2016年11月15日
2016モンドセレクション金賞受賞の「北海道水芭蕉米」を作っている
The北海道ファームです。→詳しくはこちら 真面目にお米を作っています。
ここの所、気温が平年並みになって雪が解けていきました。

The北海道ファームのある栗山町では、11月の後半ぐらいから雪が多くなってくるので
いまの雪がない状態が、平年並みな感覚です。
とはいえ、本格的な雪のシーズンも近くなってきたので、除雪機の点検をしました。
と言っても、基本的な動作確認とオイル交換程度です。

機械の動作確認的には、とどこおりない感じでした。
問題は、これ。オイル交換。

この色のオイルは、さすがにまずいでしょう。
オイル受けもこのとおり。

漆黒!漆のような黒!お見事です・・・・・。
ちなみに、交換する新品のオイルはこんな色。

アメ色というか、茶色というか、透明感があるのが新品の状態。
オイルを劣化させすぎというか、酷使しすぎ・・・。
毎年1回の交換を 実施していますがこんなにオイルが劣化するのなら、
シーズン中盤でもう1回、年2回の交換にしたほうがいいですね。
確かに、除雪機は、僕の自宅、会社の寮、農場回りなどなど、
雪が降るたびにかなりの稼働時間になるので 一般家庭より酷使しています。
除雪機は、ある意味The北海道ファームの生命線ともいえる働きをしてくれるので
もう少し、手入れをして気を使って手入れをしていこうと思います。
なんなら、除雪機に名前をつけてかわいがるのも いいかもしれませんね。

赤いから「シャア」とか ベタな名前はダメですよ。
2016年11月10日
2016モンドセレクション金賞受賞の「北海道水芭蕉米」を作っている
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11月に入って、だんだん寒くなってきました。徐々に雪が降る日も増えてきています。
「今年は、雪が早そうだね」なんて、会話が交わされています。

おお、寒い。
関東の方々には、なかなか想像がつかないかと思いますが、北海道では
「雪が降る前の、今が一番寒い。雪が積もってしまえば、かえって暖かく感じるね」と、よく言います。
絶対的な気温の寒さではなく、体感的な寒さの話ですが、
僕の感覚としても「確かに、そうだね」と思わせるものがあります。なんででしょうね。

看板も 寒そうです。
The北海道ファームでも、だいたい外での作業は終わりにして、
これからの時期は、お米を袋詰めにする工場作業が中心になります。

収穫したお米を、精米して2合づつ袋詰めして、窒素充填をする作業です。
HP内のこの記事に 詳細はあります。
精米したてのお米本来のおいしさを、皆様にお届けするためのこの作業。
調子よく工場を動かすと、1日で約1トンのお米を 約3000個の2合パックにすることができます。
で、現在のThe北海道ファームのお米の保管量が約50トンほど・・・。
1日1トンなので、週5日できちんと稼働すれば、2か月半ですべてが終わるはず・・・・。
あくまでも計算上は、ですけどね。
※実際は、商品の販売のタイミングもあるので、年間通じてパック作業をしています。

The北海道ファームの商品づくりの、このパック作業。
これは、農家の仕事と言うよりも 完全に工場の仕事ですね。
The北海道ファームは、冬の間農場から工場に仕事内容が変わります。
2016年11月05日
2016モンドセレクション金賞受賞の「北海道水芭蕉米」を作っている
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ここ数日、毎日雨&雪で外の作業ができません。
このまま降り積もってしまううと、外の片づけ作業ができないので困ります。
天気予報的には、来週数日は作業できそうな日があるので そこに期待ですね。
さて、作業進行中の続きです。

柱の骨組みに、壁?を取り付けるための 下地の木材を取り付けています。
さらに、

屋根の下地になる木材もとりつけています。
写真が暗いのは、撮影時間が遅いせいです。

翌日には、屋根になる波板が取り付けられています。
半分は、金属製の波板。もう半分はポリカの透明波板です。
この使い分けには、理由がありまして下でどんな作業をする予定かで材質が分かれています。
そう、何を作っているかは、もうお分かりですね。

こんな感じで作業場が出来てきました。
屋根下においてみた軽トラックと比較すると、大きさが想像つくでしょうか?
結構、広めの仮設作業場です。
雨が当たらない屋外スペースが欲しかったので、作ってもらいました。

