2018年11月14日
芭蕉の咲く清らかな水で育てた「北海道水芭蕉米」と
安全安心な北海道産のエサで育てた「日本一しあわせなにわとりの玉子」を生産している
北海道栗山町のThe北海道ファーム、栗原です。
今年は、北海道各所で記録的な初雪の遅さだそうです。
それでも、The北海道ファームのある栗山町でも、
だんだん朝晩寒さがきびしくなり、冬に近づいていることを 感じます。
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朝、農場に出勤しようと車を見れば、フロントガラスが霜で凍り付いていたり、
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農場につけば、田んぼ周りも、霜でおおわれています。
以前に住んでいた千葉県の房総半島だったら、完全に厳冬期の状態です。
あぁ、あたたかい地域が懐かしいですね。
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農場のトラクターも、除雪用に整備済。
フロントバケットを塗装しなおして、トラクターに装着しました。
燃料の軽油は、まだ夏用ですが、
ガソリンスタンドに冬用軽油が入荷したら交換する予定です。
もちろん我が家では、すでにストーブが活躍中です。
そうそう車のタイヤも もちろんスタッドレスタイヤに交換済です。
だんだん冬が近づいて、雪の季節がやってきますね。
今年はどんな冬になるのでしょうか?お手柔らかにお願いしたいものです。
~お知らせ~
The北海道ファーム製品の購入は、こちらから。
http://shop.thehokkaido-farm.co.jp/
どうぞ、ご覧ください。
2018年11月10日
芭蕉の咲く清らかな水で育てた「北海道水芭蕉米」と
安全安心な北海道産のエサで育てた「日本一しあわせなにわとりの玉子」を生産している
北海道栗山町のThe北海道ファーム、栗原です。
北海道蘭越町で行われる米―1グランプリ。
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北海道では、一番メジャーなお米の食味を競う大会です。
その「第八回米-1グランプリ」において、
The北海道ファームのおぼろづきが、きびしい予選を突破して
決勝大会へ 進出することができました!
先日、決勝大会の出場決定のお知らせが とどきました。
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「おぼろづき が見事予選を突破し、決勝大会出場が決定いたしました」(一部抜粋)
全国のお米のおいしさにこだわり、お米作りに取り組んでいる農家から
全290点の応募があり、そのうちの30位以内が決勝大会に進出します。
予選の方法は、全国の調理専門学校等での官能(食べ比べ)審査、
実際に食べていただいて、審査されています。
そう、The北海道ファームのお米は、おいしいと認めていただいたわけです。
これも、お米作りでお世話になったり、ご指導をいただいた皆様のおかげです。
本当にありがとうございます。
また、今回の第八回米―1グランプリには、同じ栗山町内から3件が
決勝大会に進出を決めています。
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The北海道ファームの他には、
そらち南減農薬米生産組合 瀬尾さんのきたくりん、
そらち南ゆめぴりか生産組合 南坂さんのゆめぴりか、
お二方とも、栗山町米作業界の重鎮、おいしいお米作りの名手です。
過去に米ー1でグランプリを受賞していたり、皇室献上米を作ったり、
その後活躍ぶりを 遠くから尊敬のまなざしで見つめて方たちなだけに
今回、並んで決勝大会へと言うのは、感無量です。
また、栗山町全体にとっても 三人が決勝大会進出という事は、
栗山町がおいしいお米の産地と証明し、PRできるいい機会になります。
何かとお世話になっている栗山町の皆さんにも、少しは恩返しできたような気がします。
さて、お楽しみの決勝大会は11月17日!楽しみです。
もうすでに、決勝大会用のお米も提出済なので、
いまさら何をできるわけでもありません。
自分たちの作ったおぼろづきのポテンシャルを 信じて見守るだけ。
昨年の日本一おいしいお米コンテストに続いて、
今年は、米-1グランプリにて 決勝大会へ。
さあどんな戦いになるのか、当日会場へ向かいます。
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2018年11月09日
水芭蕉の咲く清らかな水で育てた「北海道水芭蕉米」と
安全安心な北海道産のエサで育てた「日本一しあわせなにわとりの玉子」を生産している
北海道栗山町のThe北海道ファーム、栗原です。
さて、前回のブログでご紹介したオートウェーブ柏沼南店での秋の収穫祭。
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オートウェイブ様へご来店されたお客様に 大変喜んでいただくことができました。
上の写真は、新米すくいどり。
1回100円でだいたい4合=5~600gの新米が手に入るとあって、皆様真剣にすくっています。
他にも、ジャガイモつめ放題。
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タマネギつめ放題。
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初めて、つめ放題に挑戦される方も多く、
