2018年09月24日
水芭蕉の咲く清らかな水で育てた「北海道水芭蕉米」と
安全安心な北海道産のエサで育てた「日本一しあわせなにわとりの玉子」を生産している
北海道栗山町のThe北海道ファーム、栗原です。
稲刈りを 初めて3日、雨です。
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それほどの雨ではなく、短時間のうちに雨、曇、雨と
目まぐるしく天気が変わります。
大きな雨ではないので、田んぼの地面が水びたしでぬかるむほどでは、ありません。
田んぼの地面は、雨さえなければ、すぐにでも刈れそうですが、稲の上の雨水が、問題です。
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赤い矢印の先、稲の葉の上に雨の水滴がたくさん乗っています。
稲をサッとなでると、手がビシャビシャになる大量の水です。
この稲が濡れている状態で、コンバインを動かして稲刈りを始めると・・・・・、
コンバインの中の稲やモミが通る部分に、水がついて、最終的にコンバインエラーで止まります。
モミが詰まったり、ワラが詰まったり、色々と負担がかかってしまうのです。
なおモミ詰まりは、実体験です。色々失敗しているからこそリアルに分かります。
そんなわけで、今日は稲刈り作業自体は中止。
稲刈り研修隊は、休みにして「美味しい物でも食べたいね」と、どこかへ出かけていきました。
僕らは、昨日刈り取って乾燥機に入れたモミの乾燥の仕上がりを待ちながら、
ややのんびりムードで仕事中。
このすきに、事務作業や道具の手入れ、施設の工作などの仕事を片づけています。
明日からは、すっきり晴れて、バンバン刈取りを進めたいところです。
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天気予報的には、明日以降4~5日は天気がよさそうなので、晴天が続くことを祈っています。
あと1週間、晴れ続けてくれれば、終わりが見えてくるのですが。
晴れてくれ、空!お願いします。
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どうぞ、ご覧ください。
2018年09月22日
水芭蕉の咲く清らかな水で育てた「北海道水芭蕉米」と
安全安心な北海道産のエサで育てた「日本一しあわせなにわとりの玉子」を生産している
北海道栗山町のThe北海道ファーム、栗原です。
ここ数日、稲刈りの準備に追われていました。
稲刈り繁忙期直前の3連休は、準備作業で急遽必要な物の手配や、
一般的な会社等への相談が止まるので、結構邪魔な感じです。
さておき、それでも何とかおおよそ稲刈りの準備をしまして。
まさに、稲刈り日和の9月20日。
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※この田んぼの稲刈りは、数日先の予定です。
(画像をみて「まだ、早そうだな~」という、プロの意見対策)
千葉県の十全社グループ本社からの農業研修チームも到着しました。
いよいよ2018年の 稲刈り作業のスタートです。
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「コンバインの試運転程度で~」と言いながら、
始めてしまえば、真剣に刈り取っていきます。
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まずは、生育が早めに進む山側の田んぼから刈っています。
事前の予想や、試し刈りの数字のように、刈り取って出てくるモミの量は、少ないです。
ここ数年の感覚からすると、80%程度の量しか出てこない印象です。
やはり、今年の春先からの天候不順の影響でしょうか、収穫量の減少は、やむなしでしょう。
もちろん、The北海道ファームが頑固に続けるワラだし作業は、今年も実施。
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田んぼの土の状態を 良好に保ち、お米の食味の向上にもつながるワラだし作業。
仕事量や作業タイミングの見極めが大変過ぎて、ほとんどの農家では、行わない作業ですが、
The北海道ファームは、今年もやります。全面積です。5年目です。真面目です。
何は、ともあれ稲刈り作業が始まりました。
今年は、新規で乾燥機を導入したので、そのハンドリングも課題です。
調子が出るまで、まだバタバタしそうです。
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2018年09月17日
水芭蕉の咲く清らかな水で育てた「北海道水芭蕉米」と
安全安心な北海道産のエサで育てた「日本一しあわせなにわとりの玉子」を生産している
北海道栗山町のThe北海道ファーム、栗原です。
The北海道ファームの田んぼがある栗山町旭台地区で
お米を栽培している農家が集まって、地区の収穫量調査が行われました。
まずは、事前に調査に入る田んぼを決めて目印を立てておきます。
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どこの田んぼをチョイスするかも、規定があり隣接した田んぼ数枚を一組にして、
