラス1日~2日かかることがあるようです。
2019年01月22日
水芭蕉の咲く清らかな水で育てた「北海道水芭蕉米」と
安全安心な北海道産のエサで育てた「日本一しあわせなにわとりの玉子」を生産している
北海道栗山町のThe北海道ファーム、栗原です。
昨日の雪は、The北海道ファームのある栗山町を狙い撃ちにしていたようです。
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いつもの田んぼの写真です。まったく視界が効きません。感覚的には10m位でしょうか。
運転はもちろん、立っているだけで 恐怖を感じる状況です。
毎年、年に数回はこういう日がありますが、今年は特に多い印象です。
こんな日は、自宅待機で勉強でもしているに限ります。
変に 出歩いて事故になっても 面白くないのであきらめも肝心です。
日中、数時間待機して午後3時過ぎようやく嵐が去った所で、農場の見回りに出発します。
吹き飛んだ物は、無いか?雪と風で建物が傷んでいないか?異常がないか見回りは欠かせません。
案の定、発見してしまいました。
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鶏舎の屋根に 吹きだまり的に雪が乗っています。
このままいくと、鶏舎が崩壊しかねません。
雪国以外では想像しがたい現象ですが、
屋根に乗った雪の重みで 建物が崩壊するのは、雪国あるあるです。
特に当社の鶏舎のような簡易建物を 雪でつぶしてしまうのは、
定番中の定番の失敗です。
さっそく、屋根に上ってみると、
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はい、積雪40cm位。半分は氷状になっていそうです。
想像を絶する重さが屋根にかかっていますね。これは・・・・。
こうなれば、もうしょうがない。中にいるにわとりたちを守るためにも
見て見ぬふりはできません。鶏舎が崩壊なんて、大惨事は絶対に許されない訳です。
考えているヒマは、ありません。雪を降ろすしかない。
覚悟を決めて、スコップを抱えて雪おろしを開始します。
と言っても 鶏舎の屋根は長さ25m 幅10m程度のかまぼこ状、
簡単な広さではない上に、雪を どかすと、よく滑る屋根です。
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孤軍奮闘する事、1時間以上・・・・・。正直、体が悲鳴を上げます。
不安定な円形の屋根の上、雪が滑る部分もあり、何度か屋根から滑り落ちます。
その度に這い上がり、作業を続けていきます。
そのうち 月なんか出てきたりして、いい雪景色ですが、
眺めてると、汗が冷えて極寒なので体を動かし続けるしかありません。
と、そこに一本の電話。
「いま、千歳。帰ったら米工場を動かしたいんだけど・・・」
と、いつもタイミングの悪いH社員。この吹雪の中、でかけていたそうで・・・。
屋根の雪下ろしの戦力には、なりませんね。
これは、いよいよ一人で雪おろしを するしかない状態。
しかも、雪おろしを途中でやめると、屋根に乗っている雪のバランスが崩れて
鶏舎に変な負担がかかり、部分崩壊の可能性もあるよな・・・。と嫌な想像も膨らんでしまう自分。
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結局 3時間かかって 鶏舎の屋根の雪を全部降ろしました。
休憩をすると、汗が冷えて風邪を引きかねないので、
本当に3時間ぶっ続けで、スコップを振り回していました。
何とか、鶏舎を守り切った充実感はあるものの、
それを上回る、疲労感と筋肉痛・・・・。こんなに雪おろしに奮闘したのは初めてです。
家に帰ると、一人で雪おろしなんて、埋まって死ぬからやめなさい。
そう注意されゾッとしましたが、作業中は必死でそんな事は考えなかったですね。
少々、軽率だったかもと、反省しました。
今年に限って、屋根から雪が落ちない原因は、
3年目の屋根のペンキの効果が落ちていて、雪が落ちにくくなっているからと言う事だと思います。
その証拠に、今年塗り直した、他の建物は、それはきれいに雪が落ちています。
あぁ、労を惜しんでペンキの塗り替えを 先送りしたつけなのか?
3年前に安いペンキをチョイスしたから、早くも雪が滑らない屋根になったのか?
それとも今年の雪が、水分多めで屋根にくっつきやすいのか?