「むずかしい~」と言いながら、ビニール袋を伸ばしたり、
大小それぞれを パズルのように詰め込んだり、
袋の上に山盛りに盛り上げた方も・・・
皆様それぞれ、大変楽しんでいただけたようです。
とくに女性のお客様は、大変喜んでいただけました。
お休みの土日に、長くなりがちな車の車検やタイヤ交換などの待ち時間を
The北海道ファームの面白くてお得な企画で
有意義に過ごしていただけたようで、何よりです。
「北海道米は、最近美味しいのよね!買っているわよ」
「じゃがいもは、やっぱり北海道!」と、うれしい感想も聞けました。
中には、初日の土曜日にお買い上げのお芋を食べて、翌日日曜日に
「おいしかったから、また買いに来た。じゃがバターが最高だ」と言う方まで。
生産者冥利に尽きますねぇ。うれしかったです。
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そうそう、当社の新製品、甘酒の試飲と試験販売も
大変ご好評いただく事ができました。
という事で、多くの方に喜んでいただけた今回の企画。
また機会をいただければ、ぜひお伺いしたいものです。
店舗の販促企画や、各種イベントごとへの出店など、
お気軽にお問い合わせください。
出張The北海道ファーム!イベントを盛り上げます。
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2018年11月02日
水芭蕉の咲く清らかな水で育てた「北海道水芭蕉米」と
安全安心な北海道産のエサで育てた「日本一しあわせなにわとりの玉子」を生産している
北海道栗山町のThe北海道ファーム、栗原です。
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The北海道ファームから北の方角に見える山々が雪で白くなりました。
もう、The北海道ファームのある栗山町でも初雪になってもおかしくない時期です。
冬が、一日一日着実に近づきてきています。
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The北海道ファームの鶏たちは、さすがに羽毛を身にまとっているせいか、
まったく寒さを感じさせず、元気に走り回っています。
見習わないと、いけませんね。
そういえば、冬タイヤへの付け替えもまだ済んでいません。
まぁ早朝深夜の峠越えなどしなければ、まだ大丈夫でしょう。
でも冬タイヤへの付け替えは、命に係わる事態になるので、
タイヤの点検を含めて、早めにしないといけませんね。
そう、タイヤの交換と言えば!オートウェーブ柏沼南店にお任せです。
オートウェーブさんは、千葉県内7店舗の自動車用品店。https://auto-wave.co.jp/
タイヤはもちろん車検から カー用品、車体の買い取り販売など、
車の事なら、なんでもお任せの自動車用品店です。
そんな、オートウエーブ柏沼南店で、今度の週末
11月3日 4日で北海道秋の収穫祭が行われます。
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The北海道ファーム協賛で、自社農場や栗山町の農産物を
オートウェーブのお客様に お得に楽しくご提供します。
お米のすくいどりや、野菜のつめ放題など、充実企画で盛り上げていきます。
お近くの方は、ぜひ足を運んでみてくださいね。
なお、チラシの写真の方は、モデルさんだと思います。
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2018年10月27日
水芭蕉の咲く清らかな水で育てた「北海道水芭蕉米」と
安全安心な北海道産のエサで育てた「日本一しあわせなにわとりの玉子」を生産している
北海道栗山町のThe北海道ファーム、栗原です。
延ばし延ばしになっていたコンバインの清掃作業です。
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現在使用中のコンバインは、わりと新しい型なので、
機械の各所が清掃作業がしやすいようになっています。
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色々な所を開けて、コンプレッサーの圧縮空気でゴミを吹き飛ばしたり、
掃除機で吸い取ったり、一日がかりの清掃作業です。
例えば、こんな感じで
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モミが動くルート上の各所に残留モミが残っていたり、
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機械の隙間に ワラが入り込んでいたり。
他にも下回りは、土が固着していたり、ワラが絡みついていたり、
掃除するところが、沢山あります。ほぼ全体の掃除ですね。
大きな外装は取り外して、最後は組み付けたり、
結局いつも1日がかりで掃除になります。
毎年のことながら、このコンバイン掃除は、ほこりまみれ、ゴミまみれで
全身チクチクしながらの気が進まない仕事です。
が、この掃除で手を抜くと・・・・・、
コンバインの中にネズミが入り込んで、済みついてフンまみれにしたり、
配線を噛んで、切断して故障の原因になったり、色々問題が起きるそうです。
そうになると、来年「稲刈りを始めよう」というタイミングで、
コンバインに故障が発覚、稲刈り延期となってしまいます。
まぁ、そうでなくとも機械を使いっぱなしで置いておくのは、
気分的にも良くないです。
