2017年03月24日
2016モンドセレクション金賞受賞の「北海道水芭蕉米」を作っている
The北海道ファームです。→詳しくはこちら
稲作と養鶏で循環型農業に真面目に取り組んでいます。
突然ですが、安全靴と言えばシモンですね。
The北海道ファームは、農業会社なので野外での作業が多くなります。

冬は、スノーブーツ(写真左)
足元が悪い時には、長靴(写真左)と、
作業や季節で使い分け一人で何種類も靴を履きます。
僕、栗原の作業靴の品ぞろえとその用途は、こんな感じ。
・安全靴の半長靴 (草刈り、機械作業)
・冬用裏地付き保温長ぐつ (寒い季節の作業用)
・夏用長ぐつ (暖かい季節の作業用)
・田んぼ用長ぐつ (田植え、代掻き用)
・安全靴のスニーカー (建築作業用)
ほかに、会社の作業ゾーン限定の靴で
・鶏舎専用作業靴
・精米工場専用 冬用靴
・精米工場専用 夏用安全靴
う~ん・・・。書き出してみたら結構ありますね。
作業によって、靴も向き不向きがあるので、こうなります。
林さんも、ほぼ同じラインナップだと思います。
そんな多様なラインナップの作業靴の中で、
栗原が、長年愛用してきた安全靴がとうとう寿命をむかえました。

アッパーの皮が切れてしまいました。
こうなると、水がしみてきたり、足を守る機能が損なわれるので、
さすがに 「もうはけないね」という事になります。
おもえば、前任地のメモリアルハウス浜野という葬儀場で
庭の手入れをするために購入した安全靴なので、もう使い込んで5年~6年。
ろくに手入れもしないのに、仕事用の靴の中で、一番長持ちしてくれました。
植木の手入れから始まり、荒れ地の草刈り、
トラクター作業から、立木の伐採、砂利敷きに 生コン敷き
日々の過酷な作業に耐えその頑強さで、足元を守ってくれていました。
ありがとう安全靴・・・・。
という事で「安全靴と言えばシモンですね」となるわけです。
その信頼性から、再度まったく同じ靴を購入しました。
並べてみると、同じ靴とは思えない・・・・。

これを、「アジがでた」というか「ゴミみたいな靴」と言うか、
まぁ、思い入れがある栗原以外は、「ゴミみたいな靴」と判定すると思いますが。

古い方は、変形しまくりですね。
なじんでいると言えば、これ以上はない位なんですが。
ダメージデニムと同じジャンルでダメージブーツという事は、なしですかね。
天然物のダメージ加工で、リアルなファームブーツ。だめか・・・。
でも、レッドウイングのエンジニアブーツを購入して
作業ではき込んでいけば、いい味のブーツが出来上がるかも・・・。
その代り、オイルを塗ったり日々のメンテナンスに手間がかかりそうですが。
そういえば、日ごろ作業着にしているオーバーオールも味が出てきたような。
お客さまから、ブーツやデニムを預かって作業時に着用、
いい感じに天然のダメージ加工ができたらお返しするという、
リアルファーマー仕様のダメージ加工所という商売ができる・・・・・・・。
作業服代もかからないし、売り上げも上がる・・・・。無理か・・・・。
さて、真面目に仕事をしないとね。
2017年03月21日
2016モンドセレクション金賞受賞の「北海道水芭蕉米」を作っている
The北海道ファームです。→詳しくはこちら
稲作と養鶏で循環型農業に真面目に取り組んでいます。
「日本一しあわせなにわとり」という事で
放牧型の養鶏に取り組んでいるThe北海道ファームです。

ここ数日、暖かくなり雪解けの季節をむかえていますが、
The北海道ファームの上空でも、白い悪魔と黒い悪魔が目撃されています。
今朝の出勤途中には、町内の雪解けが進んだ畑に降りてきて
一休みしている姿も見ることができました。。

そう、白い悪魔こと白鳥です。

The北海道ファームの栗原も、去年までは、
「白鳥が下りてくるなんて、自然が豊かだな~」とのんびり眺めていました。
しかし!今年は違います。
なぜなら、The北海道ファームは養鶏業だから・・・。