栽培品種等も考慮しながら、だいたい4~5枚に1枚程度、調査する田んぼを決めます。
The北海道ファームでは 26枚に田んぼを耕作しているので、6枚の田んぼに調査に入りました。
目印を立てた調査に入る田んぼに 刈取りに入ります。
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目印を見ながら、田んぼの大きさによって何列目、何列目、と入る位置が
決まっていて、3か所刈取りに入ります。
刈り取り方も、統一された通称コンパスという道具で、
決められた範囲を、正確に刈り取ります。
各家の田んぼを 数枚づつ刈り取ります。
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どの家のどの田んぼと、判るようにして束ねた物を
作業場に回収、収量調査のサンプルが集まってきます。
集まってきたサンプルの稲の束を、脱穀します。
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3台の小型脱穀機で、稲の束からモミを外していきます。
今は、コンバインが脱穀してくれるのが基本なので、
手で脱穀をするのは、この時だけですね。
モミが外れたら、そのモミを計量します。
すると、「モミ量が、2キロなので予想収穫量は448kg」と、
計算式をもとにした早見表で、今年の予想収穫量が出てきます。
これを各家のサンプル田んぼの数枚を それぞれ行い、
規定のパソコンソフトに数値を入力すれば、その家の今年の予想収穫量が出ます。
その数値を、過去の平均数量と比べると、「豊作だな」「不作だな」となります。
では、気になるThe北海道ファームの今年の収穫の予想は・・・・、不作。
収穫量的には、ここ5年平均よりも少ないという結果になりました。
地域のなかでも、毎年定位置の収穫量最下位です。
品種ごとや施肥条件や植え付け時期などで比較した
細かい内容の分析は、あとあとじっくり考えてみます。
まぁベテラン稲作農家がそろう旭台地区全体でも、不作傾向ですし、
北海道全体でも、不作の傾向なので、やむなしというところでしょうか。
18年産は、米の値段が上がるかもしれませんね。
2018年のThe北海道ファームのお米作りは、
残念ながら量的には、不作ということになりました。
後は、実際に刈り入れてみて、味の方がどうなっているか?
The北海道ファームでは、量よりも味の判定が重要事項です。
どんな味で仕上がってくるか、楽しみですね。
さぁ試し刈りが終わると、いよいよ稲刈りも目の前です。
準備に追われてバタバタしていますが、天候がよく助かっています。
もう今月は ずーっと晴れてほしい。そんな思いでいます。
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2018年09月12日
水芭蕉の咲く清らかな水で育てた「北海道水芭蕉米」と
安全安心な北海道産のエサで育てた「日本一しあわせなにわとりの玉子」を生産している
北海道栗山町のThe北海道ファーム、栗原です。
台風→地震→停電と、天災に起因するトラブルで
The北海道ファームの仕事も 影響がありましたが、ようやく落ち着いてきました。
何かと、ご心配いただきありがとうございました。
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それでも、近隣では電柱が 斜めになっていたり、
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裏山では、大木が道路をふさいでいたり、
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事務所前の道路では、謎の陥没穴が開いていたり、
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事務所の裏山では、木が倒れていたりします。
The北海道ファームでも、ここ数日片づけ作業に追われていました。
倒れた庭木を チェンソーで切りながら片づけたり、
倉庫の壊れた壁を 補修したり、何かとバタバタしていました。
それでも後10日ほどで稲刈りの時期になります。
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稲も、だいぶ首をかしげてきたようです。
先日は、地域の秋祭りもありました。
15日に地域の収量調査の試し刈りをする予定で、
そのあと、20日くらいから稲刈りを始めていく予定です。
稲刈りに向けての準備を 進めていかないといけませんね。
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通常営業に戻っています。
2018年09月09日
皆さまにご心配をいただきありがとうございます。
The北海道ファームのある栗山町は、今回地震で大きな被害が出ている
北海道厚真町から約35km、車で1時間弱の距離です。
幸い、The北海道ファームにおいては人命にかかわるような被害はなく、
主に台風による多少の建物や設備の被害があった程度です。
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お米については、台風で極一部が倒伏しましたが、気にするような被害はありません。