やっぱり、コンバインはじめ使った機械は、「ご苦労さん」「無事に終わったありがとう」の
感謝の気持ちで、洗車して油でも指して、次の出番まできちんと保管してい置くのが良いと思います。
そういえば、農家の中には正月にお神酒とお餅を 機械に上げる人もいるそうですね。
そのくらい、機械は大事という事ですね。
あと数台、冬に向けて掃除する機械があるので、合間合間で掃除することにしています。
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2018年10月24日
水芭蕉の咲く清らかな水で育てた「北海道水芭蕉米」と
安全安心な北海道産のエサで育てた「日本一しあわせなにわとりの玉子」を生産している
北海道栗山町のThe北海道ファーム、栗原です。
今日は、大雨が降っている北海道ファームです。
少し落ち着いて、事務作業ができそうですね。
ここのところ相変わらず 細かい仕事に追われてなんだかバタバタしています。
提出書類の作成が沢山あったり。
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新米オペレーターの練習を見たり。
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サブソイラで溝切作業。来春から本格デビューの予定です。
勉強熱心なので、質問が鋭いです。頼もしいですね。
どんどん覚えて、メインオペレーターに育ってくれると助かります。
田んぼから千歳空港に軽トラで乗り付けて、出張へ。
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さすがに他に軽トラはいなかった・・・・。
そうそう、出張帰りに羽田に新旧の政府専用機がいました。
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何でも、現有機で外遊帰りの首相が、新造機を内覧していたそうです。
千歳では、新旧2台を同時に見ますが、羽田では珍しいので、注目されていました。
同じ千歳空港に帰るので、乗せてほしいな~と思ったり。
まぁ 一生乗る機会は、なさそうですね。
そうそう本業のお米の乾燥作業も 継続中。
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2回乾燥の2回目、仕上げの乾燥を進めている途中です。
この後、モミスリ作業を提携農場さんにお願いして行う予定です。
だんだん、お米が出荷できるようになってきましたね。
新米の販売までもう少しです。
そうそう、時間を作ってこんな所にも。
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動物と触れ合える某観光施設。
輪切りのニンジン約10枚で100円!高付加価値ですね。すばらしい。
雪が降るまでに出来るだけ作業を終わらせたい。
毎年この時期は、そんな気分で焦ります。
とくに今年は11月の1週に色々予定があって作業ができなそうなので、
今月いっぱいが勝負な状況です。もうしばらくバタバタしそうです。
なお、コンバインの大掃除に手がついていないのは、秘密です。
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2018年10月17日
水芭蕉の咲く清らかな水で育てた「北海道水芭蕉米」と
安全安心な北海道産のエサで育てた「日本一しあわせなにわとりの玉子」を生産している
北海道栗山町のThe北海道ファーム、栗原です。
「秋の日は、つるべ落とし」と言いますが、日に日に暗くなるのが早くなる
The北海道ファームのある北海道栗山町です。
毎日少しづつ雨も降り、少しづつ冬が近づいてきた感じします。
秋の作業や、冬の準備作業を 急ぐ慌ただしい日が続いています。
田んぼの方では、早くも来春の事を考えて、田んぼの手入れ作業。
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田面に、サブソイラという作業機械で溝状の切り込みを入れる
田んぼの排水性の向上を 目指す作業を進めています。
雨の合間で 田んぼの乾いたタイミングを見ての作業です。
こちらは、お米の発送作業。
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10k 20kと注文をいただいたお米を 箱詰めして
お客様の元へ発送しています。
お待ちいただいているお客様の事を 考えながら
お米を届ける準備をするのは、うれしい仕事ですね。
そうそう、The北海道ファームのにわとりたち。
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秋の稲刈り後の、新鮮な?稲わらを放牧場に大量に敷き詰めてもらい、
毎日喜んで外で稲わらを つつきまわしています。
実は、コンバインで回収しきれない微量の生モミが、
稲わらについているので、宝探し気分でモミを探して楽しいでいるようです。
他にも、農場の商品の打ち合わせで、札幌へ。
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改修工事中だった札幌の時計台。
外壁塗装が済んですっかりきれいになっていました。
11月からオープン予定なので、まだ中は見られないようです。
なお、商品の相談の用事は、この近所のビルです。
時計台は、いつも前を通るだけですね。
なんだか、雪前のこの季節は、いつも気忙しいです。
外での農作業や、各種打ち合わせや、セミナーなどもあり、
