2016年12月19日
2016モンドセレクション金賞受賞の「北海道水芭蕉米」を作っている
The北海道ファームです。→詳しくはこちら 真面目にお米を作っています。
久しぶりに晴天!

毎朝の除雪から解放されると それだけでホッとします。
今回の記事は、完全に十全社グループ内向けです。悪しからず。

降り続いた雪のおかげで遅れていたコンテナが集荷に来ました。
いつもの商品であるお米の出荷ですが、今回はおまけを同時に送りました。

これです! 写真は夏の写真。
The北海道ファームの重鎮、林さんがこの夏、一所懸命取り組んだ
じゃがいもがです。品種は「じゃがキッズ」という希少な品種。
町内の大先輩農家から「作ってみれ~うまいから」と、種イモを分けていただいて
いろいろ教えていただきながら栽培したじゃがいもです。
皮は赤く、中身は黄色系のいもで、きめが細かくて口当たりが抜群!
味は、優しい甘さで食べやすい感じでした。
調理上の注意点で、煮込むと無くなります.
シチュー等で煮込んでしまうと「いもはどこ?」状態。短時間で無くなります。
19日月曜日着予定のコンテナにいもが80kg入れてあるのでご賞味ください。
さらに、ご近所からいただいたタマネギも約20kg入っています。
なお、お手元に届いて食べてみた感想を ぜひ林さんにお伝えください。
やっぱり、自分が作った作物の評価は、気になる所なので。お願いします。
皆さんが「おいしい」といったら、作付け面積を増やすそうです。
※マイナス10℃の北海道からコンテナ出荷したので
もしかするとじゃがいもが凍結します。そうだったらごめんなさいです。
2016年12月17日
2016モンドセレクション金賞受賞の「北海道水芭蕉米」を作っている
The北海道ファームです。→詳しくはこちら 真面目にお米を作っています。
先日、The北海道ファームの親会社十全社がある千葉県木更津市へ行ってきました。
北海道では、「千葉=ディズニーランド」のイメージですが、
木更津のあたりは、千葉県でも田舎(失礼?)の方で、郊外には田園地帯が広がり
「千葉県=農業県」のイメージを感じる事が出来ます。
そんな、千葉県木更津市近辺でも、写真のような恐らくは元水田の
耕作放棄地が 結構目につきます。

色々と、事情があっての事でしょうが、「なにか作ればいいのに。もったいない。」なんて思います。
そんな、千葉県木更津市に滞在中に「千葉日報」という千葉県の地元新聞を見ていました。

ローカルニュースや地元ネタが、色々乗っていて興味深く読んでいましたが、
ひときわ目を引いたのがこの記事でした。

木更津市の市議会の様子を伝えるコーナーですが、
「地元産米の消費拡大を勧める 木更津産米を食べよう条例の制定案 ・・・・を可決、同意し」とあります。
「木更津産米を食べよう条例」だそうです。
検索すると、条例(案)が出てきたので、内容も確認してみました。
イメージ的には、「乾杯条例」に近い感じでしょうか。
The北海道ファームもお米の生産者なので、このような
「地元のお米を食べよう!」という条例は、単純に良い様に感じました。
木更津市のお米農家としては、地元で応援されている感じがするんだろうなと思います。
ここThe北海道ファームのある北海道栗山町でも
「栗山の人は、栗山のお米を食べよう!」
「栗山のお店は栗山のお米を使おう!」という事が、
当たり前になるといいですね。
栗山産米の消費拡大は、まずは地元から。
地元のお米を地元で食べる、これはやっぱりいいですよね。
「栗山町産米を食べよう条例」いかがでしょうか?
なお、栗山町では先日「栗山町地酒で乾杯を推進する条例」が
全会一致で可決されています。北の錦で乾杯ですね。

2016年12月16日
2016モンドセレクション金賞受賞の「北海道水芭蕉米」を作っている
The北海道ファームです。→詳しくはこちら 真面目にお米を作っています。
The北海道ファームは、千葉県の葬儀会社、十全社グループの一員です。
グループには、生花部門の花工房スラタン、料飲部門の花穂’、便利屋部門の生活サポートセンターがあり、
さまざまなシーンで、地域の皆様にお役に立つようお仕事をさせていただいています。
その十全社グループの忘年会が、今年は千葉県木更津市にて行われました。
という事で、北海道から飛行機でひとっ飛び、木更津市へ行ってきました。

木更津駅前、気温約10℃、もちろん雪がない。暖かい・・・・。なんならコートが暑いくらい・・・。
マイナス気温の栗山町から、わずか数時間で季節がぜんぜん違いますね。
ちなみに、どこにっても田んぼが気になるお年頃。