あれだけの大風で倒れないという事は、「ついているモミが少なくて軽いから」という
見立てもあり、収穫量が少なくなる不作の気配は、より濃厚です。
あとは、地震の影響で土中の排水管やパイプラインがずれているかもしれませんが
今のところ、田んぼに水がない時期なので判りません。
どこかに地割れや液状化もあるかもしれませんね。
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にわとりにおいては、放牧場の天井にしている網が、大風で破れました。
幸い事前に、にわとりたちは鶏舎の中に誘導して外に出していなかったので、
にわとりの大脱走や、野生動物の進入はありませんでした。事前避難が功を奏しました。
修復用に網を手配しましたが、復旧までにわとりを外に出すのは、控える状況です。
鶏舎の中も にわとりが自由に動き回れるスペースを確保していますが、
外での放牧ができないと、にわとりにストレスがかかりそうで心配です。
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建物関連では、作業小屋の壁が飛ばされました。
幸い、敷地内に部材がとどまっていたので回収して修理をしています。
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精米工場では、倉庫部分のシャッターが強風にあおられて、内側に外れました。
これ以上被害が拡大しない様に内側から押さえる応急処置をしてありますが、
自力復旧は、難しそうなので業者さんの対応待ちですね。
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農場や自宅では、木が倒れたり枝が折れる被害が続出です。
建物や、車に倒れ掛からないで良かったですが、
このままにしておくと危ないので、チェンソーで切り倒して片づけています。
今までにない強風だった事が分かります。
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農場の簡易トイレも危機一髪の状況、場所がずれています。
アンカーボルトで固定していたため、ずれた程度で済みましたが、
もし倒れて転がって行ったらと思うと・・・・・。ちなみに使用しているトイレです。
やっぱり万が一への備えは大事でしたね。
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そして、最大の被害は、THFの社員寮。屋根が半分めくれています。
まさに台風被害の家屋そのものです。
数キロ先から畑が続く風当りのよい家なので、強風が直撃しましたね。
「台風の夜中に大きな音がして怖かった。朝見たら屋根がめくれていた」とは、
ハヤシ監督のコメントです。普通のコメントです。
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当然、雨漏りがあったので畳をあげて乾燥させたり、
片づけ作業を進めています。
屋根の方は、大工さんがきて応急処置でブルーシートを張っていきました。
The北海道ファームの関係では、地震の被害と言うよりもほぼ台風の被害でした。
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倉庫の中には、天井近くまで積んである備品や、お米もありましたが
倒れる事もなく、助かりました。立てかけてあった脚立が倒れた位です。
トヨタL&Fのラックを使用していますが、今回の地震に耐えたことで信頼感が増しました。
今のところ、徐々に復旧が進んで、電気水道等は通常通りになりました。
まだ、スタンドの給油制限でガソリンの安定的な確保が難しい状況は続いています。
また、物流関係が乱れているので、お米の出荷や玉子の出荷に影響が出ていますが、
ある程度時間がたてば、改善してくると思います。
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※玉子は品質保持と物州の関係で、新規の受け付けを 中断しています。
他は、千葉の物流センターから出荷できます。
2018年09月03日
水芭蕉の咲く清らかな水で育てた「北海道水芭蕉米」と
安全安心な北海道産のエサで育てた「日本一しあわせなにわとりの玉子」を生産している
北海道栗山町のThe北海道ファーム、栗原です。
久しぶりの晴れで、稲も喜んでいるようです
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少し穂が垂れてきて、稲刈りが近づきつつある姿になってきました。
でも、明日あたりから台風の影響でしばらく雨。
8月に続いて9月の出だしも雨や日照不足に悩まされそうです。
先日、北海道新聞を読んでいたら、こんな記事も。
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「道内コメ 不良 見込み 作況15年ぶり 低温日照不足で」
北海道では、お米が15年ぶりの不作になりそうだという記事です。
僕が、お米作りの現場で田んぼの様子を見たり、近所の先輩農家さんとお話しても、
「今年は、どうも量は取れそうにない」という感じになっています。