11月以降の雪が降り始めるタイムリミットも意識してしまうからですね。
そう、本州でいえば12月の師走の雰囲気といえば、
なんとなくわかっていただけるでしょうか。
しばらく、走り回る日々が続きそうです。
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2018年10月11日
水芭蕉の咲く清らかな水で育てた「北海道水芭蕉米」と
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北海道栗山町のThe北海道ファーム、栗原です。
The北海道ファームといえば、お米と玉子ですが、
今年は、新作物への挑戦で、ジャガイモの試験栽培を していました。
その、試験栽培のジャガイモの収穫を 行いました。
まず登場したのは、この機会 「ポテトディガー」です。
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芋ほりと言えば、芋ほりロボットのゴンスケ@藤子不二雄21エモンですが、
ゴンスケはサツマイモしか掘らないので、ジャガイモ掘りは、ポテトディガーです。
地中にいもが埋まっている所を、この機械を使うと、いもが続々と地上に出てきます。
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と、行くはずが粘土系の転作田での試験栽培を したので、
全然土がこなれず、芋だか土塊だか、訳が分からない状態に・・・・・・。
農家の先輩に 「やっぱりか、そうなるんだよね。拾うのが大変だよね」と、
温かい励ましをいただきました。ありがちな失敗だそうです。
「来年からは、絶対に純粋な畑で作れよ」というスタッフのプレッシャーは、
気が付かない事に しておきます。
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それでも、拾い上げて行けば、結構な量のジャガイモが収穫できました。
カゴ1個がざっと20kg位として、約1トン・・・・・。
もちろん、サイズや傷物で選別しない状態なので、収穫量=商品量ではないですが、
なんだか、たくさん取れたようです。
そのあと、登場したのがこの機械。
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大先輩農家さんがつかっていた機械を 譲っていただきました。
なんと、「いも磨き機」という機械です。う~ん、なんでも機械があるんですね。
そういえば、芋ほりロボットゴンスケもサツマイモを磨いていたような・・・しつこい。
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奥のスタッフが、掘り上げた芋を 磨き機に入れ、
手前のスタッフが、磨かれた芋を、受け取りながら割れ等をチェックしています。
他にも、芋のサイズを自動で選別する機械があったり色々作業手順があるようですが
まずは、試験栽培という事であまりお金をかけずに、地味な機械でやってみました。
北海道農業と言えば、小屋のようなサイズのジャガイモ収穫機械で、
ダンプに直接積み込むようなすごい方法もありますが、まずは、地味目の第1歩。
そんなこんなで収穫したThe北海道ファームの試験栽培のいも。
3種類を 半分に割ってみました。
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ピンク!イエロー!パープル!
三色そろったいもレンジャー!
画像の関係で、見にくい部分もありますが、3色のいもを作ってみました。
さぁ、この3色のいも、もちろんそのまま野菜として販売もありますが、
本社の方で色々と商品開発にも取り組んでいるようです。
今後の展開も 楽しみです。
なお来年は、黒土系の純畑で作ります。芋ほりロボットゴンスケ欲しいです。
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2018年10月07日
水芭蕉の咲く清らかな水で育てた「北海道水芭蕉米」と
安全安心な北海道産のエサで育てた「日本一しあわせなにわとりの玉子」を生産している
北海道栗山町のThe北海道ファーム、栗原です。
The北海道ファームでは、稲刈りが終わった余韻に浸る暇もなく、
稲わらの搬出作業を 進めています。
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稲刈りと同時に コンバインから出てくる稲わらの束を田んぼに立てて乾燥させていました。
その、稲わらの束を 田んぼから運びだしています。
と、行ってもその数は、数万個以上?気が遠くなる個数な事は、確かです。
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そのため、田んぼの条件を見極めながら、軽トラが田んぼには入れれば、
軽トラを 乗り入れて回収作業をしたり。
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今年は、晴天続きで条件が良い田んぼもあったので、ダンプを田んぼに入れてみたり。
とにかく、一束づつ回収していくという地道な作業を 進めています。
もう10日ぐらい、ワラを拾い続けている感じです。
思い返してみれば、数年前には雨続きの秋で、
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水びたしの田んぼに、車が入れるわけもなく、