車窓からの田んぼ。
やや、水が溜まっています。いいのかな~?
雪が無いから、秋に起こせば、春までに稲わらが分解してよさそうだけど?
いや、1月に起こして、田植え後に稲わらが堆肥的に効いてくるようにするのか?
と、まぁ余計なお世話な事を考えつつ移動しています。
さて、今年もにぎやかな十全社グループ忘年会。

ざっと会場に100人弱でしょうか。
もちろん、仕事の性質上やむなく仕事中で欠席のスタッフもいるので、
全員出席とはいきませんが、かなりの大人数・・。
北海道に来て、早数年、だいぶ新人さんも増え始めて会うスタッフも多数でした。

お約束のこの方も登場!
総勢五組が素晴らしい宴会芸を披露して、大変盛り上がりました。
僕クリハラが、なぜか舞台に呼ばれ、P太郎さんと口づけを交わす事になったのか、謎です・・・・・。
久しぶりに会う方も多く、色々と話も弾む会でした。
ここにいる皆さんが、千葉でThe北海道ファームのお米を箱詰めして、販売しています。
この皆さんが、自信を持ってThe北海道ファームのお米を販売するためにも
ますます、おいしいお米作りをレベルアップさせないといけないなと、思いを強くしました。
さぁ、来年も楽しい忘年会ができるようにThe北海道ファームも
また一年、しっかりがんばらないといけませんね!
なお、もう一人のThe北海道ファーム林社員は、

かわいい家族のため、やむなく欠席。残念です。
2016年12月12日
2016モンドセレクション金賞受賞の「北海道水芭蕉米」を作っている
The北海道ファームです。→詳しくはこちら 真面目にお米を作っています。
ここ数日、The北海道ファームのある栗山町では、天候が大荒れです。

朝おきたら、荷台に雪が満載です。親切な人が雪を積んでくれたかな?
そんなこんなで、いつもの朝の通勤路です。とりあえず農場へ。

どこまでが道路で、どこからが路肩かわからない・・・・。
右が畑、左が用水路の道なので、落ちたらヤバイ。
「もっと大きな道にすればよかった」と、後悔しながら進んで行くと、

左側の用水路側の路肩に、車が落ちています!
停車してのぞいてみても人は乗っていなかったので、
「これは、助けを呼んで帰ったな」と判断して、農場に向かいます。
単に会社に出勤するだけで、スリル満点の雪道ドライブ。
まさに命がけの通勤路になってしまいます。

農場も吹雪の中、田んぼも全然見えません。

比較画像、夏ならほぼ同アングルでこんな感じです。

事務所から加工場回りも大雪。積雪40cm以上ですね。

昨晩は車の温度計もマイナス11℃。
千葉県に住んでいた時は、車の温度計がマイナス表示があることすら知らなかった。
0度で終わりと思っていました。
北海道で迎える3年目の冬ですが、今までで一番寒くて雪が多い12月な印象です。
今から、こうだと先がおもいやられます。
雪のシーズンは、残す所あと3ケ月半くらいでしょうか。
もう春が待ち遠しい栗原でした。
2016年12月07日
2016モンドセレクション金賞受賞の「北海道水芭蕉米」を作っている
The北海道ファームです。→詳しくはこちら 真面目にお米を作っています。
さて、ずいぶん久しぶりになりましたが、知られざる農業の世界を紹介する
「農業の扉」のコーナーです。
近所の農家さんに、こんな大規模な施設が立ちました。

ちょっとした体育館くらいの大きさのビニールハウスです。
と言っても、ビニールハウスのジャンルに入れていいものか迷うような規模です。
柱は、太い鉄骨でできていますし、シャッターや扉もあり、
壁はビニール(ポリ?)ながら、2重になっていて保温性もよさそうです。
そんな、施設の中で育てる作物は、「しいたけ!」だそうです。

これが、しいたけの素というか菌床というか、ここからしいたけが生えてくるそうです。
その菌床の搬入作業の様子です。

大型トラックの荷台一杯に菌床が積まれています。
それをフォークリフトで荷下ろしをしています。

降ろした菌床を コンベアで送りながら菌床を置く棚に並べていきます。
その数、なんと数万個!ものすごい数・・・。
と、ここでなんだか気になるのは、菌床がおかれている棚。

見上げるような、高い棚です。
そしてこの棚には、秘密の仕掛けが!