まぁ、色々考えても、この厳冬期にペンキ塗りが出来るわけでもありません。
今年は、鶏舎の屋根の問題で、ずいぶん手がかかる冬になりそうです。
なお、このお話は、昨日の話ですが、栗原は現在、絶賛筋肉痛です。
翌日、筋肉痛ならまだまだ若いぞと、自画自賛しています。
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大雪による物流の混乱で、お届けに時間を要す場合があります。
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2019年01月18日
水芭蕉の咲く清らかな水で育てた「北海道水芭蕉米」と
安全安心な北海道産のエサで育てた「日本一しあわせなにわとりの玉子」を生産している
北海道栗山町のThe北海道ファーム、栗原です。
札幌に打ち合わせに行く日が 今季一番の悪天候、交通障害に注意という
天気予報の日に ぶつかってしまいました。
2週間前から決まっていた予定、東京からくる方との打ち合わせという事で
悪天候の予報だから中止という訳にもいきません。
いつもは、2時間と見る札幌への所要時間を、念のため4時間見て
アポイントの4時間前 早朝5時半の栗山出発です。気温マイナス10℃位です。
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え~正直危ないです。運転できるギリギリの感じですね。
まぁ、交通量も少ないし、ゆっくり行けば何とかなりそうです。
途中省略、結構危険な感じで2時間半ほど
無事に、札幌中心部にたどり着きました。
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ホッと、一息。コーヒーチェーンのモーニングサービス480円。
あぁ、久しぶりに都会だと、栗山から来た農家の僕は、思う訳です。
もちろん、無事に札幌に行くのが目的ではなく、打合せが目的なので
気合を入れ直して、自社商品のPRへ向かいます。
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立派なビルの立派な受付で、入館証を付けてから、目的の場所へ。
いくつも並ぶ ミーティングルームに通されます。
結構、ずうずうしいタイプだと思っていましたが、雰囲気にのまれる自分・・・。
ちゃんとネクタイして来て良かったなと、思ったり。
そう言えば、農家の軒先とか、どうもどうもで担当者まで入っていける事務所とか、
ここ数年、そういうラフな所ばかり訪問していましたね。
実際の、打ち合わせ内容は、内緒なので割愛して、
結果的には、想定以上のお話ができたと思います。
雰囲気で緊張しましたが、初対面の人と話をするのは、
葬儀担当者時代は、毎日していたわけで。まぁ何とかなったという事にします。
その後、外に出てみると。
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雪まつりの雪像を、自衛隊の皆さんが製作していました。
はじめて見ましたが、単管で芯を作って、雪を山にしてと、作るんですね。
そう言えば、壊す所も見物人が集まるくらい面白いそうで。
北海道に住んで5年、1回も雪まつりに行こうともしなかったけど、
1回くらい、言ってみようかなと思います。
後は、せっかくなので道産高級食品店の店頭を物色。
何かいい商品は無いのかなと、葬儀会社の返礼品バイヤーの目で見たり
ライバル商品はどんな様子かなと、農家目線で見たり、
小一時間 店内をウロウロしてみました。
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昼からは、吹雪も弱くなるという事で、
また2時間弱の安全運転 雪道ドライブで戻ってきました。
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都会の真ん中から1時間も走れば、この大自然のなか。
こういう大自然の北海道の冬の営業は、
天候次第で大変になってしまいますね。
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2019年01月14日
水芭蕉の咲く清らかな水で育てた「北海道水芭蕉米」と
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北海道栗山町のThe北海道ファーム、栗原です。
年明けに 仕事兼帰省で千葉へ行ってきました。
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羽田空港では気温が10度近く、北海道人には、もはや春の陽気です。
なんだか、田んぼを起こさないといけないような気分になります。
関東の中でも、特に千葉県の房総半島は、温暖な地域で
水仙の花が すでに満開に近い状態で、そこかしこに咲いていました。
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北海道なら ゴールデンウィークの田んぼ作業が最盛期くらいの感覚ですね。
そこで、農家なら気になる地元の直売所をみてみると。
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普通に、地元産のブロッコリー、菜花、レタス、ホウレン草、トマト・・・・・。
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切り花中心に、ストックやマム、桜の枝に野菜の苗も販売中。
品揃えは、完全に春ですね。
他にも、イチゴ狩り園に観光客が集まっていたり、
千葉県の房総半島は、日差しも暖かく完全に春にしか見えない様子です。
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トラクターで 田んぼを起こしている農家もそこかしこで見かけました。
※千葉の田んぼでの1月の耕起は、ワラを分解するための作業で、田植えの準備ではないそうです。
同じ、日本の中でわずか飛行機で1時間少々飛んだだけで、この季節感の違い。
農業的な目線で見ると、同じ日本の中でも環境は、千差万別。
場所場所で、農業のやり方も全然違いますね。
冬の期間、作業が止まる北海道の米農家から見ると、
「千葉の農家は、冬も休めないね・・・」と、思ったりします。
あるいは、「真面目に作れば、一年中出荷可能でいいな」という、見方もできます。
それぞれの地域で地元の農家が環境に合わせた農業をしていて、
ものすごく多様性があるのが、日本の農業の特徴かもしれませんね。
千葉の農業と、北海道の農業を比べるだけでも、色々おもしろいものです。
で、北海道に帰ってくると、こんな感じ。