しかし、こうして新聞紙上で記事として見かけると、印象が強烈ですね。
The北海道ファームとしても、コンバインで稲刈りをして出てくる
モミの量が少ないのは、ある程度覚悟している状況です。
The北海道ファームのお米作りの大方針は「量より質」なので、
もともと地域内でも収量は、多くありませんが、あんまり減ると気分的に落ち込みそうです。
収量が減っても、食味が良くなれば良いのですが、どうでしょうか。
それでも 今年のお米作りもあと少し。
冷害、天候不順の年ほど、基本技術の励行が大事と、
自分に言い聞かせながら、手を抜かずに 真面目にお米作りに取り組んでいます。
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2018年09月01日
水芭蕉の咲く清らかな水で育てた「北海道水芭蕉米」と
安全安心な北海道産のエサで育てた「日本一しあわせなにわとりの玉子」を生産している
北海道栗山町のThe北海道ファーム、栗原です。
The北海道ファームのHPのトップページの動画が変わりました。
ドローンで撮影した動画を中心にしたプロ―モーション動画です。
撮影は、当社のハヤシ監督、編集はプロの手による動画です。
延々数十時間の取りっぱなし動画から、このクオリティの動画を作る
編集のプロの仕事に感心しきりです。
ここまで、かっこよく仕上げてもらいありがたいかぎりです。
玉子の動画や
水芭蕉米の動画など
You Tube のThe北海道ファームのチャンネルでは、
今回作成していただいた動画や、日々のにわとりの様子を紹介する動画など
色々な動画を見る事ができます。
おもに当社の動画担当のハヤシ監督が試行錯誤しながら動画を公開しています。
新動画をどんどんあげていく予定なので、どうぞご覧ください。
→The北海道ファームの YouTube は こちらから
よろしくお願いします。
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2018年08月31日
水芭蕉の咲く清らかな水で育てた「北海道水芭蕉米」と
安全安心な北海道産のエサで育てた「日本一しあわせなにわとりの玉子」を生産している
北海道栗山町のThe北海道ファーム、栗原です。
8月も終盤 すっかり秋のような肌寒さのThe北海道ファームがある栗山町です。
にわとりたちも涼しくなって、ますます活動的になっているようです。
そんなにわとりの食べているエサのメインになる自家製配合飼料づくりの作業です。
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まずは、原料を計量しつつ準備します。
The北海道ファームの玄米、米ヌカ、オホーツクのカキ殻を砕いたもの
小樽の食品工場から出てくる魚粉(魚加工品を製造する過程で出る使わない部分)が
にわとりたちのエサの原料です。
にわとりたちに必要な栄養素やカロリーを計算した配合比率で各原料を計量していきます。
玄米180kg、ぬか15kg・・・・とバケツに準備します。
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その原料を手前の赤い混和機(大きなミキサーのようなもの)に
投入して、モーターの力で3分混ぜて出来上がり。
きちんと混ぜる理由は、全部のエサの成分をまんべんなく食べさせるため。
混ぜないで原料そのものを与えると人気ある玄米!だけを食べて満腹になり
栄養バランスが崩れていい鶏に ならない可能性が出てきます。
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こんな感じできれいに混ざり合えば、完成です。
上の写真で混和機の奥に写っているフレコン袋にエサを詰めていきます。
今回は、稲刈り終了までのおよそ1か月半分を 作りました。
ざっと1.5トンという量です。
先ほど、原料を書きましたが、
The北海道ファームのオリジナル飼料は、北海道産100%です。
養鶏業界では、輸入の飼料を使うのが当たり前ですが、
非常に希少なエサから道産100%のThe北海道ファームのにわとりです。
なかでも多くの方から「もったいない。ばかじゃないか」と言われる玄米が主原料です。
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そうです。完全に人間が食べる玄米と同じもの、
2年前の古古米になる売れ残りの玄米を 与えています。
いわゆる屑米や青米でなく、完全に商品用に調整した玄米、
色選や網選も完璧に済んだ特別栽培米です・・・・の売れ残りです。
なお、試しに食べてみることもありますが、人間用でも全然問題ありません。
それは「もったいない」と言われますよね。
しかもお米業界では、古古米でも米菓などの加工用や、米粉などの原料に
値段がついて売れる先がありますが、それを せずにわとりに上げています。
だから事情を知る人から「もったいない」と言われるわけです。
他のカキ殻や魚粉も、北海道産にこだわって入手しています。
多少調達価格が高いという面もありますが、それでも北海道産を使います。
エサにおいても安全、安心、原料の製造から流通が見える安心感が大きいです。
お米を自家栽培、販売をしているからこそできるこの自家製飼料、