そう、可動式の棚なんです。
この歯車で、ゆっくりゆっくり菌床を乗せた棚が回転していきます。
棚自体が回転することで、日当たりや温度のムラをなくし
菌床からしいたけが均一に育ち、かつ収穫などの作業性もよいという仕組みです。
手順をきちんと行えば、いわゆるB品の選別外になる物も きわめて少ないそうです。
初めて見ましたが、びっくりしました。まさに工場のイメージ。
植物工場というと葉物野菜のイメージですが、しいたけもこんなことになっているとは・・・。
室温も20度~25度でキープされているので、暖かくて過ごしやすい感じです。
キノコの方が、人間より環境がイイですね。正直うらやましい・・。
収穫は、1月下旬からの予定という事で、1個の菌床から
何本もしいたけが生えてくるそうです。その様子も面白そうですね。
しいたけが生えてきたころに、またご紹介します。お楽しみに。
2016年12月06日
2016モンドセレクション金賞受賞の「北海道水芭蕉米」を作っている
The北海道ファームです。→詳しくはこちら 真面目にお米を作っています。

The北海道ファームの裏山もすっかり冬の景色です。

足元を見ると、田んぼ脇の湧水が流れている所は、雪が積もらずに小川のようになっています。
「やはり、湧き水は暖かいものなんだ」と思い、手で触ってみましたが普通に身を切るような冷たさでした・・。
そんな12月の初めに恒例の「栗山町 全町ミニバレーボール大会」がありました。

6人制で、普通のバレーボールよりやや大きくやわらかいソフトバレー用のボールを使います。
The北海道ファームのある栗山町旭台地区は、毎年出場していますが、
今年は、なんと旭台A 旭台Bの2チームがエントリー!
地区から2チームのエントリーは、町内でも旭台地区だけ!
これは、もう多数決で行ったら圧倒的な優勝と言えるでしょう。素晴らしい。
まぁ、本来の試合結果については、残念ながら両チームとも予選リーグ敗退という事になりましたが、
地域の若手メンバーが集まって、イベントで盛り上がるというのは、とてもイイと思います。
The北海道ファームの栗原としてもこういう機会にしか、お会いしない方もいるので、
地域の皆さんに 知っていただく とても良い機会にもなっています。
こういう、町内あげてのイベントは、関東では、ほとんど無い状態ですし、
貴重かつ素晴らしいと思うので、今後も続いていくように願っています。
もちろん、The北海道ファームは、お声がかかる限り参加していきたいと思っています。
試合の結果はともあれ、皆さんと一緒にスポーツを楽しんで、だれも怪我せずいい大会でした。
なお、試合の後は夕方から懇親会になりましたが、それもまたよしですね。
林さんは、少々飲み過ぎたようですが・・・・。
2016年12月05日
2016モンドセレクション金賞受賞の「北海道水芭蕉米」を作っている
The北海道ファームです。→詳しくはこちら 真面目にお米を作っています。
先日、大雪が降って積雪が30cmになりましたが、その後暖かい日が続いてほとんど雪が融けました。
「このまま、春になればいいのに・・・。」なんて冗談にもならない冗談を言っています。

積雪前の最終作業で、倉庫の中と、精米パック工場の片づけをしました。
雪が積もると、フォークリフトが外を走るのが面倒になるので、今のうちに作業が出来て助かりました。

倉庫の中に積んであったお米が入ったフレコンを、精米工場に運びます。

フォークリフトで行ったり来たり、フレコンを運びます。
品種毎に置き場を決めて、効率的に置くにはどういう順番で置いていくか?
早く精米したいお米を奥に置いてしまうと、取り出す作業に手間がかかる・・・。
フォークリフトが動けるスペースはあるのか?
いろいろ考えながら、ちょっとしたパズル状態でお米を収納していきます。
フレコンをフォークリフトで引っ掛けると破れてお米があふれ出す大惨事になるので
狭い所では運転も慎重になります。

なんとか、冬の間は、精米工場から外に出ないで作業ができるように
お米のフレコンを精米工場内に収納できた・・・・はずです。
だいたいフレコンで40本くらいのお米が収納できました。
このお米を2合の袋に袋詰めしていくのが、冬の間のメインの作業です。
仮に計算するなら40トンを 2合≒310gで袋詰めすると、約12万9千個・・・。
頑張っていきましょう。

最後に、お米が運び出されて空いたスペースに
冬の間は使わない車や、トラクターを詰め込んで準備完了。
冬の間は、農家の仕事から食品工場の仕事に 完全にチェンジなThe北海道ファーム。
皆様のお手元に、おいしいお米が届けられるように最新の注意で
精米、袋詰め作業に取り組んでまいります。
2016年11月30日
2016モンドセレクション金賞受賞の「北海道水芭蕉米」を作っている
The北海道ファームです。→詳しくはこちら 真面目にお米を作っています。
昨日の朝からThe北海道ファームのある北海道栗山町では、雪が降り続けていました。

夕方には、車が埋まりそうな積雪量。

家に帰るときには、吹雪のような状態で、車の運転も恐ろしい感じでした。
で、一晩あけて今朝。

一日で、一面銀世界の冬の景色に様変わり。

試しに事務所の前で測ってみると、積雪約30㎝!24時間くらいでこの積雪量!
注※
今気づきました。メジャーの表示が、プロ仕様で判りにくくてすいません。
赤い矢印がcmの表示、青い矢印は、寸の表示です。尺貫法の寸表示 1寸≒3.03㎝です。
えぇ農家のプロ仕様じゃないですよ。墓石業界!のプロ仕様です。
実は、栗原は、マニアックな1級お墓ディレクター資格を持っていますので。

何やら、芸術的な雪庇?もできている・・・。
頭に落ちてきたら、危ないな・・・。

林さんの車も「どこを走ってきたの?」状態の雪まみれ。
ということで、今季初の登場

クボタ M1トラクター フロントローダー除雪使用!