そう、この渡り鳥でとんでくる野鳥が、
高病原性鳥インフルエンザの原因となるからです!。
もし、もしですよ、あくまでも仮の話として、
The北海道ファームで鳥インフルエンザが出てしまうと、
飼育しているにわとりを 全羽殺処分・・・・・。
手塩にかけて育てたにわとりたち問答無用で殺処分。
さらに、半径10km以内の養鶏場も移動制限の処置に。
The北海道ファームの10km圏内には、いくつかの大規模養鶏場があるので
そういう皆さんに重大な迷惑を おかけしてしまう・・・。
これは、耐えられないほどヤバすぎる・・・。
そんな恐ろしい事態の原因になりかねないのが、
この時期、北海道を通過していく渡り鳥たちなんです。
そんなわけで、「白鳥は、白い悪魔」と言いたくなるわけです。
「The北海道ファームには、絶対に近づくな!」
日本語が通じるなら、白鳥に言ってやりたい気分です。
ということで厳戒態勢でThe北海道ファームの鶏舎を守っています。
The北海道ファームにわとり防衛軍です。

鶏舎に入るには、専用の作業服と作業靴に着替えます。

鶏舎の入り口も、網や扉で2重防御。
小動物や野鳥の進入を完全にブロック。

鶏舎に入ったら、一番危ないと言われる靴の裏や足元は
石灰や消毒液で何重にも消毒します。
実際には一年中この手順は厳守していますが、
この時期は特に念入りに 意識を高めて取り組んでいます。
所管の家畜衛生保健所などからの指導を厳守して
「絶対に鳥インフルを鶏舎に入れない」という思いで、
厳戒態勢でにわとりのお世話をしています。
渡り鳥のシーズンは、鳥インフルエンザの発生期なので、
かなり、ピリピリ緊張感がある時期です。
場外からの見学等も、この時期は申し訳ないお断りにしています。
早くこのシーズンが終わる用、祈っています。
2017年03月18日
2016モンドセレクション金賞受賞の「北海道水芭蕉米」を作っている
The北海道ファームです。→詳しくはこちら
稲作と養鶏で循環型農業に真面目に取り組んでいます。
先日、アニマルウエルフェア畜産協会のセミナーで勉強してきました。

聞きなれない言葉「アニマルウエルフェア」とは、なんでしょうか?
~アニマルウエルフェア畜産協会HPより引用~
アニマルウェルフェア(Animal Welfare)とは、感受性を持つ生き物としての家畜に心を寄り添わせ、
誕生から死を迎えるまでの間、ストレスをできる限り少なく、行動要求が満たされた、
健康的な生活ができる飼育方法をめざす畜産のあり方です。
欧州発の考え方で、日本では「動物福祉」や「家畜福祉」と訳されてきました。
と、いう事です。
The北海道ファームでは、飼育しているにわとりを
「日本一しあわせなにわとり」と言う以上、
アニマルウエルフェアの考え方は、欠かせない要素です。
セミナーにおいても、

「養鶏のアニマルウエルフェアに沿った飼育管理の今後について」
という講演など、内容的にもThe北海道ファームにピッタリな講演でした。
まぁ、The北海道ファームのにわとりの飼育方法は、
HPの水芭蕉卵の項目を見ていただければ、解るかと思いますが、
養鶏界の常識をくつがえすような、にわとりを大事にする飼い方です。

「冬は、雪で屋外放牧場に出られなくて窮屈」という状態でも、
鶏舎内は、広々して自由に動き回るにわとりたち。
The北海道ファームのオス鶏たちは、
「僕たち、自由に暮らして快適だよ~」と、言ってくれると思います。

メスの鶏からは、
「玉子の横取りは、勘弁して~」という声も聞こえてきますが、
玉子の売り上げで、エサ代を稼いでもらわないとマズイという事で・・・・。
そこは、勘弁してほしいと思っています。
ペットではなく、経済動物という考え方とバランスをとりながらと思いますが、
The北海道ファームの場合、家畜そのものと言うよりは、
相当ペットより 愛玩動物よりの飼い方になっている気がします。
飼育担当が「元ペットショップ店長」と言うのも 影響しているかもしれません。
アニマルウエルフェアについては、まだまだ新しい概念です。
The北海道ファームの養鶏への取り組みは、
今の時点でも、日本でトップクラスのアニマルウエルフェア養鶏に
なっていると自負していますが、より良くしたいと言う思いがあります。
それでも、日々の飼育の中でアニマルウエルフェアについて考えると、
例えば、エサをあげるという事について、