ついでに作った、事務所脇からのこの渡り廊下のようなスペースには、
雨に当てたくないトラクターの作業機など農機具を置く予定です。
作業に当たったスタッフは、「初めて作ったから・・・」と謙遜していましたが
いやいや、たいしたものです。
一応、雪対策も考えてあるそうなので冬も大丈夫だと思います。
さて、作業場が完成してきたので、この下で行う作業の段取りも整えなければ。
The北海道ファームの新プロジェクトが、この作業場から生まれる予定です。
新プロジェクト、メドが立ち始めたらまたお知らせします!
2016年11月04日
2016モンドセレクション金賞受賞の「北海道水芭蕉米」を作っている
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先日、作業は続くという事で終わったこの作業。

この段階では、全然何をしているのかわからない状態でしたが、

こんな感じで作業が進んできました。
単管パイプを使用して、何やら足場のように組み上げています。

赤レンジャーと青レンジャーは、結構几帳面なようで、
水準機を 使用して各パイプの垂直、水平を 調製しながら組立ています。
「この、垂直、水平が大事なんだ!」と言っていました。

なんとなく、全体像が見えてきました。
さて、何を作っているのでしょうか?
正解は、次回に発表します。
寒い中、吹きさらしの所で風に吹かれながらの作業は、大変です。
夕方も、4時過ぎには暗くなるような状態なので、効率よく仕事をしないとすぐ暗くなってきます。
季節が、変わってきたことを実感します。だんだん冬が近くなる~。
なんだか、雪がないこの時期が一番寒さを感じます。まだ体が慣れていないせいもあるんでしょうね。
2016年11月02日
2016モンドセレクション金賞受賞の「北海道水芭蕉米」を作っている
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The北海道ファームの農場がある 北海道夕張郡栗山町の旭台地区
いよいよ、雪が積もりましたね。
昼には 融けてしまうような薄い積雪ですが、こういう日を何度か経て
だんだんと本格的な雪景色になっていきます。
千葉から来ているスタッフは「千葉の真冬より寒い!」とぼやいていますが
本格的な冬は、まだまだこれから。冬の準備を急がないといけませんね。
2016年11月01日
2016モンドセレクション金賞受賞の「北海道水芭蕉米」を作っている
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「最近 太陽を見ていないような」と世間話をしていますが、今日も朝から冷たい雨。

農場の裏山の紅葉も、雨に煙って寒そうです。

出勤時の事務所の室温も順調に下がって、3℃でした。
道内天気予報を見ていると、北の方から徐々に雪のマークも増えてきて
ここ栗山町も間もなく、雪の日々に入っていくんでしょう。いやですね~。
という時期になると、外での農作業はひと段落していて
「ブログに農作業の話題が全然ない!」という農家ブログとしては、存在意義が問われる自体になってきます。
だからと言って更新しないのもNGだと思うし・・・。と言い訳しつつ僕の独断と偏見で
一部のミクロな情報をお伝えする「くり日記」が増えてくる時期になりました。
さて、久しぶりのくり日記、ご紹介するのは、こちら。

The北海道ファームオリジナルグッズのトートバック ver2 です。
オリジナルグッズと言っても 大げさな話ではなくて
「L.L.Bean」のトートバックにTHFの刺繍を入れただけなので、だれでも簡単に作れます。
ただ、今回はL.L.Bean USA のサイトでオーダーをしてみました。
もちろんアメリカのサイトなので全面英語なんですが、そこは片言で何とか・・・。
わざわざアメリカのサイトでオーダーすると何がイイかと言うと、
色の組み合わせ、ハンドル長、ポケットなどオーダーの自由度が日本のサイトとは、
比較にならないバリエーションがあるという所。

ポケットをつけたり、色も今回はすべてのパーツをグリーンで統一。
しかもweb上で、カラーの組み合わせをするとイメージ画が出てきて、これをいじくるだけでも面白い。
色々やってみても、結局派手な組み合わせがチョイスできないのは、僕のセンスですが。
ちなみに価格は60ドル+送料20ドル程度、為替の関係もありますが、国内正規品とそう変わらない感じです。
オーダーから到着までは2週間から3週間くらいでした。
で、ここまでは実は検索すればいくらでも出てくることですが、
実はここからがミクロな情報。L.L.bean トートバックの日米比較。
このアメリカ版のカスタムトートバック、実は・・・・。
縫い目の間隔が国内正規の倍くらいある。ミシンの一針一針が大きいです。
さらに、縫い終わりの糸の処置が国内正規品と全然違う。