雪が降る前に、オイル漏れ等の具合が悪い所を修理したので、
準備は万全、除雪に励みます。
いつもなら、だんだん雪が増していってそろそろ除雪かなという感じで始めますが、
今年は、いきなりの大雪に見舞われて除雪シーズンがスタートしました。
雪のシーズンが終わるまで、約4か月、雪との戦いスタートです。
今年は、どんな雪になるでしょうか。お手柔らかにお願いしたいものです。
2016年11月29日
2016モンドセレクション金賞受賞の「北海道水芭蕉米」を作っている
The北海道ファームです。→詳しくはこちら 真面目にお米を作っています。

雪のThe北海道ファームを後にして、出張に行ってきました。
出張先の東京もなぜだか荒天で、史上初の11月の積雪の日だったそうです。
出張に行くのに北海道から、寒気と雪雲を持参して行ったつもりは、ないですが・・・。
目的は、これ。商談会です。

The北海道ファームで作っている商品を売り込みに行ってきました。

小売り業界、飲食業界などの仕入れ担当のバイヤーの方と、農業生産者の商談会です。
The北海道ファームとしても、販路の拡大は、大きな課題です。今回の商談会でも
「The北海道ファームの北海道水芭蕉米は、御社にとって良い商品になりますよ」と、
売り込みをはかってきたわけです。
即決で、「よし、当社で売りましょう!」とは、行かない厳しい現実もありますが、
「ギフト商品としては、良い商品だと思いますが、今回は外食用の食材を探しているので・・・」とか
「催事向けには、いいようだけどロットが少ないね~」とか、バイヤーの方のお話が聞けたのは、かなり勉強になりました。
今回思ったのは「いいものを作る」と言うのは、もちろん基本ですが「売るためにどうするか」も大事だなという事です。
「自分たちの作った農産物が、売れて、食べていただいて」そこで初めて価値が出てくると思うので、
The北海道ファームの生産物を売るための取り組みも、農業技術と同様に高めていかないといけませんね。
う~ん。奥が深いぞ。農業。
まぁ、「売れないものを作っても商売にならない」というのは、製造業でいえば普通と言えば普通なんですよね。
で、商談会の後は、久しぶりの千葉県木更津で本社のスタッフと今後の方針や新商品の打ち合わせ。

最終22:20のアクアライン高速バスで羽田空港に移動。
乗客が、僕を含めて2名の貸切状態で、羽田まで40分の快適な移動。
そのあと、羽田空港で一晩過ごして北海道に始発で朝帰り。
なんだか、千葉⇔北海道間の心理的距離が、近すぎる感じです。
2016年11月23日
2016モンドセレクション金賞受賞の「北海道水芭蕉米」を作っている
The北海道ファームです。→詳しくはこちら 真面目にお米を作っています。
今朝、出勤してくると

雪ですね。これは完全に雪ですね。
今日は、最高気温がマイナスの気温、つまり一日中マイナスの予報が出ています。
という事は、今日は、この雪は解けないという事ですね。
ただ、1週間予報ではまだ気温が上がる日がある様なので、根雪にはならないはずです。
あぁ、冬が来ますねぇ。除雪の日々が始まりますねぇ。いやですね。
ここの所、雪に向けた準備作業やスタッフの移動に伴う作業効率化への取り組みなど
毎日、細かい作業が盛り沢山で、休日返上で慌ただしい日が続いています。
夕方4時には暗くなるくらいに日が短くなって、外作業の時間が確保しにくいのも
日中バタバタしている原因ですね。なんだか一日が短くなった感じです。

お米を袋詰めして、出荷作業や

在庫米の整理と倉庫への搬入作業。
ほかにも、新商品の開発作業、現有商品の売り込み資料の作成、
HPの材料作成や、雪対策の施設の改善、機械の冬眠準備などなど・・・・。
デスク作業と現場作業のダブルで仕事に追われています。
他にも、実は、当ブログでは未紹介のビックプロジェクトが進行中です。
この秋からのスタッフの人事移動?で、林さんと栗原で担当することになったので
今後、当ブログでThe北海道ファームのビックプロジェクトについても書いていきます。
これからの新展開に乞うご期待、という事でお願いします。