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本当に、同じ1月とは思えない差ですね。
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2019年01月07日
水芭蕉の咲く清らかな水で育てた「北海道水芭蕉米」と
安全安心な北海道産のエサで育てた「日本一しあわせなにわとりの玉子」を生産している
北海道栗山町のThe北海道ファーム、栗原です。
皆様方に 新春のご挨拶を申し上げます。
The北海道ファームのある栗山町、ようやく見えた初日の出は、
こんな感じの 弱々しい日の出でした。

昨年の末から 断続的に雪が降る天気が続いています。
毎日、毎日10~20cm程度、よく降りますね。
おかげで、正月休みも除雪に追われて過ぎていきました。
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除雪機を 積んで自宅から事務所、にわとり小屋、社員寮など、
行ったり来たりしながら、順に雪を処理していきます。
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大きな面積の 農場事務所周辺は、トラクターのフロントで除雪。
それでも、時間が掛かります。
建物のそばや、狭い所は手作業もあるので、
意外に肉体労働でもあり、だんだん疲れてきます。
朝7時ごろから自宅を出るための除雪から始めて、
施設を 一通り除雪してくると、もうお昼・・・・・。
なんだか、休日な気がしませんが、確かに仕事的には、何一つ進んでいません。
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栗山町の町中も、この通り。
道路の両脇には除雪された雪が山のようになっています。
普段は2車線+路側帯+広い道も、1.5車線程度の幅になり、
車のすれ違いも 困難な位になっています。
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ただ、今日あたりから、少しづつ排雪作業も始まってきました。助かりますね。
そうそう、この排雪作業も、雪国ならではの光景ですね。
初めて、見たときは驚きました。
除雪車で10トンダンプに次々と雪を積んで、雪捨て場に運んでいく作業です。
豪快な作業で、面白いなと思いますが、近くで見ていると非常に危険です。
雪のない地方では、必要がない除雪や廃雪という作業 負担は、相当ですね。
日常生活を、普通に送るために多大な作業を 強いられるという雪国の日常。
例えば、雪が無ければ、出勤して鍵を開ければ、さぁ仕事となるわけですが、
雪国では、除雪作業で仕事を始めるまで数時間かかるという、この差。
両方、知っているからこそ、負担感がよくわかる気がします。
なお、そんなに雪がある北海道に居るんだから、スキーとかしないの?と、聞かれますが、
僕自身は、日々の除雪作業で、もう雪は充分だという気分になるので、
ウインタースポーツは、全くしていません。
除雪が終わったら、温泉で雪を眺めるというのが理想的な雪の季節の過ごし方だと思います。
何は、ともあれ、新年も雪との戦いからスタートしました。
今年も、色々新展開がある予定です。どうぞよろしくお願いします。
~ご案内~
The北海道ファーム製品の購入は、こちらから。
http://shop.thehokkaido-farm.co.jp/
大雪による物流の混乱で、お届けに時間を要す場合があります。
2019年01月01日
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旧年中は、皆様がたに大変お世話になり、ありがとうございました。
本年も よろしくお願い申し上げます。
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1月3日までSHOP対応を お休みさせていただきます。
1月4日より 通常営業です。
2018年12月30日
水芭蕉の咲く清らかな水で育てた「北海道水芭蕉米」と
安全安心な北海道産のエサで育てた「日本一しあわせなにわとりの玉子」を生産している
北海道栗山町のThe北海道ファーム、栗原です。
年末大寒波という事ですが、すでに2日間ほど雪が降り続けた
The北海道ファームのある栗山町です。
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気象レーダーでも、石狩湾から当別~岩見沢と来た雪雲が
栗山町上空にも 居座り続けていますね。
2日間ほど、吹雪が続いて6~70cmくらい雪が積もりました。
ここ数年なかったような短期間の大雪で、1日中除雪をしていました。
コンパクトカーに雪が積もってミニバンサイズに・・・。
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これだけ雪が降り続けると、自宅から出るのに
車を掘りだして、敷地から出られるように除雪してと、
自宅を出るのに1時間以上作業が必要です。
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何とか会社に来てみると、「どうやって、事務所に入るの?」
そもそも車が敷地内に入れないので 路上駐車になってしまいます。
もう、今日は事務仕事無し。最低限にわとりの世話だけ。そう決めます。
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ところが、にわとりのお世話をするために 鶏舎にたどり着くのも一苦労。
一晩で60cm以上降ったので、除雪機の除雪できる雪の高さを 超えています。
除雪して、道を作ろうとした除雪機が、雪に埋まって立ち往生してしまいます。
除雪機を人間が掘りだして助けるという、もはや意味の分からない状態。
男二人で、鶏舎まで道をつけるのに、また1時間以上・・・。
雪が多少弱まったタイミングを見ながら、
自宅→会社の社員寮→鶏舎と、半日以上除雪して回り、
自宅に帰りついてみると、また雪だらけ。
朝、除雪したはずなのに、また除雪しないと敷地に車が入れない・・・・。
徒労という言葉がよぎります。
ようやく自宅に帰りつくと、
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「雪で遊びたいな」だって・・・・・。
パパは、朝から雪まみれで、もう雪は嫌なんですが・・・・。
家では、雪が降って喜んでいるのは、子供だけですね。
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年末年始、出来る限り対応しています。
物流の関係で、お届けに時間を要す場合があります。
どうぞ、ご覧ください。