こんな状態、ミシンで縫い終わって糸を切っただけ。これでいいのか。アメリカ人。
国内正規品も同じアメリカ製なので、日本向けの使用だけ特別に縫製を丁寧にしているのか?
あるいは、カスタムオーダーの場合は、縫製が適当(失礼)になるのか?謎な所です。

ちなみに 国内正規品のタグはこんな感じ
「QUALITY GUARANTEED」 = 品質保証 と刺繍されていますが

USサイトのカスタムオーダーについているタグには、その文字はない・・・。
品質保証しない・・・・精神なのでしょうか?
頑強さが持ち味のL.L.bean 細かいことは気にしないのがポイントなのかも。
さてミクロな情報を記事にした今回のThe北海道ファームブログ。
狙いどおり、検索でミクロな情報を求めてこの記事にたどり着いた、あなた。
ようこそThe北海道ファームのHPへ。
じっくり見ていってくださいね。お米についての情報満載です。
/the_hokkaido/
2016年10月28日
2016モンドセレクション金賞受賞の「北海道水芭蕉米」を作っている
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The北海道ファームのある栗山町には、御大師山という紅葉スポットがあります。

この1週間でだいぶ紅葉が進んできて来たようです。
たまには、紅葉見物もいいものですね。

と言っても、作業に必要な材料の買い物ついでですが。
田んぼや畑の作業は、ほぼ完了で落ち着いたので
今年もお世話になったトラクターなどの機械を洗車し始めました。

やはり、田んぼや畑で使う機械なので汚れています。
各所の泥を落としながら、簡単な点検もしてみます。
ここでオイル漏れが発見されたりもするので、点検は大事ですね。
説明書に書いてあるくらいレベルの、日常メンテナンスもしてみます。
大きな機械だけでも何台もあるので暖かい日を見はからって少しづつ進めてみます。
と、こちらでは別の作業をし始めました。

何やら、杭を打ち込んでいます。
地面に固い層がある用で、かなり苦戦しているようです。

「ここが大事な所」と言いながら、杭が垂直に地面に入ったか慎重に確認しています。
緻密な作業ですね。

何本も地面に杭が打ち込まれました。
今日は、ここまでという事だそうです。
さてさて 何が出来上がるのでしょうか?
次回、お楽しみにという事で。
雪が来る前に、できるだけ作業をしておきたいので急ピッチでいろいろな作業が進行中です。
2016年10月26日
2016モンドセレクション金賞受賞の「北海道水芭蕉米」を作っている
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先日、倉庫用のD型ハウスにドマコンを打った話の続きです。
ドマコンが完成して、床面が整いましたが、次なる作業は、骨組みの強化。
今までも、長年の風雪に耐えてきたので、基本的に雪で倒壊することはないはずですが、
倉庫としての本格活用のために、念のため雪対策で骨組みを強化します。
方法は、いたって単純で外壁&屋根を支える木製の骨組みがあります。
写真では、地面と平行に走っている部分です。

ここに、新たに木材を追加するだけです。

下が既存の木材、上が追加の木材。だいぶ色合いが違いますね。

下の方から順番に、縦に入っている鉄の骨組みに追加する木材の両端がかかる様に、
この横棒で、ハウスの外側からかかる雪の圧力を受け止める事になります。

地面から2M程度まで、屋根部からの落雪など雪の影響があり得るので
念のため骨組みを追加しておきます。
豪雪(全国比)ならではの、雪に対する備えですね。

地上から2Mほど、骨組みを強化してこんな感じです。
今年から機械等も収納予定なので雪対策をしておくと、多少安心です。

ちなみに D型ハウスのサイズ感が6間×7間では、よくわからないという事なので
全長 約5mのトラックを入れてみるとこんな感じです。10台くらいは入りそうです。
あるいは、坪数でいうと6間×7間なので、42坪!ここで広さがピンときましたね。
「僕の実家の敷地よりだいぶ広いけど・・・・。」という微妙な事実が。まぁ 地域性の違いという事で。
とにかく、ある程度の修理は終わったので後は細かい点に手を入れつつ、色々な道具を収納していく予定です。
2016年10月22日
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今日、出勤して来る途中の栗山町内の水田です。