大盛りで食べ残すくらいエサを与えたとして、
空腹を満たすという意味ではいいのでしょうが、
逆にエサのあげすぎで、ニワトリが肥満になるのは、よくないなど、
ニワトリにとって何がしあわせな事なのか?色々と考えてしまうところがあります。
アニマルウエルフェアには色々な考え方や立場があり、
事業として養鶏を営みつつ何処まで取り組めるのか、
今後も勉強していきたいと思っています。
2017年03月15日
2016モンドセレクション金賞受賞の「北海道水芭蕉米」を作っている
The北海道ファームです。→詳しくはこちら
稲作と養鶏で循環型農業に真面目に取り組んでいます。
春からの農繁期に備えて、The北海道ファームに軽トラックが配備されました。
The北海道ファームとしては・・・・・
稲作と養鶏をしており・・・・・・、
日々の農作業には、軽トラが・・・・・・
一番・・・・使い勝手が良いわけで・・・・。
・・・・・・・・・・・・昨日、アノ名作を見てしまった栗原です。
気をとりなおして、明るく行きます。

ダイハツ ハイジェットです。
カラーは、ピンク!農業女子向けカラーです。

これで、The北海道ファームは、軽トラックが2台体制。
普通車のトラックもありますが、日々の田んぼやにわとりの作業には
取り回しがよく、荷物も乗る四駆の軽トラが一番便利です。
この車両の場合、ハイ/ロー切り替えの四駆にデフロックを装備。
田んぼに、軽トラックを走らせるという無茶をしがちな
The北海道ファームには、必須な悪路走破性能が期待されます。

こんな風に、ガッツリタイヤがはまることが少なくなるとイイですね。
その前に、走る所を選びなさいという感じですが。
なお、この車のポイントはピンク!

あおりの保護ゴムも。目にもまぶしいピンク色!
車体がもっとピンク感が強いとよかったですが。
The北海道ファームが近隣を走り回っている限りで、
まだ1台もみたことがない、ピンクの軽トラック。
栗山町近辺では、初めての1台ではないでしょうか?
ピンクの外観は農水省の「農業女子プロジェクト」仕様ですが、
実際に運転しているのは、50歳代の「農業おじさん」です。
「農業おねえ」でもありません。純粋なおじさん。
女子が運転していないからと言って、ガッカリするのは禁止です。
おじさんがピンクの軽トラでもいいじゃないですか。
なお本社から、女子が応援作業に来ると
本物の「農業女子仕様」ができるかもしれません。
2017年03月13日
2016モンドセレクション金賞受賞の「北海道水芭蕉米」を作っている
The北海道ファームです。→詳しくはこちら
稲作と養鶏で循環型農業に真面目に取り組んでいます。
今年の耕作から、The北海道ファームの様子を動画で配信するという
試みに取り組んでいくことになりました。
と、いう事でテスト動画の公開です。
手順としては、ビデオカメラで撮影→PCで編集→YouTubeにUP→ブログに貼付と、
試行錯誤しながら、やってみました。
多分これで、皆さんに動画を見てもらう事ができているはず・・・ですが、どうでしょう?
「もっと簡単な方法もあるのだろうか?」
「最近の若者は、こういう作業が当たり前のようにできるんだろうね~」
「動画の編集ソフトがいるのか?」
おじさんたちが、PCやスマホ、タブレットを覗き込んで
「あーでもない」「こーでもない」と悪戦苦闘する事数時間。
要領よくできるように、もう少し検討が必要ですね。
2017年03月11日
2016モンドセレクション金賞受賞の「北海道水芭蕉米」を作っている
The北海道ファームです。→詳しくはこちら
稲作と養鶏で循環型農業に真面目に取り組んでいます。
夕張岳とシューパロ湖

山に入ると、まだまだ厳寒の雰囲気が残っていますね。
The北海道ファームの田んぼで使う水にもなる夕張岳の雪解けは、
もう少し後のようです。
さて、春からの農繁期に向け作業計画を立てたり、
入荷した資材の確認をしたり、準備にバタバタしています。
実際に作業が始める前のこの時期に どれだけ備えておけるかで
作業の進捗が変わってくるので、大事な時期です。
という訳で、The北海道ファームでこの春から本格的に使う機材たちです。

「???」
そう、撮影機材です。
The北海道ファームでは、今年から動画の活用にも取り組んでいく事になりました。
作業の様子を動画に撮ったり、稲やにわとりの生育の様子を動画にとったり。
もちろん、当ブログにも動画を活用して、
皆様にThe北海道ファームの様子を
わかりやすく、格好良く紹介していけたらと思っています。

という事で、使い慣れない機材については試験的に使ってみたり
色々と取り組んでいます。
写真は、コマ撮り用の撮影機材。
設定した1分おきとか1時間おきとか、一定の感覚で撮影し続け、
パラパラ漫画みたいな(例えが古いな!)コマ送り動画を撮影するための機材です。
一応、稲が芽を出して、苗になっていく様子とか 撮れる予定です。
目指せナショジオTVくらいの勢いです。