安産安心な玉子をお届けするためのThe北海道ファームのこだわりのひとつです。
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2018年08月29日
水芭蕉の咲く清らかな水で育てた「北海道水芭蕉米」と
安全安心な北海道産のエサで育てた「日本一しあわせなにわとりの玉子」を生産している
北海道栗山町のThe北海道ファーム、栗原です。
8月27日に会議の関係で千葉県の十全社グループ本社へ出張してきました。
会議の内容は、さておき(この表現は、社内的にマズイような・・)
気になるのは、やはり千葉の田んぼの様子ですね。
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すでに稲刈りが最盛期の様子。
品種や植え付け時期によるとは思いますがが、
3割くらいの田んぼで稲刈りが終わっている印象でした。
千葉のお米は、お盆明けから稲刈りが始まり、
8月末には、いち早く「今年の新米!」と売り出しを開始するイメージです。
北海道では、真似ができない8月の新米。
温暖な気候と、大消費地東京に近い特徴を生かした戦略でしょうね。
お米の価値を高める工夫も、色々ありますね。
あとは、羽田空港を利用する時に、毎回印象的なのがこの看板広告。
ターミナルの中、搭乗口付近の通路の壁に あります。
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JAバンクの看板広告です。
農産物がたくさん詰め込まれたお弁当のようなデザインに
「農業 Loves You」の文字。カラフルで印象的です。
Loves の o の文字から、双葉が出ているあたりも、いい感じだと思います。
いいデザインですね~と、毎回前を通りがかりながら感心しています。
ビジュアル的には食欲をそそる、野菜を食べたくなる感じなので、
JAバンクと言うよりもJAグループの販売部門のJA全農の広告に見えるなとか、
農家的な些細なツッコミを入れつつ、毎回楽しみに見ています。
コピーが「農業 Loves You」なので、果たして自分も農業に愛されているのだろうか?
今年は、農業に愛想を尽かされているような気もするし・・・・あぁ農業に愛されたい・・と、
実際に職業農業なので、いろいろ考え過ぎたりして。
ちなみにThe北海道ファーム株式会社もJA組合員でJAバンクに口座もあるので、
この羽田空港の広告にも、ものすごく微妙に貢献しているはずです。
だから、少しくらいのツッコミは、許してね という事です。
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2018年08月25日
水芭蕉の咲く清らかな水で育てた「北海道水芭蕉米」と
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北海道栗山町のThe北海道ファーム、栗原です。
The北海道ファームのある栗山町、昨日の夕方から断続的な大雨です。
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結構な、豪雨。風は、それほど吹いていません。
元台風の熱帯低気圧が2つ北海道付近を通過していくという事で
明日くらいまで、大雨が降る予報です。
田んぼの排水口からもジャンジャン水が出ています。
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間もなくU字溝から 水があふれそうですね。
狭い排水溝は、すでにあふれている所もありました。
近所の田畑の排水が集まる大きめの排水路は、こんな感じ。
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平常時の、10倍以上水が流れています。
流されたら、確実に助からない水量・・・。
左側のコンクリブロックのラインを超えてくると、
土手が削られたり、水害の危険性が高まります。もうギリギリですね。
近所のタマネギ畑も 水浸し。
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トラクターの通路が川になっています。
いつもの年は、タマネギの収穫のピークになる8月ですが、
今年は、雨が多くほとんど収穫が進んでいないようです。
北海道の農業の現場で見ていると、 今年の8月は、雨が多く
野菜関係の生育の遅れや、作業ができないという状況が続いています。
皆さんの周りの、スーパーや小売店で野菜が高い&品不足になるのも、判ります。
この感じだと、当分野菜は高値でしょう。
なお、「野菜が高値だと農家は儲かるでしょう」という話がありますが、
そもそも出荷できないから高値なわけです。
いくら高値でも、上の写真のような畑に入って収穫、出荷は、畑や作物を傷めるのでできません。
むしろ厳しい状況になっています。
まだしばらく 大雨の時間が続くようなので、心配です。
そうはいっても、この大雨の中、なにかできるわけではないので、見ているしかないです。
ありがちな「大雨のなか 田んぼを見に行き行方不明」にならない様に 気をつけます。
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