人力で濡れたワラをひたすら集めるという、
地獄のような作業になってしまったこともありました。
それに比べれば、今年は非常に楽な作業とも言えますね。
いくら天候に恵まれても、作業の要領がよくなっても、
莫大な労力がかかるこのワラだし作業。
「なんでそんな面倒な事をするの?」と、いう疑問が浮かぶわけです。
なぜかと言うと、この田んぼからの稲わらの運び出しは、
「お米の味を よくする」からです。
理屈でいえば、ワラを運び出すことで、土壌の乾燥を促進したり、
稲の根の成長を助けたり、施肥の肥効をコントロールしやすくしたり・・・・色々とありますが、
農業の研究機関等の結論は、食味の向上に効果ありという事です。
ではなぜ、すべての農家がワラの搬出をしないのかと言うと、
多大な労力、作業時間、土壌条件、気象条件などなど、
農家にとって、かなり負担がかかる作業なのです。
そのため、「いいと思うけど、なかなかできないよね」と言う感じです。
とくに個人農家だと、他の作物も忙しいですし。
そんなワラだし作業を 真面目に毎年実施しているのが
The北海道ファームのお米作り。
スタッフの力を総動員しての人海戦術で
おいしいお米作りに 真摯に取り組んでいます。
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稲刈りから、ワラを出し終わってすっきりした田んぼを見渡せば、
ちょっと一息ホッとします。
「来年もいいお米を作りたい!」そんな気持ちになります。
※注 ワラの搬出が、食味の向上に必要というのは、寒地の北海道農業の場合です。
本州などの暖地では、また別の方法もあるそうです。
~お知らせ~
The北海道ファーム製品の購入は、こちらから。
http://shop.thehokkaido-farm.co.jp/
どうぞ、ご覧ください。
2018年10月02日
水芭蕉の咲く清らかな水で育てた「北海道水芭蕉米」と
安全安心な北海道産のエサで育てた「日本一しあわせなにわとりの玉子」を生産している
北海道栗山町のThe北海道ファーム、栗原です。
9月20日ごろから始めていたThe北海道ファームの稲刈り作業。
9月29日、台風が来る前に 大きなトラブルもなく終えることができました。
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今年のお米作りも、皆様のご指導のおかげで田んぼでの作業が終わりました。
ありがとうございました。
今年の稲刈りでは、僕自身刈取りで田んぼに出ることは、なく
倉庫に閉じこもって乾燥作業をしていました。超インドア派農家でした。
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今年導入した乾燥機、50石入りの遠赤外線タイプ 2台です。
昨年までは、提携農場さんに乾燥行程を お願いしていました。
今年から、自社農場で乾燥行程に取り組んでみましたが、
乾燥機の出し入れのハンドリングに かなり手がかかりました。
乾燥を終えたモミの取り出し作業、これから乾燥させる田んぼから上がったモミの投入作業、
コンバインの作業タイミングを見ながらの、慌ただしい作業になってしまいました。
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さらに 自分で乾燥機を 動かすという事は、
「乾燥温度は、何℃にすれば・・・?」
「毎時乾減率は、0.8%を超えないように・・・」などなど、
今までお任せでお願いしていた所も、自分で考えないといけないわけで。
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乾燥行程について、指導書を読んで基本からよりよい方法を探ったり、
近所の諸先輩に 聞きに行ったり、色々勉強になりました。
乾燥機任せのフルオート乾燥モードも、もちろんついていますが、
色々気になる細かい性格なので、マニュアルモードで試行錯誤していました。
乾燥工程って、相当奥が深いですね。
いくら、田んぼでベストな状況で稲刈りまで進めても、
乾燥機の設定ミスで、お米のグレードを一気に落としてしまう事もあるそうです。
そんな話を聞いたので、「皆で一所懸命作ったお米を、自分のせいで
ダメに するわけには、行かん!」と、プレッシャーを感じつつ乾燥作業に取り組みました。
毎日、乾燥機の騒音の中、頭からモミのホコリをかぶりながら仕事をしていると
「耳が聞こえにくい・・・」「喉が痛い・・・」「鼻がいたい・・・」
結構、肉体的にきびしい部分もありました。いやー乾燥作業は大変だ。
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それでも とりあえず大きなミスなく1回めの乾燥を終えて、
倉庫には、モミが詰め込まれています。
これから、2回目の乾燥をして、モミスリをして玄米に
精米をして白米に その後袋に詰めて新米になります。
皆さんの元へ 新米をお届けできるように 最後の乾燥調整作業を進めていきます。
もうすこし、お待ちください。
なお、田んぼの方は、毎年恒例のワラ出し作業を 実施中。
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だいたい6割くらいは、終わりましたがまだまだ4ヘクタール位残っています。
田んぼが乾きやすい早いうちにワラだし作業から、田んぼの手入れ作業を進める予定です。
来年の春の耕作開始を いい状態で迎えられるか。
この秋の田んぼの手入れに かかっています。
さあ 秋の作業も後半戦。まだまだ頑張るぞ。