と、大きな事を言いながら、YouTubeに動画を上げるのに
四苦八苦する映像担当の林さんです。
「(操作が)少しだけ、解ってきた・・・。」そうです。
新しい事に取り組むのは、何でも悪戦苦闘ですね。慣れれば簡単なんでしょうが・・・。
目指せ!カリスマユーチューバ―!
目指せ!映像の巨匠!
林監督の世界に この春乞うご期待!
世界に先駆けて独占配信!The北海道ファームチャンネル!
2017年03月07日
2016モンドセレクション金賞受賞の「北海道水芭蕉米」を作っている
The北海道ファームです。→詳しくはこちら
稲作と養鶏で循環型農業に真面目に取り組んでいます。
先日、育苗用のハウスに融雪剤をまいて雪どけを早くする作業を紹介しました。
が、この作業には、一つ弱点が。

融雪剤をまいた後に雪が降ると、融雪剤自体が雪に埋まってしまい
期待される効果が、なくなってしまいます。
昨晩5cm位でしょうか、雪が降ったので融雪剤も雪の下です。
こうなると、融雪剤の効果は激減です。

朝になったら、日がさして明るくなってきたので、
もう一度、融雪剤をまくことにしました。

「今年の状況では、一回まけば十分」という話もありますが、
まぁ、融雪も促進したいことだし、2回まいても地面に害はないという事で、
朝からもう一度、融雪剤を散布しました。
と、そこまでは真面目に雪を溶かしているという話なんですが、

まいて2時間後に なぜか天候が急変。
あたり一面が雪に覆われ、軽く吹雪状態・・・・・・。
せっかくまいた融雪剤が また雪の下に入ってしまう!
さっきの作業と、融雪剤はなんだったんだ・・・・・。となるわけです。

太陽も、ほとんど見えないし。
※画像の汚れは、レンズに付着した雪です。
いや~天気予報をみていたんですが。
今日は、結構微妙な予想で、降るか降らないか五分五分だったので、
つい晴天に誘われて融雪剤を まいてしまったんですが・・・・。
効果は、激減。間抜けな作業になってしまった・・・。
変に先走って作業をしなくても、今年の雪の少なさでは、融けてくるはずなんですが。
ついつい、作業をしてしまう。結果間抜けな作業に・・・・。
天気の読みは、非常に大切なスキルですが、
栗山町の地理的条件もあり、なかなか難しいですね。
なお、The北海道ファームのハウスに最近出没する
サングラスにマスクを付けた不審者は、栗原です。

どう見ても不審者スタイルですが、真面目な作業スタイルです。
融雪剤が自分にかかる事を想定したスタイルですよ。
2017年03月06日
2016モンドセレクション金賞受賞の「北海道水芭蕉米」を作っている
The北海道ファームです。→詳しくはこちら
稲作と養鶏で循環型農業に真面目に取り組んでいます。

「空知地区良質米麦安定生産技術講習会」へ行ってきました。
「そらちちく りょうしつ べいばく あんてい せいさん ぎじゅつ こうしゅうかい」です。
長いタイトルの講習会です。
2~300名くらいの参加者でしょうか、農家と関係機関の職員の方と
半分半分くらいの参加者のイメージです。

「平成29年生産に向けての米づくり」「北海道の小麦づくり」と
2冊もテキストをいただいてしまいました。
その名のとおり、良質なお米と麦を作るための方法論が勉強できる講習会でした。
たとえば、The北海道ファームの前回のブログに登場した
「融雪作業」についても、こんな感じでテキストに載っています。

引用 融雪を促進し圃場の乾燥を促進させることは・・・・・・・・、
生育、収量、品質を高める。
こんな感じで、品質を高めるべくどんな作業をすればいいのか、
その理由や、実践の分析も色々と記載されています。
いわば、技術的な教科書のような本です。
春から収穫までの、時期に取り組む作業ごとに、解説されているので
ここに書いてある通りに作業ができれば、理想的ともいえるでしょう。
ただ、農家や圃場によって事情が異なるので、
書いてあるとおりにできるかと言うと、なかなか難しい所もあります。
真面目なThe北海道ファームとしては、ここに書いてあるような理想的な作業を
進めていきたいわけですが、天気の関係や機械の関係でできないこともありますね。
なお、参加費は無料です。
こんなに、色々教えていただいて、有用な資料までいただいてタダ!
農家の世界では「研修はタダ!」が当たり前のような感じですが、
他の業界では、ありえない事だと思います。
ちょっとビジネス研修でも行こうと思えば、一日で数万円も当たり前の時代に
なんとも申し訳ない感じです。
一所懸命、真面目に勉強をさせていただきました。ありがたいことです。
今年の耕作に、少しでも取り入れて The北海道ファームのお米の
さらなる品質の向上に役立てていきたいものです。
2017年03月03日
2016モンドセレクション金賞受賞の「北海道水芭蕉米」を作っている
The北海道ファームです。→詳しくはこちら
稲作と養鶏で循環型農業に真面目に取り組んでいます。
27日の昼間に融雪剤をまく前の時点でのハウスの様子です。