白鳥が、羽を休めていました。
ここ数日、南へ向かう白鳥の編隊を見かけ始めました。
自然は、だんだんと冬に向かっています。
写真後方の山、夕張の冷水山(標高約700M)のマウントレースイスキー場にも
雪が見えますが人工降雪機でゲレンデ作りをしているだけかもしれません。

出勤して事務所でストーブをつけると 室温7℃。寒い・・・。
千葉県なら真冬の感覚だな~と思いながら、室温マイナス10℃の真冬に比べれば、まだマシか・・。
ちなみに、このくらいの気温、時期だと北海道の感覚ではまだまだ冬ではない?ようで、

出勤途中の自販機コーナーでは、自販機がすべて「つめた~い」の設定のまま・・・。
そろそろ「あたたか~い」の缶コーヒーが欲しいんですが・・・。
北海道の地元の人は、気温5℃位では缶コーヒーは、冷たいのが基本なのか?と素朴な疑問。
そして毎年恒例、半期に一度のこの作業。

朝晩、気温も下がってきたので会社の車も、自分の車も
スタッドレスの冬タイヤに早めに交換しています。全部で3台、さすがに手馴れて来ました。
と、一人前のような事を書いていますが、ワイパーを冬用に交換しようとして
車のリアのワイパーアームを折ってしまった・・・。
プラスチックが劣化してたようです。しょうがない。古い車だし・・・。う~ん。仕事を増やしてしまった。
まぁ、色々と冬の準備を進めています。
さて、数日前に作業をした倉庫の補修ドマコン編。
コンクリートの乾燥が進んで来ました。

じゃん!おぉすばらしい!
倉庫回りの地面より 10cm程度はかさ上げもできて、水が浸入してくることもなさそうです。

床面をアップで撮るとこんな感じ。
やや、雑にならしたところは、結果は正直に表面がざらざら。
かえって、滑り止め的になってイイような感じです。
後は、雪対策で各柱を点検して補修すれば完璧だと思います。
倉庫を立て直せば数百万かかりますが 自家補修なら材料費だけでOK。
本社の方で、記事を見ていただいた建築関係の方から
「なんでも自分たちで作業されると業者が商売になりません。
地元の業者さんに仕事を頼んでください。」
と、冗談で突っ込まれたそうです。あくまでも冗談ですが、確かにそうかも。
まだまだ、雪が降る前にやりたい仕事が山積みです。
急ピッチで作業を進めていいかないといけませんね。
2016年10月21日
2016モンドセレクション金賞受賞の「北海道水芭蕉米」を作っている
The北海道ファームです。→詳しくはこちら 真面目にお米を作っています。
最近、季節が進む速さが増したようなThe北海道ファームのある栗山町です。

農場の近く 時登山(トキトヤマ)も紅葉が進んでました。
「ここも、きれいだね~もう少しで見ごろかな」と話していました。
ところが一転。初雪!

近所の畑もこの通り。
北海道的には、雪のうちには入らない程度ですが、それでもやっぱり雪ですね。

建物の屋根もうっすら雪

農場から見る馬追(マオイ)丘陵も
紅葉が始まったと思えば、初雪もふりますます冷え込んできた北海道栗山町。
朝晩は、気温が0度近くまで下がる様になりました。
The北海道ファームの車もスタッドレスの冬用タイヤに交換しないと・・・・。
今年も近づいてきた除雪の日々、一日中マイナス気温・・・・・。
多少は寒さのよさもあるんですが、やはり色々と面倒な事が多い冬が 迫ってきました。
冬の準備が、まだまだ残っているのでペースアップしていかないといけませんね。
雪が降って喜んでいるのは、子供だけ。「雪だるま、作れるかな~」だって。
子供には早く大きくなってもらい、「雪かきは、子供のお手伝いだ!」と押し付けたいものです。

青い草、黄色い落ち葉、白い雪。季節がごちゃまぜで進んでいます。