4日間経過して、今日のハウスの様子です。

かなり融雪が進んでいます。
なお、雪面上の黒いのは融雪剤をまいたからです。
「写真が下手でよくわからない?」
自分で見てもそう思います。
赤矢印で指した雪の断面を注目してもらうと・・・・・。


だいぶ雪が低くなっているのが解るかと・・・・・。
そうでもないか・・・・。
最初は、50cm程度雪があったのが、今は25cm、約半分になった感じです。
ここ4日間、気温も高く雪も降らなかったので、融雪が進んできました。いいことです。
通勤途中のご近所の畑でも

畑に融雪剤を散布している所が目立ち始めました。
雪面の黒い所は、散布済みの所です。

タマネギは畑への植え付け時期も早いので、
早く雪を溶かして、植え付け前の準備をしたいので融雪剤をまくようです。
※The北海道ファームは、タマネギは作っていません。
タマネギ農家さんでは、2月半ばから苗作りの作業が始まっていますし、
外は、まだまだ雪の世界ですがもう春の農作業が始まりつつあります。
「1月行く 2月去る 3月逃げる」
もうすぐ、The北海道ファームも春の農繁期。
まずい・・・・作業計画が間に合ってない・・・・・・・。
なまらあわくうべさ・・・。
2017年02月28日
2016モンドセレクション金賞受賞の「北海道水芭蕉米」を作っている
The北海道ファームです。→詳しくはこちら
稲作と養鶏で循環型農業に真面目に取り組んでいます。

快晴で迎える朝は、景色が良く写真で見るにはいい朝です。
今朝は、マイナス17度くらいまで下がったようですね。
人間的には、つらい朝ですがトリたちは、全然平気な顔をしています。

鶏舎の気温も、マイナス10℃位まで下がっているんですが、
羽毛を来ているせいか、問題ないようです。
「早く飯をよこせ」とプレッシャーをかけてきます。
さて、春が近づき晴天で日がさしてくると気になるのが、
水稲の苗を育てるためのビニールハウスです。
春一番の水稲の作業は、育苗用のビニールハウスを建てる事。
ビニールハウスの準備は、できるだけ早い方がいいと言われています。

そこで、先日は、ビニールハウス付近に入り込めるように
道路ふちの雪山をどかしました。
昨日は、かなりの晴天だったので除雪機をビニールハウスに持ち込んで
ハウスの中の積雪をどかしてみました。

雪の深さは、約50cm、感覚的には膝丈ぐらいでした。
雪が少ない年とはいえ、ここに限っては昨年と同じくらいの積雪深です。
「まだ、融雪剤をまくには早いな」
「他の農家も誰も撒いてないね」と言いつつ・・。

ハウスに近づきやすい様に、除雪機で道を作ります。
で、こうなると気が早いThe北海道ファームは、
「天気もいいことだし、融雪剤も撒いちゃえば・・・。」と、なるわけで。

必殺!花さかじいさん方式で、ひしゃくで融雪剤を まいてしまいました。
黒く見えるところが融雪剤をまいたところです。
去年より5日早での融雪剤散布です。
早めに融雪剤をまいて雪を溶かすことで、
ハウス用地内の地温の向上や、土の乾燥の促進と言う効果を狙います。
すると、稲の苗がよく育つという理屈です。
「ハウスは、早く雪を溶かしたもの勝ち!」と言った人もいました。
それにしても、やや勇み足なThe北海道ファームの融雪作業。
明日くらいから、また雪が降りそうな天気予報ですが、まぁいいでしょう。
雪が降って融雪剤が、隠れたらもう一度まけば、いいんです。
準備も作業も早めにやっておけば、やり直しもできるという事で。
失敗に対してのリスクヘッジを含めて早めの作業で進めていきたいものです。